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アップル社トップデザイナーに聞く『パワーマックG5』の秘密 2003年6月26日 コメント: トラックバック (0) Leander Kahney 2003年06月26日 米アップルコンピュータ社の新たな『パワーマックG5(写真)』が発表された23日(米国時間)、その厳粛さを漂わせた簡素なデザインに遭遇した数千人のマックのプログラマーたちは、映画『2001年宇宙の旅』で異様なモノリスに対峙した人類の祖先のように、畏怖を覚えた様子だった。 開発者会議が開催されたサンフランシスコのモスコーニ・センターのステージ上に台座に乗ったマシンが現れると、新製品の発表をこの目で見ようと集まったマックのプログラマーたちは、神秘的で力に満ちた存在を前にしているかのように静まりかえった。 アップル社のスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)がこのマシンを紹介すると、場内はようやくざわめきはじめた。だが、G5
意外に似ている? グーグル社とウォルマート社(下) 2005年4月26日 コメント: トラックバック (0) Adam L. Penenberg 2005年04月26日 (4/25から続く) 給与: ウォルマート社:小売業界の競合各社より約20%低い。最低賃金程度で働き、健康保険給付を受けていない従業員も多い。 グーグル社:シリコンバレーのテクノロジー企業としては少ない。システム管理者の年収は約3万5000ドル。サンフランシスコのベイエリアの桁外れに高い住宅費と生活費を考えると、最低賃金も同然の金額だ。 強敵: ウォルマート社:労働組合。『ウォルマート』の出店に断固反対する各地域のまとめ役。最低賃金以下での不法滞在者の雇用と日常的な時間外労働、強制的なサービス残業による人件費削減について調べる政府の調査官。メディア。 グーグル社:プライバシー専門家――なかなか消滅しないクッキー(有効期限は
マックを売りまくった「フリーセックス」ヒッピー・コミューンの歴史(上) 2002年4月24日 コメント: トラックバック (0) Leander Kahney 2002年04月24日 1980年代後半、カリフォルニア州北部で最大のマック・ディーラーは、コンピューター量販店などではなく、サンフランシスコのヒッピー文化の中心地、ヘイト・アシュベリー地区に存在したグループ婚コミューン(生活共同体)だった。 70年代に結成されたこの生活共同体『ケリスタ』は約30名のメンバーを擁し、「ポリフィデリティー」(多夫多婦制の家族形態)を実践していた。メンバーは夜毎、異なる相手とベッドに入った。ただし相手は同一グループ内の人間に限られ、毎日、その夜の組み合わせがマックのスクリーンに表示された。 ケリスタ共同体は、単なるフリーセックス集団ではなかった。彼らは仕事にも大いに精を出した。 もとは細々とハウスクリー
ブログで会社をクビに――米国で解雇例が続出 2004年12月 8日 コメント: トラックバック (0) Rachel Metz 2004年12月08日 テキサス州の客室乗務員、ワシントン州の派遣社員、ユタ州のウェブデザイナーに共通するものといったら何だろう? 実はこの3人は、いずれも自分のウェブログ(ブログ)に掲載した内容を勤め先にとがめられ、それを理由に解雇されたのだ。 この数年間のブログの台頭は、必然的に、新しい現象を引き起こすことになった。『Blogger』(ブロガー)や『ライブジャーナル』といった作成ツールを使用するオープンなオンラインフォーラムに気軽に参加し、仕事についてあれこれ書きたてる社員について、各企業が対処せざるを得なくなっているのだ。 米サン・マイクロシステムズ社や米マイクロソフト社のようにブログに好意的な企業もあるものの、ブログに対する自分の会社の姿勢を知らない社員や
