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公益財団法人 大倉文化財団 大倉集古館と大成建設が、「特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ 〜絵画をめぐって〜」を開催する。会期は6月25日から8月12日まで。 ル・コルビュジエは、フランスを拠点に活動した建築家。日本の国立西洋美術館をはじめ、7ヶ国にある17資産がユネスコの世界文化遺産に登録されており、20世紀を代表する建築家として評価されているほか、数多くの美術作品を残したアーティストとしても知られている。 同展では、大成建設のル・コルビュジエ・コレクションの中から油彩や素描、パピエ・コレ、版画、タピスリー、彫刻などを展示。1917年頃に画家のアメデ・オザンファンとともに提唱した「ピュリスム」の作品や、1920年代末以降に描かれた「女性」をテーマにした作品、第2次世界大戦中に制作された象徴的なモチーフをメインとした作品、グラフィック的な表
日本のファッション雑誌の人気が世界的に高まっていることをご存知でしょうか?日本のファッション雑誌は世界でも類を見ないほどバラエティに富んでいる上に、雑誌ごとにスタイルが確立され、情報量もたっぷり。特に、1970年代から1990年代にかけてのファッション誌のクリエイティビティは特に注目を集めており、近年、神保町をはじめとした古本屋さんは、インバウンド客で大賑わいなんです。今回は、普段からファッション雑誌を収集する筆者が足繁く通うオススメの古本屋を厳選。本当は教えたくない穴場も含め、13店舗をエリア別に紹介します。(文・山田耕史)
五反田TOCビルには、「ユニクロ(UNIQLO)」やABC-MARTが入居していたほかアッシュ・ペー・フランスが主催する日本最大級のファッションとデザインの合同展示会「ルームス(rooms)」の会場としても使用。建て替えに伴う解体工事のため、今年3月に閉館した。 これまでに3回、新TOCビル計画を公表し建て替えの準備を進めてきたが、昨今の建築費高騰やビル賃貸市況に鑑みて、より高収益化を目指すため計画を見直し。計画変更に伴い一定の期間を要することが見込まれることから、改めてビル賃貸及び催事事業を再開するに至ったという。再開時期は2024年9月頃を予定している。 今後は、設計プランの変更に加え行政協議を行う予定となっており、投資効率の向上を図るため新TOCビル計画に分譲レジデンシャル事業などを加えることも検討するという。新たな着工時期については2033年頃を想定している。
セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」や「ユナイテッド トウキョウ(UNITED TOKYO)」などを展開するTOKYO BASEが、2024年4月入社の新卒採用初任給を学歴や年次に関わらず一律40万円へ引き上げることを発表した。改訂前の初任給は30万円で、10万円の増額となる。また、3月15日支給分から全従業員を対象としたベースアップも実施。これにより、全正社員の月額支給額は、国内のファッション業界の最高水準の40万円以上が約束される。 同社は「日本一のファッション企業」になるという目標を掲げており、「日本一の会社になるには給与も日本一を目指す必要がある」という考えから改定を決断。これまで、東京や名古屋、大阪の中価格帯以上の商業施設に出店を絞り、売上のみを目的とした低価格帯事業の撤廃、営業力の強化などにより生産性の向上を進めてきたことから、業界最高水準の給与を賄えるように
「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」が、新プロジェクト「TYPE-X Inkjet 4D Print project」を発表した。 同プロジェクトは、3月3日と4日の2日間にわたってパリ・3区にあるギャラリー会場で開催されたインスタレーション展示「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE : So the Journey Continues TYPE-VIII Kenta Umemoto project」で発表された。 「TYPE-X Inkjet 4D Print」は、鳴海紘也を含めた東京大学大学院の研究グループとNature Architectsの須藤海、エレファン テックの杉本雅明などが開発した、シートを加熱するだけで自動変形する折り紙を実現できる世界初の技術。熱収縮シートは、70度以上のお湯に入れるとあらかじ
