子供のころのオナニーが忘れられない

小学校のころの俺の放課後は、ほとんどオナニーのためにあった。 中年になった今の劣等感や支配欲で濁った性欲ではなく、まぶしいほど純粋な性欲に漲っていた。 わくわくするような好奇心に突き動かされて、俺は早熟の天才としてオナニーの深みを探求していた。 正しいオナニーなど知らない俺は、本能でそれを会得しようとしていた。さながら芋虫が誰に教わることもなく蛹になるように。 だから、そこに「到達」したのはまだ精通前だった。 俺の家には小さなマッサージ器があった。 オナニーの道具で想像するような激しい振動をするものではなく、何かのおまけでもらったようなちゃちな振動をするだけの白いプラスチック製のマッサージ器だ。 マッサージ器と出会う前は、床に擦りつけるだけのオナニー原始人だった俺は、このマッサージ器を手に入れたことで飛躍的な進歩を遂げた。 スイッチをオンにしたマッサージ器をチンコの付け根に押し当て、そのま

[allezvous]

あのモーツァルトですら成人後は幼少期の天才イメージに振り回された。ここは先人に習って尻方面を開拓すれば一皮剥けるのではないか。いや花開くかな

[kajika0]

"よくわからないが俺の前立腺的なものは耐えられるのか。" この一文がとてもいい。性的とかは関係なく、言葉遣いや諧謔が大人のそれで、豊かであると同時に、子供への戻れなさがここにも表れているから。

[HiiragiJP]

無駄に文才がある

[bokmal]

“重力をまだ知らない想像力が導く世界を、俺はもう忘れてしまった。 この世には存在しない何かを見て、触って、嗅いでいた。” 名文かよ

[qouroquis]

「結局買わずに家に帰った」店頭で当てたのかよw

[hammam]

ポエムで締めくくるのやめろ

[mouki0911]

“想像の世界へダイブする。”好き

[LethalDose]

“重力をまだ知らない想像力が導く世界を、俺はもう忘れてしまった。”ここの意味がよくわからないのだけど、この行を削除し忘れているとではない？

[sirikodama]

オナニー文学

[bbrinri]

oh...翼の折れたエンジェル

[hecaton55]

とても良い。増田らしさにあふれている

[mouseion]

石鹸でヌリヌリどぴゅどぴゅか。

[daydollarbotch]

懐古主義者「昔はよがった…」

[oimothi]

面白い