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人が生きた本棚|にゃるら
明日、観に行きたい展示会があるので一旦移動だけするため埼玉へ。お金がなかった頃は友達と所沢に住ん... 明日、観に行きたい展示会があるので一旦移動だけするため埼玉へ。お金がなかった頃は友達と所沢に住んで家賃4.5万を二人で住んでいました。奇遇にも、その時の友達の長い時間を経て再び所沢付近にてビジネスホテルを取る。 泊まれればなんでもいいと適当に選んだものの、ビジホのわりにロビーに妙な人の暖かみがあって「ご自由に部屋へお待ちください」本棚が存在する。それがまた定番の漫画や小説を揃えてくれた感じでなく、誰かのお古感マシマシで予想外の漫画が飛び飛びで置いてあり絶妙な味となっている。具体的には……。 『咲』の20巻だけが置いてあったりする。 従業員の私物や、客の忘れ物なのでしょうか。ホテルの本棚に咲が一冊だけ刺さっている魅力に逆らえず、ついつい部屋へ持ってきてしまった。お姉ちゃん大活躍の先鋒戦だ。 そんなことあってたまるかよ、なカラーページ。カラーでの見せ場を用意してくれるため、前の回からごく自然に