ワークマンが、6月にブランド初となるランドセル「ESスチューデントデイパック」を発売し、ランドセル市場に参入する。ワークウェアを中心に展開してきた同社がランドセルを手掛けた背景とは?カバン全般の製作を担当する製品開発第3部の林邦彦マネージャーに話を聞いた。 同社はランドセルに先駆けて、中高生の通学を想定した「フォーミュラスクエアバッグ」(税込7800円)を開発し、2023年秋に発売。開発段階からランドセルの展開を視野に入れていたといい、顧客から多数の問い合わせが寄せられるなど注目が集まったことが後押しとなり、製品化を実現させた。発案者は、小学生の親でもある林マネージャー。「ラン活という言葉が生まれるほど、ランドセルの購入は小学校入学を控える家庭にとって一大イベントとなっている。ワークマンにとっても参入の余地は十分にあると思った」(同氏)。 ワークマンのランドセルは、林マネージャー自身の子育
真に個性的なファッションとは、本来、自分自身にベクトルが向いたものではないだろうか。しかし近年は、流行、憧憬、価値などのように、記号的で「他者にベクトルが向いたファッション」=「プラスチック・ファッション」が一般化しつつある。そんな中、「自分の生活しやすい服」「趣味を通じた服」を好む傾向が強く、パーソナリティやライフスタイルと地続きである老人(おじいちゃん)のセルフスタイリングにこそ、本来の“ファッション”は見出せるのではないか。被写体へ実際にインタビューを行うことで、おじいちゃんファッションの背景、ひいては本当のファッションを探求する連載「ノット・プラスチック・ファッション」。第一回は「宮崎駿みたいな人」。 プラスチック・ファッション(Plastic Fashion):写真家のYUTARO SAITOが昨今のモードを表した造語。SNSの発達とメディア構造の変化により、洋服の物質的な消費よ
■生成AIのチャットGPT(ChatGPT)を開発するオープンAI(OpenAI)は15日、テキスト指示で動画を作り出す動画生成AI「ソラ(Sora)」を発表した。 テキスト指示のプロンプトから動画を生成するだけでなく、写真などの静止画から動画を作成したり、動画のスタイルを変更できる。 動画生成AIの進化により、映画やテレビ、コマーシャル、SNS等での応用が可能となる他、ARに替わってファッション等の販売ツールとしての利用拡大も期待される。 日本語の「空」にちなんで名付けた動画生成AIは開発段階とされ一部の専門家やクリエイターのみ利用を許可されており、一般公開はされていない。 しかしソラが生成した最長1分間にもなるデモ映像は、AIによるものとは思えないほど進化したクォリティとなっている。 例えば雪の中ではしゃぐゴールデン・リトリバーの子犬の映像では、口先や頭などの毛にこびりつく雪が繊細で本
荒木飛呂彦の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」を原作とした世界初のミュージカル作品『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』の上演が、東京・帝国劇場でスタートした。躍動感のあるポージングや「メメタァ(カエルを殴った音)」「ズキュウウウン(ファーストキスを奪った音)」などの一見荒唐無稽ながら臨場感のある擬音、西洋美術から着想を得た鮮やかな色彩など、唯一無二とも言える独特な世界観で国内外問わず多くのファンを獲得している。 注目が集まる“ジョジョ”初の舞台で衣裳を担当したのは、ファッションブランド「ヨシオクボ(yoshiokubo)」を手掛けるデザイナー 久保嘉男。オーダーメイドのオートクチュールでキャラクターそれぞれに合わせた衣裳を制作した久保だが、衣裳担当が決まって初めて原作、アニメを履修したという。ファションデザイナーからも支持を集めるジョジョのミュージカル衣裳制作に原作ほぼ未読のデザイナ
アシックスが、2月9日開催の2023年12月期決算説明会で、人的資本資本投資を強化する方針を明らかにした。同期の好成績を受け、臨時一時金としてグローバルの全従業員に約10万円を支給するほか、2024年以降に入社する新卒の初任給を大幅に引き上げることを発表。4年制大学の卒業者(学士)の給与は、従来の22万2000円から27万5000円に引き上げ、修士課程の修了者の給与は23万5000円から29万円に、博士課程の修了者には、これまで給与規程を設けていなかったが、今後は一律で32万円を支給する予定だという。昇給率は約23%。 同社は、2023年12月期の売上高、営業利益、当期純利益のいずれも過去最高を計上。売上高は前年比17.7%増の5704億円、純利益は前年比77.4%増の352億円となり、営業利益は、同社が中期経営計画2023として策定していた250億円を大幅に上回る542億円(前年比59.
