囚人のジレンマの新しい戦略 | 大栗博司のブログ

会議のためにアムステルダムに来ています。昨日は早朝に到着して、市内のホテルにチェックイン。昨晩から雪が降っていたようです。一息ついてからアムステルダム大学にセミナーに行きました。 機内では、忙しくて読む暇がなかった論文を読みました。私の専門分野の論文のほかに、ひとつ読んだのがフリーマン・ダイソンさんとウィリアム・プレスさんのかかれた「囚人のジレンマ」の新しい戦略です。⇒ 米国科学アカデミー紀要 ダイソンさんは、１９４０年代の終わりに、ファインマンが開発したくりこみの方法が朝永やシュビンガーの方法と同じであることを示したことで有名です。今年で８９歳。プレスさんは、天体物理学者でしたが、最近は生物学の研究もなさってます。 囚人のジレンマはゲーム理論の典型的な模型で、協調したほうが全体に有利なのに、個人の利益を追求することで不利な状態が安定してしまうことを示す例になっています。 たとえば、何かの

[tomo31415926563]

まずフリーマン・ダイソンさんがまだ現役で科学者やっているのに感動。大栗さんの文章は非常に読みやすい。

[fukaoi]

囚人のジレンマを数行でわかりやすく説明してある。誰にでも分かりやすく説明するには、その物事(理論)を数倍理解しているからできるんだろうな。

[iww]

両方同じロジックを使ったらどうなるんだろうか

[nanakoso]

昆虫のボルバキアとかそのへんにつながるのかなあ＞常に勝てる戦略

[tak4hir0]

囚人のジレンマの新しい戦略 : 大栗博司のブログ 会議のためにアムステルダムに来ています。昨日は早朝に到着して、市内のホテルにチェックイン。昨晩から雪が降っていたようです。一息ついてからアムステルダム大学..

[t-tanaka]

戦略の存在が証明されただけで，実際に戦略が構成されたわけではないような。

[kamei_rio]

反復型において「自分の利益が、常に相手の利益の何倍かになるような戦略が存在」だとか

[dgwingtong]

で、新しい戦略とは？CMの後で？

[filinion]

「自分の利益が、常に相手の利益の何倍かになるような戦略が存在することを示しました。彼らの論文は、簡単な線形代数で理解できる」誰か解説してくれるのを待つ。

[inuda_one]

有限オートマタで繰り返し囚人のジレンマをプレーするというのは、目新しい話でもなんでもないので、すでに一般化された結論があるんじゃないかな / 後でちゃんと読む

[Nean]

え？