Google最新技術「BERT」と「東ロボ」との比較から見えてくるAIの課題 « ハーバー・ビジネス・オンライン

ここ数年のコンピューターを使った自然言語処理の進歩には目を見張るものがあります。 その原動力となっているのが、今のAIブームを支えているディープラーニングという機械学習の手法です。この手法を取り入れたGoogle翻訳が作る翻訳文は、正確かつとても自然で「そのまま使える」レベルに到達しています。ほんの数年前まで、翻訳ソフトはヘンテコな翻訳をするというのが当たり前だったことを思うと隔世の感があります。 そのGoogleのAIチームが先日発表した、ディープラーニングを使った自然言語処理の最新モデルがBERT[*1]です。多様なベンチマークで従来の記録を上回る結果を叩き出して、大きな注目を浴びています。 この結果に驚いた人が多いのでしょうか、最近BERTについてよく質問を受けます。BERTそのものについての質問に加えて多いのが、「ロボットは東大に入れるか」というプロジェクトにおいて研究・開発が進め

[yas-mal]

違いがわからん。＞「『意味を理解しない』という言葉は「意味とは何だ？」という哲学的な問題を指しているのではありません」「人間から見ると「素っ頓狂な間違い」をする”機械学習の特性を指しています」

[k-takahashi]

BERTや東大ロボの分かりやすく適切な解説。ただ、「機械にできない」の線がここ数年ものすごい勢いで前進しているので、線引きは多分多くの人の予想を超えている

[witchstyle]

(2018/11/23の記事) 機械学習の『帰納的（統計学的）アプローチ』とは何か？『意味を理解しない』とはどう言うことか

[Knoa]

その、意味を理解していないように見える高度に帰納的なスーパーAIは、実質的には高度にニューロンが結合しまくってて謎に満ちた人間の脳がやってることと、大差ないのではないか、とも。

[KimuraShinichi]

進化したAIが人類を超えた時の影響についての議論にも、エイリアンが攻めてきたらどうするのかについての議論にも、少なくとも娯楽としての意味はあるかな。そして生起確率はわずかだがゼロでないという共通点も。

[filinion]

こうしてAI技術が急激に進歩してるのに、「AIには昼休みに何をするか自分で決める能力がないから人間の方が優れている！」とか言ってる方が危険では。昼休みに何をするか決めるような仕事以外はAIがやる時代が来るぞ。

[JULY]

良文。特に最後のページは「シンギュラリティが...」と騒いでいる人に読んでほしい。算術計算能力なんか半世紀以上前に計算機に抜かれてる。

[wed7931]

《ガス漏れ検知器は人間よりガス漏れ判断の精度は高いですが、それを持って「ガス漏れ検知器は人間の判断力を上回った」と言わないのと同じです。》 なるほど、わかりやすい！

[takuver4]

あくまでもBERTは既存の技術の延長線上のものであって、AIに「知性」が生まれるレベルのブレイクスルーを起こしたわけではないのね。

[sky-y]

“一方、「昼休みに何するか？」という私たちが日頃簡単に行なっている活動は実は複雑です”

[oono_n]

帰納法アプローチと演繹法アプローチの違いが明記されていて好感。