「マルイ系」はどこからやってきたのか 「マルイ系」人気の源流は、2010年代に巻き起こったデザイナーズアーカイヴブームである。カニエ・ウェスト改めYeら人気ヒップホップミュージシャンが着用したことをきっかけに、デザイナーズブランドのアーカイヴアイテムが注目を集め、価格が高騰した。それまではデザイナーズブランドのアイテムは年を経る事に価格が落ちることがほとんどだったが、リーバイス501XXに代表されるヴィンテージ古着のように、年を経ても価格が落ちない、それどころかさらに価値を増すこともある、という価値観がデザイナーズブランドのアイテムにも生まれたのである。 デザイナーズアーカイヴブーム発生当初は、ラフ・シモンズやヘルムート・ラング、マルタン・マルジェラなどの、カリスマ的な人気を誇る欧米のデザイナーによる1990年代から2000年代のアイテムが人気を集めていた。また、「コム デ ギャルソン(C
ガキ使「ハガキトーク」の衝撃ーどうして「街裏ぴんく」という芸名なんですか? 元々は、高2の時のクラスメイトと大学時代に「裏ブラウン」というコンビ名でコンビを組んでいました。当時は変に尖っていて、表舞台の“しょうもない”お笑いに怒っていたので、「俺たちは裏行ってやるぞ」というのと、当時相方の勧めでクラブでよくR&Bを歌っていて、じゃがいもみたいな見た目でジェームス・ブラウン(James Brown)を歌っていたから「じゃがブラウン」と呼ばれていたのが由来です。解散して、元相方は今ラッパーをやっています。 ーピンになって街裏ぴんくと名乗るようになったんですね。 まず色を変えようと思って。この見た目でキレ芸もやっていたので、当時お客さんから怖がられていまして。自分の見た目のいかつさとのギャップを生みたかったので、自分とは1番遠いいかつくない色の「ピンク」にしようと思ったんですが、「裏ぴんく」って
お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが、ミシン歴約1年ながらも、シャツやスカート、パンツを作るなど本格っぷりを見せている。話を聞こうと伺った自宅には、職業用ミシン、ロックミシン、トルソー、アイロンが完備されており、さながら服飾学生の部屋のようだった。「きっかけは40歳をすぎてからの趣味探しだった」というコカドの、本気だけど商売にはしないピュアで楽しいミシンの話。
ユニクロが、中国発の総合ネット通販サービス「シーイン(SHEIN)」を運営するRoadget Business社、Fashion Choice社およびシーインジャパンの3社を2023年12月28日付で提訴した。ユニクロの人気商品である「ラウンドミニショルダーバッグ」の形態を模倣した商品を販売する行為など、不正競争防止法違反を理由とし、東京地方裁判所に模倣商品の販売の停止と販売により同社が被った損害の賠償を求める訴訟等の申立てを行ったという。 ユニクロを運営するファーストリテイリングは、昨年から「ラウンドミニショルダーバッグ」の模倣品や類似品がインターネット上の通信販売サイトなどで流通していることに対してコーポレートサイト上で注意を呼びかけており、模倣品を製造販売している会社に対する法的措置の検討を発表していた。 ユニクロは、今回の申立てに対して「シーインが販売する模倣商品の形態が当社商品の
「ミッドサマー」「ヘレディタリー/継承」のたった2作で“鬼才”の名を欲しいままにしたアリ・アスター監督。日本にも根強いファンがいるアリ・アスター監督作品の特徴といえば、伝承や儀式、宗教からインスピレーションを得たストーリーや、幾何学的で奥行きのない浅い空間演出によって生み出されるなんとも言えない不気味さや緊張感、不穏さが挙げられる。 独自の世界観で世界中が注目するアリ・アスター監督が、2月16日から全国上映される最新作「ボーはおそれている」の公開に先立ち3年ぶりに来日。今回、FASHIONSNAPでは「写真を撮るのが好き」と話す彼のクリエイティビティの深淵を覗くべく、日本滞在中に写真と日記を綴ることを依頼した。新作について「僕の内臓を泳ぎ回るかのような体験を楽しんでほしい」という(いつも通り)強烈なコメントを残した彼の目に映る、冬の日本とその覚書。アリ・アスター監督の頭の中を覗いたら、新作
