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ダム反対の漁協組合長が自殺 山形・最上:朝日新聞デジタル
山形県が最上町に建設を目指す最上小国川ダムをめぐり、ダム建設に反対する小国川漁協の沼沢勝善組合長... 山形県が最上町に建設を目指す最上小国川ダムをめぐり、ダム建設に反対する小国川漁協の沼沢勝善組合長(77)が自殺していたことがわかった。関係者によると、10日未明、舟形町の自宅敷地内の小屋で首をつっているのが見つかった。家族に宛てた書き置きがあったという。 ダム建設予定地の最上小国川は最上川の支流。天然アユが豊富なことで知られ、全国から釣り人が集まる。ダムの本体工事着工には漁業権を持つ漁協の同意が必要で、建設計画への同意を求める県に対し、漁協側は「川の生態系に悪影響が及ぶ」として組合長が先頭に立って反対してきた。 1月28日には、県と漁協の協議が8年ぶりに開かれたが、議論は平行線をたどっていた。沼沢組合長は昨年末から疲れた様子で、周囲に「組合長をやめたい」などと相談していたという。10日は県と漁協が次の協議へ向けた打ち合わせをする予定だった。(松本紗知、遠藤隆史)
2014/02/12 リンク