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ラートカウ『自然と権力』:いろいろ事例は豊富ながら、結局なんなのかというのが弱くて総花的。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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ラートカウ『自然と権力』:いろいろ事例は豊富ながら、結局なんなのかというのが弱くて総花的。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
自然と権力―― 環境の世界史 作者: ヨアヒム・ラートカウ,海老根剛,森田直子出版社/メーカー: みすず書房... 自然と権力―― 環境の世界史 作者: ヨアヒム・ラートカウ,海老根剛,森田直子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2012/07/10メディア: 単行本 クリック: 58回この商品を含むブログを見る 本書の基本的な主張というのは、別に環境問題というのは20世紀の工業化で初めて生じたもんじゃない、ということ。多くの人は、昔の人々は自然と調和した美しい生活を送っていて、それが工業化により大規模な自然破壊その他が生じた、と思っている。だから、江戸時代に戻れとかビクトリア時代に戻れとか経済成長が低かった時代に戻れとか三丁目の夕日とか、くだらない妄想にふけることがエコなんだ、と思っている。でも実際には、あらゆる時代のあらゆる文明は、自然と調和なんかしておらず、一時的な定常状態を維持できることはあっても、それは絶えず変わり続け、人はそのたびに環境破壊などに苦しみ続けてきた。 そして各種の環境に関わ