今年も残すところあと少し。大晦日恒例の「NHK紅白歌合戦」がいよいよ開幕しました。FASHIONSNAP編集部では今年もサイトやX(ツイッター)上で出場アーティストや司会者、ゲストの衣装情報をリアルタイムでお届け。気になる衣装はこちらのページでチェック!【随時更新】
山口一郎(以下、山口):どれにしようか、すごく悩みました。 FASHIONSNAP.COM(以下、F):今年のベストバイ、なかなか絞れなかったですか(笑)。 山口:そうなんです。本当に良くて紹介したいものばかりで。 F:それは気になります。まずは毎年恒例で山口さんの定番品についてお聞きしたいのですが、今年の定番と呼べるものはありましたか? 山口:いくつかあって、まずは「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」のコートかな。本当によく着ているので、冬の定番コートになりました。 F:毎年ベストバイ入りしているマルジェラが1点目に来ましたね。リサイクルナイロン製のオーバーサイズパデッドコート。決め手は何でしょう。 山口:僕は去年の夏に体調を崩して、療養しながら活動しているのですが、薬の副作用もあって体重が増えたんですよ。それで大き目のアウターを探していて、「ジュンヤ ワタナベ(JU
FASHIONSNAP.COM(以下、F):今年のベストバイ、最初のアイテムは「モンベル(mont-bell)」のプラズマ1000 ダウンジャケットですね。 光山玲央奈(以下、光山):1000フィルパワー(※ダウンが持つ「かさ高さ」を数値に表したもので、数値が高いほど高品質とされる)を詰め込んで130グラムに仕上げているので、ものすごく軽いです。何かあったときのためにいつもバッグに入れるようにしているんですけど、たまにちゃんと入っているかを確認してしまうくらい。 F:ここまで軽いと、持っていても実感がないですからね。iPhone 15 Proが187グラムなので、その3分の2くらいの重量です。暖かさはどうですか? 光山:さすがに1000フィルパワーなのですごく暖かいです。着た瞬間に暖かさを感じるというか。この感覚は初めてでした。 F:確かに。特にTシャツと合わせて着たときなどは、暖かさがす
F:どういうアイテムと合わせていましたか? 小笠原:短パンとチノパンがメインで、何年か前にこの企画で出した「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)」のリネンデニムとも合わせていました。そう言えば、ベストバイに出た後にCOMME des GARÇONS 青山店に「あのデニムありますか」ってお客さんが何人か来たらしいです。 F:売上に貢献し、渡辺淳弥さんも喜んでくれていそうですね(笑)。 小笠原:どうなんですかね(笑)。このTシャツたちはインパクトはあるけど、合わせやすいんですよ。ただこれを着て娘と夏祭りに行ったら、娘のお友達に「アンちゃんのパパのTシャツ怖い...」と言われてしまいましたが(笑)。 F:小学生には刺激が強いかもしれませんね(笑)。グラフィックTシャツは、毎シーズン買われているんですか? 小笠原:そうですね。仕事柄、ヨーロッパへの出張が多いので、その際
インターネット上のURLを持ち運べるミュージックキーホルダー「The Music」が、高校生などの若年層から人気を集めている。The Musicは、レコードやカセット、MDプレイヤーを模したキーホルダーに、自分のお気に入りの曲やプレイリストを登録することで、スマートフォンをキーホルダーにかざすだけで楽曲再生ができる。今年の1月の発売時は2日間で700万円、約5000個を売り上げた。一時、注文が殺到し公式オンラインストアのシステムダウンを起こしたことなどから、その人気ぶりが伺える。同アイテムの企画生産を担っている合同会社シドモド(SHIDOMODO)の共同代表の蛭田俊輔氏は「発売当初、売り上げが立つまでに1年くらいかかると思っていたが、想定をはるかに上回る初速になった」と振り返る。 The Musicを販売している合同会社シドモドは、幼馴染同士であった山本歩氏と蛭田氏が大学卒業後の2023年