伝統的ゲームセンターの閉鎖に反対するゲーマーたち 2002年5月17日 コメント: トラックバック (0) Katie Dean 2002年05月17日 カリフォルニア州パサデナに、20年間親しまれてきたゲームセンターがある。ところが、そのオーナーは建築基準法などに違反したとされ、ゲームセンターは閉鎖の危機にさらされている。この状況を憂える大勢のゲーマーが、ゲームセンターを救おうとして運動を起こしている。 エディー・ヘマラタナトーン氏がこのゲームセンター『パックマン・アーケード』を開店したのは、1982年だった。今までトーナメントの開催場所として人気を集めていたこの店は、家庭用機器でゲームを楽しむスタイルが主流になっても営業を続けてきた数少ないゲームセンターの1つだ。 パサデナ市当局によると、ヘマラタナトーン氏はオーナーとして店鋪の適切な管理を怠ったという。このため、営業を続けるための条件
米国防総省、問題の『ライフログ』プロジェクトをひそかに打ち切り 2004年2月 6日 コメント: トラックバック (0) Noah Shachtman 2004年02月06日 米国防総省が、『ライフログ』(LifeLog)と呼ばれていたプロジェクトを中止した。これは、1人の人間の生活のすべてを追跡し、その人のデータベースを構築するという、野心的な試みだった。 同省の研究部門である国防高等研究計画庁(DARPA)が運営にあたっていたライフログ・プロジェクトでは、個人の言動や、目にしたもののすべて――かけた電話、見たテレビ番組、読んだ雑誌、購入した飛行機のチケット、送受信した電子メールなど――を1つに集約することが目的とされた。一見脈略のないこの膨大な量のデータの間に関連性を見出し、人間関係や記憶、出来事や経験を相関図にするというのがDARPAの計画だった。 プロジェクトの支持者によると、すべ
ウェブへの批判投稿に名誉毀損訴訟で対抗する企業 2002年3月 5日 コメント: トラックバック (0) Jeffrey Benner 2002年03月05日 気にくわない企業の最高経営責任者(CEO)の悪口を電子掲示板に書き込んでやろうと考えている人に、ダン・ワトレイ氏からの教訓をお届けしよう。 ワトレイ氏は、米ザイブナー社に関してインターネットのメッセージボードに書き込みをした。だが、これをめぐる名誉毀損の裁判に敗北し、45万ドルの賠償金の判決が下りていることを知ったのは、つい最近だった。訴訟が起こされていること自体、ワトレイ氏は知らなかったと言う。 「気配さえなかった」とワトレイ氏。 判決を読んでワトレイ氏は、ますます困惑した。「判決の中に私の発言として記載されていることは、全くの偽りで、証拠書類もない」 ザイブナー社はバージニア州にあるウェアラブル・コンピューターのメーカーで、赤字
スパムメールに返事を出したら――体験レポート 2003年2月21日 コメント: トラックバック (0) Michelle Delio 2003年02月21日 多くの電子メール受信箱をジャンクメールで汚すスパム業者は星の数ほどいるが、彼らにみすみす儲けさせてやるほど愚かな人間はそういない。 ならばスパム業者たちはどこから利益を得ているのだろう? 彼らから何かを買ったと認めるそぶりすら見せる人はいないというのに。それともスパム業者の多くは貧困にあえいでいて、ゆっくり飢え死にするのを待つばかりの有様なのだろうか? 残念ながら、答えはノーだ。 おおかたのスパム業者は、人が自分たちの商品を買ってくれるかどうかには全く興味がないらしい。代わりに、すさまじい共食い的、ネズミ講的やり方で他のスパム業者から利益を奪っている。 つまり、ほとんどのスパム業者は、別のスパム業者に人々の電子メールアドレスを売って利
突然変異遺伝子で寿命が倍に? 2000年12月18日 コメント: トラックバック (0) AP通信社 2000年12月18日 ワシントン発――『まだ死んでいない』(I'm not dead yet)という奇妙な名で呼ばれる遺伝子の変異によって、ショウジョウバエの寿命が倍に延びた。米国の研究者たちは、将来的にはこの発見を活かして長生きの薬を作り、さらには減量の薬も開発できるかもしれないと期待している。 コネチカット大学保健センターの研究者たちは、ショウジョウバエの1本の染色体上でこの遺伝子に操作を施した場合、ショウジョウバエの平均寿命が37日から70日に延びることを確認した。実験で使ったショウジョウバエの中には、110日生きたものもいた。 論文執筆者の1人、スティーブン・L・ヘルファンド博士は、これと同じ延命遺伝子は人間にもあり、「寿命を延ばすことを目的にした将来の薬物治療を実現するうえで、
