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籠り物語 - 誉の日記的物語
掃除の時だけチカさんか康之さんが鍵を開ける事になっている。 ペンションの空かずの扉とあって、卓は少... 掃除の時だけチカさんか康之さんが鍵を開ける事になっている。 ペンションの空かずの扉とあって、卓は少年のように胸を踊らせながら、だが表情には出すことなくチカさんが鍵を開けるのを見守った。 南京錠が外れゆっくりと開けられた扉、卓の気持ちをもてあそんだその空間、卓は現実に戻った。 束ねられた洋シーツ、ピローカバー、下の段には掃除機。 そこには卓の描いた妄想は何一つ存在しなかった。 下の段の掃除機の横には、厨房のすぐ側にある自販機に補充する缶ジュースがケースで並べられていた。 卓は鍵の意味をこの時納得した。 ジュースに気がついた卓を見て 「うち2月から大学の合宿で学生が来るねんけど、酔っぱらった学生にジュースやられた事あってなぁ、シーツとかも勝手に使われてゲロまみれになったり悲惨やった事があって…」 その時の事を思い出したのか、ため息混じりに教えてくれた。 「それで鍵がついてるんですね」 「それも