アイドルのような可愛らしい雰囲気からは想像がつかないリアリスティックなトークテーマ、雑談しながら入場して喋りながらマイクの高さを調整したあと「あ!もう始まってる!」と本題に入っていくキャッチーな芸風で、SNSで話題をさらった小学生女子2人組のお笑いコンビ「ラブリースマイリーベイビー」。 前年から1279組増、史上最多の8540組がエントリーした「M-1グランプリ 2023」では惜しくも2回戦敗退となったが、今年から設定された、小学生以下のメンバーのみで構成された組の中で特に印象的だった参加者に贈られる「ナイスキッズ賞」の中でも大賞にあたる「ベストキッズ賞」を受賞した。そんな今注目のラブリースマイリーベイビーはなぜ結成されたのか、ダンススクールで出会った友人同士、11歳のほののと12歳のあいりを紐解く20の質問。
FASHIONSNAP(以下、F):まずはネックレスです。今回のベストバイの6点中5点はアンティークアクセサリーですが、10月のインタビューでも、最近はアクセサリーにハマっているとおっしゃっていましたね。 片岡鶴太郎(以下、片岡):そうですね。アンティーク感があって面白いデザインのものは気になってしまいます。これもそう。スカンジナビアのアンティークアクセサリーなんです。 F:購入場所は? 片岡:よく行くアンティークのお店です。アクセサリーは全部同じお店で買っていて、そこの社長が良い雰囲気のものを見つけてきてくれるんです。 F:息子さんがおすすめしてくれたというお店ですね。これのモチーフは何ですか? 片岡:なんでしょうか。船を正面から見た形なのか、碇なのか…。スカンジナビアのものなので、海にまつわるものに見えますが、モチーフはわかりません。そのミステリアスな感じが気に入っていますね。 F:ど
マヒトゥ・ザ・ピーポー(以下、マヒト):今年、フジロックのグリーンステージに立つにあたってジョニオさんが作ってくれました。 FASHIONSNAP(以下、F):2019年、2021年とフジロックに出演した際も、ジョニオさんが衣装を製作されていましたよね。 マヒト:2019年の時は、俺がテンションブチ上がりすぎて、せっかく作ってもらったのに開始10秒で脱ぎ捨てちゃって。流石にジョニオさんも驚いていた(笑)。 F:何かデザインについて、マヒトさんから要望は伝えましたか? マヒト:クラストでのベルボトムというハレーションのイメージはあり、友人や仲間たちから布を提供してもらった布をつぎはぎにしてもらいました。2022年に野音(日比谷公園大音楽堂)をやった時に、ジョニオさんに大きな旗を作ってもらったんだけど、その時からクラストの流れもあった。一つの綺麗な布で作るんじゃなくて、色んな要素がつぎはぎされ
コンプライアンスが鉄の掟と化したテレビ・マスコミ業界。そんな中、極道芸人として活動を続けるアイパー滝沢は、そのハードなキャラクターからは想像もつかないような編み物の腕を持つ。その腕前は、手芸用品メーカー「ハマナカ手芸糸」の目に留まり、作品に用いられる毛糸を全て提供されるほどだ。 製作されるモチーフは、ニットやマフラーなどの定番のものだけではなく、「毛糸のチャカカバー」「毛糸の手錠」といったあくまで“極道キャラ”を貫いたアイテムや、ちくわを食べているように見えるIQOSケースなど、ユーモアあふれる作品を発表し続けている。編み物を続けて10年。極道キャラなのにその語り口からは真面目さと優しさが溢れ出てしまう。「編み物」で優しく切り込む、極道芸人・アイパー滝沢のやさしい編み物の世界。
サマンサタバサジャパンリミテッドが業績不振に伴い、今年12月に予定していた従業員の冬季賞与支給を取りやめることを決定した。 同社はサマンサタバサ事業とフィットハウス事業において「Reborn計画」のもと全方位的な構造改革に取り組んでおり、製造・販売コストの削減は順調に進んだものの、暖冬の影響等で見込んでいた客数が大きく下回り、売上高は今年10月に発表した通期業績予想の計画値の約8割程度にとどまる見通しなった。これを受けて、賞与の不支給を決定した。 また、固定資産の譲渡について併せて発表。対象となったのは静岡県沼津市西沢田に位置する土地と、鉄骨造合金メッキ鋼板葺3階建の建物で、譲渡先は国内法人だが詳細は非公開とされている。譲渡益は8200万円。物件引渡期日は2024年2月21日を予定している。 業績不振を受けて、2024年2月期の業績予想の下方修正を公表。売上高は前回予想から9.5%減となる
