自衛隊の危機03―憲法９条２項とアメリカ合衆国―

第１回で〈不適切な人物たち〉が自衛隊に浸透している実態、第２回でいわゆる〈ネトウヨ〉にさえ、すがらなければならないほど混迷した状況と、制服たちの心象を記した。 今回はそれを踏まえて、制服組の不満と焦りを、文官たちにぶつけたレポートを紹介する。 そして、そのような事態が起きてしまう根幹の問題について考えてみたい。 前回記事の末尾で触れたように、匿名取材班Project Armyは、取材で得た〈制服たちの声〉を、防衛研究所をはじめとする自衛隊の各種学校で教鞭をとる複数の文官、文官教官、防衛省内局の背広たちに届け、彼らの見解を集めた。以下、制服たちの声を太字で表記し、その声に対する文官たちの反応を掲示する。 ーー文官、文官教官や背広組は、靖国神社の遊就館や知覧特攻平和会館で、祖国を守るために殉じた先人を思い、涙をながす防大生や自衛官を見下している。 （文官A）： 「遊就館でも知覧でも、祖国に殉じ

[haruhiwai18]

"実際の運用の話になったら〈憲法９条２項〉で、すべての議論も行動も封殺される。"　→この手の連中と取材班が真面目に憲法学(長谷部とか)を読んでいるのか気になる(いやまあ、スルーしないとこの企画成立しないわな)

[bt-shouichi]

9条2項の枠組みが残ってるせいで制服がいじけてひねくれる。そこに「不適切な論客を媒介とした誤れる軍人精神」が注入される隙が生まれると。／要は保守の浸食を奇貨とした改憲論ですな。あーアホらし

[Arturo_Ui]

何度か書いているが、日本では「憲法が先、自衛隊が後」である以上、自衛隊の役割は憲法の枠内に留めるしかない。理念と現実が乖離しているなら、いったん解散することまで視野に入れて仕切り直すしかないだろう。

[Gl17]

「窮迫の事態が発生した場合、自衛隊は一般の軍隊として運用される」っても、個別自衛権であれば憲法と全く齟齬は生じないはずで、一体どんな事態を想定しているのか現実感がない。言葉遊びで自己欺瞞していないか？

[archivist_kyoto]

ページの構成がわかりにくいけど、内容は興味深い

[IkaMaru]

そりゃ文官や官僚は怒るわ。プロフェッショナルとしての規律どころかこんな駄々っ子みたいな声をぶつけられたら

[futab]

これ、かつてないほどぶっちゃけた内容が出ていると思うんだが。大手メディアの後追いは出ないのだろうか。

[urashimasan]

”自衛隊員の中には、戦前からの流れをくむ純正右翼団体に出入りしている者、特殊作戦群の初代群長だった荒谷卓さん（現明治神宮・至誠館館長）と交際している者、チェチェン・ゲリラだった経歴をもつ在日チェチェン

[animist]

孫崎享

[h5dhn9k]

"憲法が先、自衛隊が後"ではなく。GHQによる日本国憲法の承認→GHQによる警察予備隊創設→サンフランシスコ平和条約による主権の回復 でしょ…。自衛隊を解体したって良いが()…。[結果]は国民が負うんだぞ？()…

[xyn9]

(VICE) b:id:entry:362370150 b:id:entry:362731291 <https://twitter.com/xyn9/status/997779258670903296 >

[shaphere939]

”以下、制服たちの声を太字で表記し、その声に対する文官たちの反応を掲示する。”場外乱闘やめろ

[ohchidani]

このシリーズは毎回読み応えがあるね。制服組の不満は結局、政治が自衛隊と真剣に対峙してこなかった為に生まれた歪みに由来する。だからこそ、その場しのぎの誤魔化しである安倍私案の改憲は許してはいけない。