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大谷翔平
malkalech.com
省コストとパフォーマンスの高みを目指す孤高のターミナルエミュレータ urxvt こと rxvt-unicode は xterm や gnome-terminal などと並ぶ代表的なターミナルエミュレータのひとつ。その特徴としてよく言われるのが軽快なことである。 ただ軽い小さいという事では後発の st (simple terminal) に軍配が上がる可能性も示唆されるが、 urxvt はなお高いパフォーマンスと必要機能の維持を両立しており、その成熟のスタビリティで多くの支持を集めている。 もっとも成熟ということでは xterm という大御所の存在を忘れてはならないのだけれど、その御大もついに持ち得ていないデーモンモードを urxvt は備えている。すなわちよくある複数ターミナルの運用において、サーバとクライアントターミナルを駆使してシステムリソースの消費量を抑えながら、起動時間も短くすると
パッケージマネージャ Pacman のコマンドライン Arch Linux のパッケージマネージャ Pacman は豊富な機能でパッケージ管理を楽に、便利にしてくれる。その恩恵にあずかるため起動オプションを組み合わせたりするのだけれど、高機能ゆえのそういうことが私にはちょっと複雑なことなんである。それと、 Pacman には pacman コマンド以外の便利なツールも存在する。 詳細は man page がいいけれど、私はちょっと気になったところをメモしていたから、それをかようにまとめていくことにした。 pacman の基本的コマンドライン パッケージの検索 pacman -Ss [REGEXP] pacman -Si PACKAGE 例として xterm というパッケージ名をキーワードとして、全リポジトリで検索してみる。 $ pacman -Ss xterm ... extra/libu
シンプルで軽い sxiv : Simple X Image Viewer 画像ビューアは沢山あるけれど、CLI(TUI)中心の利用で素早く扱えるものがないかと探していたところ sxiv を知るに至った。 GitHub – muennich/sxiv: Simple X Image Viewer sxiv とは sxiv は C で書かれた軽量な画像ビューアで、ひとことで評するならばシンプルだけれどやるべきことはうまくて素早い画像ビューア、ということだろう。 その名の意味するところは “Simple or Small or Suckless X Image Viewer” だという。 feh や qiv よりさらにシンプルでかつ gtk に依存せず、そしてタイル型ウィンドウマネージャなんかでうまく動くものを目指して作られた、とされる。 なにより画像を高速に表示することを目指しており、爆速であ
Ubuntu Unity のランチャーはちょっとかっこいいけど、OS起動直後はガリガリ鳴って待たされたり、ちょっとモタっとする。マウスを使わずキーボードだけでいこうとするとイラっとするときがあるものだから、なにかかわりの軽快なヤツはないかなぁと彷徨ってみたら、 Rofi というのをみつけた。 Rofi : A window switcher, run dialog and dmenu replacement Rofi は、シンプルなテキストメニューをそのつど絞り込みながら候補を選択するタイプのインターフェースで、 Unity Dash とか GNOME Do のような絞り込みができる。選択リストは稼働中のウィンドウやパスの通ったコマンドなどで、ウィンドウスイッチャーだけでなくアプリケーションランチャーの側面も併せ持つ。また、スクリプトモードを使うと独自にメニューを作成したりもできる。 そう
i3 インストール時に作成を了承していれば ~/.config/i3/config というプレーンテキストのファイルが作成されていることだろう。 カスタマイズはこのファイルを書き換えて行う。記述は独自言語のようだけれども、簡単なものなので特にプログラミングの経験を要するものではないだろう。 もしこのファイルがなければ、設定ウィザード i3-config-wizard を実行するといい。これは i3 インストール後の最初の起動で実行されるウィザードと同じものだ。使っているキーボードレイアウトにあわせた設定で ~/.config/i3/config を作成してくれる。なお、すでに ~/.config/i3/config がある場合は実行できない。 また /etc/i3/config にも設定ファイルがあり、こちらは Wizard による調整を含まない(特に $Mod 定義)もののようだが、それ
シンプルで多機能、カスタマイザブルな Linux TUI ファイルマネージャ マウスでやる GUI のファイルマネージャ(ファイル管理ソフト)はマウスだけでほとんどの事ができるし、片手だけでできてしまうのもいい。けれどオブジェクトにマウスカーソルを合わせて、という操作そのものは、軽快で素早いということとはベクトルが違うのではなかろうか。 それに対しコンソール版のファイルマネージャ(TUI ファイルマネージャ)は、マウスで使うものではないからこその操作体系に加えて、小サイズゆえの軽さと起動時間の早さとがあいまって、軽快である。 それらのひとつ、 ranger は vim ライクなキーバインディングのファイラーソフトだ。 私はこの ranger をよく使っているけれど、使い込むうちに豊富な機能の使い方は整理しておくのがいいと思ったから、以下の通りに ranger を使うことのメモにした。 ra
i3 は $mod+Enter で端末エミュレータが起動する。どんどん押すとどんどん増えていく。 ウィンドウを閉じるには Shift+$mod+q 。 ログアウトするには Shift+$mod+e 、「Yes, exit i3」をクリック。 メニュー (dmenu) の起動は $mod+d 。最上部に現れ、アプリの名前を入力するとインクリメンタルに検索してくれる。 Enter でそのアプリを起動。 i3 の再起動は Shift+$mod+r で行う。i3 が upgrade したり、設定ファイルを書き換えたときなどに。 キー 動作
GNOME や Xfce 、あるいはマックOSやウィンドウズみたいな GUI をオーバーラップウィンドウ方式という。ウィンドウの形が可変で、重ねられて、マウスポインタでつまんでどうこうするというおなじみのタイプ。 一方、それらをマジョリティとした対極にタイル型ウィンドウマネージャというのがあって、こっちの方が歴史は長くて昔の低性能CPUでも描画がラクだった。 このタイル型というのは、画面を格子で分割したその中に起動したアプリなんかを表示する。整然と並ぶものだから地味な印象だけれど、画面内のウィンドウは重なったりしないし、下に隠れるなんてこともなく、各々の主張をしっかりと受け止める。 マウスでつかんでずらしたりというのも許されないのだが、マウス操作を受け付けないというわけではなく、マウスを使うアプリではちゃんと使える。ただ、ウィンドウ操作のほとんどをキーボードでやるのが前提なのだ。 以前、私
key-translation-map あるいは bind-key* で解決 Ctrl+h ( C-h )でカーソルの前の文字を削除する、つまりバックスペースするというのは UNIX 系ではよくあるキーバインディングで、端末エミュレータなんかでよく使う。 右上の遠いところにある BackSpace まで指を持っていかなくっていい。するとキーボード操作が早くなって生産性は上がるはずだし、だったらそれはイライラが少しでも減る、ということでしょう。 それはなにより Emacs でもかように願いたい、となるのだけれど、どういうわけだか Emacs では C-h がヘルプ機能になっているものだから、設定で割り当て直す必要がある。 それでこれを設定するのに私はちょっとばかり紆余曲折したので、そのメモをまとめておく。 global-map Emacs を使い始めたとき、当然のように下のような記述をして、
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