FASHIONSNAP(以下、F):1点目はサカイと「ポーター(PORTER)」のコラボのシューズケースバッグですね。一緒にお仕事をされる以前からサカイが好きだったんですか? 上出遼平(以下、上出):そうですね。持っているのは結構古いものなんですが、なんでもないような白Tを気に入って着ています。このバッグは、リニューアルオープンした青山店を見にいった時にたまたま見つけて。元々買うつもりはなかったんですが「意外とこのサイズ感のバッグ持っていないな」となり買いました。カフェに仕事をしにいく時はこれにPCを入れて出かけていますし、2泊3日くらいの旅行もこれを使ってます。 F:普段から荷物は少ない方ですか? 上出:手ぶらかリュックって感じで、その中間としてこれを買った感じです。思い返すと過去に買ったバッグは吉田カバン製が多いんです。「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」のバ
FASHIONSNAP(以下、F):1点目は大平さんのベストバイではお馴染み、「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」のMA-1ですね。 大平かりん(以下、大平):今年はいくつかラフ・シモンズを買ったんですが、中でもこのMA-1が特にお気に入りです。 F:お気に入りのポイントは? 大平:一番は素材感ですかね。光沢のある独特な生地を採用していて、見る角度によって色が変わるんです。正面から見るとカーキなんですが、少し横から見るとシルバーっぽく見えて。水が付着した状態で見ると、水滴を通して生地の色がその部分だけキラキラ光って見えるのもなんだか幻想的で好きです。生地に関しては唯一無二だと思いますね。 F:逆に形はベーシックなMA-1で着やすそうですね。 大平:そうですね。MA-1はおそらくデザイナーのラフ・シモンズ自身も大好きなアイテムカテゴリーで、これまでドレスみたいなロングMA-1など、手を
「すごいねー、なんだか違う街に来たみたい」とすれ違い様に聞こえたのは、高円寺駅の北口に位置する商店街通り、北中通りだ。この通りでは、毎月第三日曜日の16時から「北中夜市」と称する路上フリーマーケットが継続的に開催されている。大きくはない商店街通りだが、手作りのアクセサリーや古着、古物、ローカルフードなどを販売する40店舗が軒を連ね、大変な賑わいを見せている。特筆すべきは、商店街でのフリマであるにもかかわらず、出店者・来場者ともにファッショナブルな若年層が多いこと。また、出店枠を募れば若者から応募が殺到し、すぐ枠が埋まってしまうほど人気を集めている。 北中夜市を企画するのは、高円寺の北中通りでリサイクルショップ「素人の乱」の店長である松本哉。松本は、2000年代に、「途中でやめる」の山下陽光らと共に、いたずらに消費を誘起する行事への抗議を名分に駅前でコタツと鍋を出して行った「クリスマス粉砕集
コンビニエンスストア「ファミリーマート」とデザイナー落合宏理が手掛けるブランド「コンビニエンス ウェア(Convenience Wear)」が、新作を発売する。12月5日から、全国のファミリーマートでスウェットアイテム3型を、麻布台ヒルズのファミマ!限定でデニムやニットウェア、コートなど27型を数量限定で取り扱う。 コンビニエンスウェアは、2021年3月に全国展開を始動。芸能人の着用なども後押し話題となり、人気アイテムのラインソックスを中心に、Tシャツ、タオル、撥水パーカなどバリエーション豊富に展開している。今回の新作では、全国展開のスウェットに加えて、麻布台ヒルズ限定でデニムやチノパン、スカートなどを製作。コンビニエンスウェアだけで全身をコーディネートができるブランドとして、間に合わせとして仕方なく買うのではなく、選んで買ってもらえる商品を目指すコンビニエンスウェアの姿勢を体現する。
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