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パリ五輪
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猫の社会的知性 これまでペットの研究といえばほとんどが犬に関するもので、猫の研究は非常に遅れていました。 猫はもともと野生の近縁種の子孫ということで、犬に比べると社会性や適応力が低いというレッテルを貼られてきましたが、最近では猫の社会的スキルが犬に匹敵することが次々と示されています。 研究者たちは長い間、猫は犬のようには飼い主と絆を結べない、人間の考えを共有することもできないと考えていました。しかし2017年以降、オレゴン州立大学の猫専門の動物行動科学博士クリスティン・ヴィターレによる画期的な報告が多くの主要メディアに紹介されました。 『ニューヨーク・タイムズ』紙は〝猫は人間が好きらしい!〞、『ワシントン・ポスト』紙は〝衝撃! エサやおもちゃより人間が好きな猫もいる〞、『ナショナルジオグラフィック』誌は〝あなたの猫はエサよりあなたを選ぶ?〞と書き立てました。 ヴィターレ博士自身も猫を4匹飼
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2024年3月31日をもって根室本線富良野―新得間81.7kmが廃止された。根室本線はこの廃止により、滝川―富良野間54.6kmと新得―根室間307.5kmに分断され、北海道上川地方と十勝地方を結ぶ鉄道ネットワークが分断された。廃止区間のうち東鹿越―新得間については2016年の台風災害以降不通となりバス代行輸送が続いていたが、ついに復旧されることなく廃止となった。 北海道では「攻めの廃線」によるJR石勝線夕張支線新夕張―夕張間の廃止を含めて鈴木直道知事就任以降、4線区297.1kmが廃止となり、鉄道ネットワークの縮小、分断が進んでいる。 最終日の富良野―新得間 根室本線富良野―新得間の最終列車となったのは、東鹿越20時20分発滝川行の普通列車。キハ40形気動車4両編成には多くの立ち席客が出るほどの状況で、21時2分に富良野駅に到着。117年の歴史に幕を閉じることとなった。 お別れセレモニー
「エスカレーターでは歩かず立ち止まってください」――。 全国の鉄道事業者、空港・商業施設、一部の自治体などが、エスカレーターは歩かずに立ち止まることを利用者に呼びかけるキャンペーンを7月22日から8月31日まで実施している。 国内では多くの公共施設にあるエスカレーターでは、利用者は片側に立ち、もう一方の側が空いているという「片側空け」が定着している。空いた側では歩いたり、駆け上がったりする人が多い。主要駅における朝夕のラッシュ時は、エスカレーターの片側だけに乗るために並ぶ人の長い行列がホーム中央付近まで延びて、もう片側は空いているという不思議な光景が常態化している。 「歩かせない」鉄道会社やメーカーが対策 エスカレーター、エレベーターなど昇降機事業分野の業界団体である日本エレベーター協会によると、エスカレーター上の歩行はバランスを崩したりつまずいたりして、転倒するおそれがあるという。日立製
電気炊飯器は数千円から15万円以上まで、価格帯が幅広い。ご飯の代わりにパンやパスタを食べる人もいるだろうが、それでも「ご飯を美味しく食べたい」という日本人は多く、10万円以上の高級炊飯器も売れ続けている。 そこで、安い炊飯器と高い炊飯器に価格差ほどの味の違いがあるのか、食べ比べをしてみた。今回試したのは、アイリスオーヤマのマイコン式RC-MDA50(8980円)と、象印マホービンの圧力IH式 炎舞炊きNW-FC型(15万9500円)である。価格差はなんと17倍以上だ。同じ5.5合炊きでもこれだけの差がある理由を探った。 マイコンタイプは安く、IHは高い 炊飯器には主にマイコン式とIH式の2種類がある。今回ご紹介するアイリスオーヤマのRC-MDA50(以下、アイリスオーヤマ)はマイコン式であり、象印マホービンのNW-FC型(以下、象印はIH式である。 マイコン式炊飯器は、底部にあるヒーターで
連日、日本人選手の活躍で盛り上がるパリ五輪で、選手や審判などに対する誹謗中傷が深刻な問題になっています。 最も反響を集めているのが、7月28日の柔道女子52キロ級で2回戦敗退した阿部詩選手に対する厳しい声。敗戦後、人目をはばからず号泣したことに「恥ずかしい」「見苦しい」などと批判の声があがったほか、「3年間何をしていた」「タレント気取り」などの心ない声も散見されました。 同じ柔道では、同27日の男子60キロ級準々決勝で不可解な敗戦を喫した永山竜樹選手の対戦相手・フランシスコ・ガリゴス(スペイン)選手に誹謗中傷が続出。 故意かどうかはわからないものの、審判から「待て」が出たあとも絞め技を続けて永山選手が失神したことに、「汚いやり方で取った最も恥ずかしいメダル」「人間性を疑う」「柔道をやめろ」などの厳しい声が浴びせられました。 さらにバスケットボール男子の日本対フランス戦では、残り10秒で日本
円安下のインバウンド需要を追い風に絶好調のユニクロが、利益の4分の1を稼ぐ中国市場で不振に陥っている。日本ではバブル崩壊後に価格破壊を起こし、デフレ消費の勝ち組として成長したが、当時の日本と同じような不況にある中国では逆に消費者離れを招いている。 ユニクロやジーユーを運営するファーストリテイリングは7月11日、2024年8月期第3四半期決算(国際会計基準)を発表、通期予想を上方修正した。売上収益は前年比11%増の3兆700億円、純利益は3650億円と過去最高を見込む。 前年は過去最高だったものの… 国内ユニクロ事業はインバウンド需要の強い追い風を受け大きく伸びた。値引きを減らしたことが奏功し、粗利益率も向上している。海外ユニクロ事業も直近の2024年3~5月は北米、欧州、東南アジアが大幅な増収増益だった。 一方、ファーストリテイリングの稼ぎ頭だった中国のユニクロ事業は3~5月、大幅な減収減
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