追悼・石原慎太郎「政治家ですか？ 小説家ですか？」と問うと「小説家に決まってるだろっ」と気色ばんだ（書評家・豊崎由美） - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

いくつもの傑作に出会うことができた 2022年2月1日、石原慎太郎が亡くなりました。享年89歳。 メディアでは追悼の意味が強いからか、慎太郎がなした功罪の「功」を中心にした報道ばかりが目につきますが、SNSではかなり事情を異にしていました。もともと毀誉褒貶はなはだしい人物ではあったのですが、ツイッターにおけるわたしのタイムライン上には容赦ないまでに「毀」と「貶」が並んでいたんです。 わたし自身、大森望さんと続けてきた『文学賞メッタ斬り！』シリーズでは、長らく選考委員を務めた氏の選評での悪文を「てにをはヌーヴォーロマン」と揶揄し、その狭量な小説観をバカにし、東京都知事時代には傍若無人な差別発言や社会的弱者に寄り添わない政治家としての姿勢を激しく糾弾してきたものです。が、しかし、石原慎太郎は小説家でもあったんです。 2013年9月、栗原裕一郎さんとの共著『石原慎太郎を読んでみた』を原書房から刊

[haha64]

『嫌悪の狙撃者』は確かに良作／石原のようなマチスモの駄目さは単に弱者を否定する所ではなく、自分が責任を問われると老いや病気を口実に弱者ムーブで自分を守る所にある。https://www.j-cast.com/2017/03/21293623.html?p=all

[nisemono_san]

単純に石原慎太郎が「加害者側に憑依する側の作家」であったという点は興味深いなとは思う（少なくともこの並びだと「深遠な共感を、社会的弱者にも覚えることができていたなら」という一文はなんか余計感はある）

[Midas]

戦後日本人(特に戦争に参加しなかった世代)は間違いなく『被害者(貧乏くじ』だったわけでいわゆる戦争責任(加害者意識)なんてあるはずない。「冷酷」は完全に誤り。この世代の『加害者への憧れ』を見逃してはならない

[by-king]

作家として身を立ててその後その知名度を持って政界へ転じた人なのだからそりゃ作家としての意識のが強いだろう。…と感じたが例えば扇千景氏に女優か政治家かと聞いたらどう答えるかなとは思った。

[gcyn]

拝読。

[bokmal]

“石原慎太郎は小説家・石原慎太郎として死にたかったのでしょう。 心からご冥福をお祈り申し上げます。” ウェブ媒体に溢れる取って付けた感丸出しの決まり文句とは違う、実感のある言葉だと思った。

[fortrand]

理念や思想には共感しないが、「本業があっても創作を続ける」という点は見習えるかもしれない。

[anigoka]

ヒトラーには画家やらせて慎太郎にはそのまま小説書かせてりゃこの世はもうちょいマシだったろうに…

[oshishosan]

ぱんだ🐼と空目して二度見

[pribetch]

裕次郎の兄に決まってるだろ

[LethalDose]

“石原慎太郎は小説家・石原慎太郎として死にたかったのでしょう。”自意識的にはそうできたのかな。過去の佳作に触れてくれる人がいてよかったね、とおもう。

[mitimasu]

"近代文学の広まりと暴力・殺人の減少数が比例する" https://togetter.com/li/1840990 という話がある一方で、当の小説家は冷酷漢だったりDV野郎だったりする人がいたりして、文学の力も万能じゃないなというか。

[norinorisan42]

タイトルの時点で石原慎太郎っぽいなと/タイプとしては古いおじさんで身近な人は大変そうだと思うし、ネットで政治を語るタイプ（直接本人と関わらない人たち）からすると党派性によって敵味方ハッキリしてそう