ウクライナメディアによる2023年の総括、自分達で作り出した罠に嵌った

Ukrainska Pravda紙は2023年の戦いを総括する記事の中で「自分達で作り出した罠に嵌った」「我々はロシア人を嘲笑し、軽蔑し、無能で馬鹿な集団として描かなければ敵に同調していると疑われた」と吐露し、社会全体がロシアを必要以上に蔑んだことが今年の結果を招いたと主張した。 参考：Год крови, пота и слез 1つ目の罠：膨らんだ期待2022年後半の勝利は国内において新たな勝利、色鮮やかで壮大な勝利への序曲として受け止められていたが、ロシア軍の占領状態が続くハルキウ州とヘルソン州を解放する戦略的好機は2023年初頭まで失われており、ウクライナ軍は新たな成功の保証がないまま反攻作戦を開始しなければならなかった。 さらにウクライナ政府が人々の期待を煽ったことも間違いないが、社会全体における異論への不寛容とレッテル貼りの傾向も同様に重要な役割を果たした。懐疑論者の多くは反攻

[mventura]

"世界第二位の軍隊を嘲笑すること" この辺りは中国を嘲笑する日本にも重なってしまう / 怒りは最も、しかしながら相手に与すると議論が封じられたことは。

[bookleader]

ウクライナ政府、国民がメタ認知できていればこんな状況にはなっていなかった。「人はおのれの正義のために盲目となる」 “Men are blind in their own cause.”

[flagburner]

「～ウクライナは社会全体が作り出した「無能で愚かなロシア人」という虚像によって「敵を見下す」というお決まりのパターンに嵌った可能性が高く、この傾向を西側メディア（管理人を含む）も助長したのだろう」

[h5dhn9k]

まぁ、あと、当然ウクライナ東部の方が親露的な地域なので……。東側が奪われると、それまでのウクライナ総体よりは反露的な主張が濃くなるわな……。

[damugan]

党派性に縛られるなって話なんだけど、日本でも「ロシア小馬鹿にするチーム」vs「ウクライナ情勢の"真実"に目覚めたチーム」の喧嘩みたいになっててどっちも拳を軟着陸させる気ないもんなあ（遠くから様子見チーム）

[yamatedolphin]

日本でいえば、鈴木宗男とか、ウクライナにちょっとでも疑問挟む人たちを小馬鹿にするヒト沢山いたんだけど、ほぼ同類と思ってるよ

[ChieOsanai]

自分で自分に仕掛けた罠ほど恐ろしいものは無い（レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』）

[BIFF]

「ロシア人は自らの過ちから学んだ」東部戦線見ててもそうは思えないが。西側からウクライナに弾薬が届くと、援護のないロシア兵は未だに砲弾の餌食になり続けてる。。

[deztecjp]

抜け出せない罠ではなく、「仕方ない」の範疇だと思う。大衆は、その無責任さ故に、自分の考えや認識について究極的には固執しない。とにかく民主主義を維持し続けたいところ。

[dowhile]

こういう分析ができるだけマシ

[uehaj]

重くて的確だけど、なんというか胸苦しい

[paravola]

憎しみが愛国心の指標になり、無能で馬鹿な集団として描かなければ敵への同調を疑われたため「哀れでろくでなし」の話が延々と与えられ、最終的に不愉快な発見が次々と降りかかることになった ＞id:entry:4747130372535549519