「寛容」という言葉 - ohnosakiko’s blog

日本人が失ったのは「寛容」ではなく「身内」では？ - シロクマの屑籠（汎適所属） 「昔の日本人が寛容だった」というのはあくまで「身内」に対してであり、かつてのような地域社会の密接な人間関係が崩壊した結果、「身内」と呼べるような相手がいなくなったのと同時に、「寛容」に振る舞う契機も失われた（ネットの村コミュニティがそれを代替している）‥‥‥という主旨なんですが。 別にこのエントリ（が言わんとするところ）への反論ではないのだけど、「寛容」という言葉の使い方が気になった。 SNSなどネットのコミュニティに参加する人の多くが求めているのは、「触れ合い」じゃないかな。その副産物としてあるのは、「寛容」と言うよりむしろ「（被）承認」じゃないかな。 そもそも異質な者を排除した「身内」に対する「甘さ」を、果たして「寛容」と呼べるのか？という疑問がある。 「寛容」という言葉は、英語のtolerationを訳

[ohnosakiko]

↓たかが「寛容」の意味調べる程度のことで「大学教員」(笑)に何を求めてるんだか（非常勤は大学教員とは呼ばれませんし自称もできません／塩野七生のベストセラー『ローマ人の物語』では＞id:reds_akaki

[norton3rd]

鍛冶屋の俺はtolerance＝公差というのがすぐ頭に浮かぶのであった。あとintolerance=不寛容という初期映画の大作とか

[T-3don]

寛容考。個人的には虎屋の黒糖効いてるのが好き。

[taraxacum_off]

むかしわたしが、「私闘」ということばの使いかたで、紛糾させられたときを思い出した

[SeiSaguru]

寛容って言葉の定義もちゃんと考えなきゃいかんようって話。

[sarabanda]

「SNSなどネットのコミュニティに参加する人の多くが求めているのは、『触れ合い』じゃないかな。その副産物としてあるのは、『寛容』と言うよりむしろ『（被）承認』じゃないかな。」

[reds_akaki]

安彦良和はデギンに「つくってやれ、逃げ道を。寛容になれるのは勝者の特権だ。」と云わせていますが出典は＞id:ohnosakiko様

[wankowanwan]

ローマの寛容かあ・・カルタゴはローマにさからってボコボコに。

[tororo-imo]

古代ローマの「寛容」を無視して、近代キリスト教の「寛容」で語る。いくらなんでもこれは勉強不足にもほどがあるだろう。「ガリア戦記」くらい読め。 / えっ「寛容」の意味が時代や場所によって異なる事も知らんのか

[REV]

身内の同心円について。

[Midas]

言葉が乱れてるのは我々が既に『身内とは？』を認識できなくなってるから。外部がなければ内部も規定不能。グローバリズムは世界を1つにし外部をなくし例外存在を『寛容』でなく排除する。贔屓と寛容の混同こそ排除

[mahal]

「正義」のバンドワゴンに乗っかることの快感に歯止めが掛かりづらいってのが、現代的なtoleranceの欠如の本質、かも。正義に基づくことでしか正統性を主張出来ない、という場のルール的な問題、とも？

[p_shirokuma]

寛容という概念について。この国において寛容と誤解されるものは、甘え・身内贔屓か、逆に慇懃無礼な隔離作業による切り離しだと思ってます。／togetterの流れを意識しすぎて用語的に散らかってしまいました