情報を実体的に表現する「タンジブル・ビット」の可能性 2004年4月21日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2004年04月21日 特大サイズの卵のようなその物体は、インターネット経由で提供される金融データの質的な変化に対応して色彩を変えて輝く。 この白色プラスチックの球体『オーブ』(Orb)は、あらかじめダウ工業平均株価の動向を示すようにプログラムされているが、それをはるかに凌ぐ機能を備えている。 コンピューターが生成するデータは、今後ますます、ディスプレー上にではなく生活にもっと自然なかたちで溶け込んだ物体で表現されるようになる――価格が150ドルのこの輝くオーブ(写真)は、そうした可能性を切り開く存在として期待されている。 米アンビエント・デバイセズ社(マサチューセッツ州ケンブリッジ)がオーブの販売を開始したのは1年前のこと。もしその日のダウ平均が上昇すれば、オーブは緑
人間並みの人工知能をみんなで育てよう(上) 2000年9月 5日 コメント: トラックバック (0) Farhad Manjoo 2000年09月05日 あなたのお知恵をちょっと拝借――これはよくあるお願い。「拝借」するどころか、どんどんつぎ込んでもらいたいというのが、クリス・マッキンストリー氏だ。 人の頭の中にある数々の事実をもとに、マッキンストリー氏は「究極の平均的な人間」を作ろうとしている。みごと完成したあかつきには、その「平均的人間」を貸し出し――本物の人間に代わっていろいろな考え事をさせようというのだ。 なんだか現実の話というよりSF小説のようだが、決してフィクションではない。コンピューター科学者で人工知能の専門家であるマッキンストリー氏は、この画期的な人工知能プロジェクトを進めている――無数のウェブサーファーの知力を活用して、人間にきわめて近い思考のしかたをコンピューターに習得
超人的な記憶の達人が集う『記憶力世界選手権』 2002年9月 4日 コメント: トラックバック (0) Dermot McGrath 2002年09月04日 それは、集合時間を忘れる参加者など1人もいないイベントだった。 『記憶力世界選手権』は、脳の妙技を讃える究極の競技会だ。ロンドンで開催された第11回決勝大会には、世界で最も鋭敏な頭脳を持つ人々が集まった。 遠くインドやシンガポールからの参加者を含む32名は、世界最高の記憶力というタイトルをめぐり、3日間にわたって闘いを繰り広げた。その闘いは、オリンピックの十種競技の頭脳版ともいえるものだ。 今回、最高の知力に与えられる栄冠を獲得したのは、イギリスから出場したアンディー・ベル氏(34歳)だ。このイベントが1992年に始まって以来、王座に君臨してきたドミニク・オブライエン氏を破っての勝利だった。 電話番号や買い物リストの暗記にも四苦八苦し
スピルバーグの新作『マイノリティ・リポート』が描く究極の個人向け広告 2002年7月 4日 コメント: トラックバック (0) Michael Stroud 2002年07月04日 スティーブン・スピルバーグ監督の新作映画『マイノリティ・リポート』[日本公開予定は12月7日]の1シーンで、トム・クルーズ演ずる主人公、逃亡者のジョン・アンダートンに、壁面に映し出されたインタラクティブ・コマーシャルが呼びかける。「ジョン・アンダートンさん、こんな時こそギネスをどうぞ」 このユーモラスなスポット広告(アンダートンは『犯罪予防局』(Precrime)の手をのがれようと逃げている)には、冷酷な真実が隠されている。同作品の制作デザイナーを務めたアレックス・マクダウェル氏は、次のようなコメントを寄せた。「今の社会では、個人がつねに追跡されていることを伝えたかった。追跡されているといっても、善良な市民なら
デジタル透かしを打ち破った研究チーム、言論の自由を求めて提訴 2001年6月 8日 コメント: トラックバック (0) Declan McCullagh 2001年06月08日 ワシントン発――音楽のデジタル透かし技術の仕組みを破った学者チームは、レコード業界から裁判に訴えるという威嚇を受けて、4月に予定されていた研究発表を断念(日本語版記事)した。その際、研究者たちは「別の機会に、別の方法で闘う」ことを誓っていた。 今月6日(米国時間)、プリンストン大学コンピューター科学部のエド・フェルトン准教授ほか7人の研究者たちは、今夏開催されるセキュリティー会議で自分たちの研究を発表する許可を求める訴えをニュージャージー州連邦地方裁判所に起こし、闘いの火ぶたを切った。 研究者たちとともに訴訟に加わったのは、創立26年になるコンピューティングの専門家組織『ユーズニックス協会』だ。協会は、8月中旬にワ
期末レポートの盗作を見つけるプログラム 2001年5月11日 コメント: トラックバック (0) Katie Dean 2001年05月11日 バージニア大学の教授が自作のコンピューター・プログラムで、期末レポートの盗作を行なった122名の学生を特定した。 『物体の作用のしかた』という物理学の入門講座を担当するルイス・ブルームフィールド教授がこのプログラムを書いたのは、「同じ内容のレポートが何度も提出されているという噂を聞いて」からのことだ。 不正が明らかになった学生の名前は、学生で運営する自主管理委員会に報告されており、同委員会がこれから調査を行なう。 「テクノロジーのおかげで不正をするのが簡単になったが、不正を暴くのも簡単になった。私がしたのがまさにそれだ」とブルームフィールド教授は言う。 バージニア大学には1つだけ制裁規定がある。それは、嘘を言ったり不正や盗作を行なったりして、同じ学
体型を撮影して3Dモデルを作成、似合う服を教える高性能試着室 2003年9月 4日 コメント: トラックバック (0) Louise Knapp 2003年09月04日 この服を着たら私のお尻は本当に大きく見えるのだろうか?――世界中で多くの人を悩ませているこんな疑問に対して、明確で偏りのない答えを得られる日が近いうちに来るかもしれない。 その答えを出してくれるのが、コンピューターによるファッション・コンサルタント機能を備えた高性能試着室だ。コンピューターは客に対し、どんな洋服を着るのがいいかというアドバイスを――あるいはもっと重要だと思われる、どんなものを着てはいけないかという忠告を――行なうようプログラムされている。 高性能試着室の中には、テニスボールほどの大きさのデジタルカメラが6個要所を捉えて設置されている。洋服を試着する前の客の体型が、カメラの画像をもとにバーチャルな3D模型に変
『ポピュラス』のルーツは「アリ塚崩し」(上) 2000年11月16日 コメント: トラックバック (0) Alexander Antoniades 2000年11月16日 すべては、ピーター・モリニュー氏が子ども時代に見た1つのアリ塚から始まった。 ピーター少年はそのアリ塚で遊びはじめた。棒きれで突つき、ところどころ崩す。ピーター少年は、彼がアリの巣を上から突つくと、アリが必死になって巣を作り直そうとする様子に夢中になった。 アリ塚を崩したことに罪悪感を覚えたピーター少年は、仲直りのしるしに角砂糖を1つ与えた。そして、自分が破壊したばかりのアリ塚をアリが作り直す様子を観察した。ピーター少年は、この小さな生き物に対して自分が持っている絶大な支配力と、彼らが次に何をするか予測できない不可思議さを、決して忘れはしなかった。 イギリスで玩具店経営者の息子として生まれたピーター・モリニュー氏は、道楽
論議を呼ぶ「指向性エネルギー兵器」 2004年8月 5日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2004年08月05日 米HSVテクノロジーズ社(カリフォルニア州サンディエゴ)のピーター・アンソニー・シュレジンジャー社長は、数ヵ月以内に、檻に入れたニワトリなどの動物に向けて数十メートル離れた場所からレーザービームを発射する実験を行ないたいと考えている。すべて計画通りに進めば、ビームが作り出す電荷によって、ニワトリの鳴き声が一瞬のうちに凍りつき、脚や翼の筋肉が麻痺するはずだ。ただし心臓と肺は正常に機能し続ける。 米国防総省も、実験の結果にとりわけ強い関心を寄せる。国防総省は同社の研究に資金援助をしつつ、ニワトリの鳴き声を止めるよりはるかに大きなことを実現する装置を考えている。「指向性エネルギー兵器」と呼ばれる装置で、数年のうちに実戦で使用される可能性もある。 指向性エネルギー兵器の推
グーグル、新興宗教の批判サイトを検索結果から一時削除 2002年3月25日 コメント: トラックバック (0) Declan McCullagh 2002年03月25日 ワシントン発――新興宗教『サイエントロジー教会』は、同教会に批判的なウェブサイトを人気検索エンジン『グーグル』の検索結果から、いったんはずさせることに成功した。 サイエントロジー教会がこの作戦の道具に使ったのは、何かと物議をかもしているデジタル・ミレニアム著作権法(DMCA)だ。教会の弁護士たちは、米グーグル社は今後、同教会の知的財産権を侵害する反サイエントロジー的サイトをデータベースに入れることはできないだろうと主張していた。 サイエントロジー批判サイトの1つ、『ゼニュー・ネット』(Xenu.net)にグーグル社が送った文書には、次のように書かれている。「わが社は通告を受け、それに対応していくつかのURLを削除しました…
『CNNパロディーサイト』、本物と信じる人が多すぎて閉鎖 2003年2月 4日 コメント: トラックバック (0) Leander Kahney 2003年02月04日 米国のケーブルニュース『CNN』の名を借りてでっち上げのニュースを掲載していたウェブサイトが、当のCNNから著作権および商標の侵害を申し立てる書簡を送られ、サイトを閉鎖した。 『フェイク・CNNニュース・ジェネレーター』がウェブに存在していたのはわずかの間だった。だがこのサイトに掲載されたうそのニュースが、各地のメディアで取り上げられ、現実の出来事として報道されたため、多くの物議を醸した。 たとえば、ミュージシャンの「デイブ・マシューズが死去」「双子のオルセン姉妹が地元の大学に進学(写真)」という、うそのニュースは、多くの地方紙、各地のラジオやテレビニュースで報道された。 実に多くの人がこの噂を信じて疑わなかった――名指し
児童ポルノ閲覧、初犯の罪が重すぎる? 2003年2月 4日 コメント: トラックバック (0) Lauren Weinstein 2003年02月04日 先ごろ、ロックバンド『ザ・フー』のギタリスト、ピート・タウンゼントがイギリスで逮捕され、コメディアン、ポール・ルーベンス(幼児番組のキャラクター『ピーウィー・ハーマン』で有名)が米国で起訴された。容疑は、児童ポルノの閲覧または所持だった。この出来事は、インターネットが急速に関わりを深めている複雑な問題を浮かび上がらせている。 圧倒的多数の人々は、児童ポルノなど、ただただ忌まわしいものだと考えている。たしかに不愉快なものには違いない。だが、インターネットのある世界にいるわれわれは、このようなコンテンツに接した人たちをみな十把一絡げに扱うべきなのかどうか、慎重に検討したほうが賢明だ。 児童ポルノの制作者や配布者、またはその他の形で児童に虐待を
マイナーな趣味でもOK、専門出会い系サイトが好評 2003年8月22日 コメント: トラックバック (0) Daniel Terdiman 2003年08月22日 近ごろ、独身のゴス[ゴシック:1980年代ロンドン発祥の若者文化。青白い化粧と黒ずくめの服装が特徴]はどこで恋人を探せばいいだろうか? ベジタリアンは? トラック運転手は? コーヒー愛好者、億万長者の場合はどうだろうか? 米国人なら誰でも、『マッチ・コム』や『ラバライフ』といった有名な出会い系サイトを知っているだろう。どちらも、出会いを求める男女、何百万人もが会員登録している巨大サイトだ。しかし、トトさん──完璧なパートナーの条件としてベジタリアンであることを最初に掲げている──のような人にとって、両サイトのような総合的すぎるサービスは役に立たない。トトさんと同じように考える何千人ものインターネットユーザーが、総合的なサイトから
調査結果:イギリスの蝶や鳥が大幅に減少 2004年3月23日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2004年03月23日 ワシントン発――この調査結果は、人類が自然界を、地球史上6度目の大量絶滅に向けて押しやっているという説を裏づけるもので、今後さらに多くの生物種が消滅する危険性もある。 今回行なわれた野生動植物の生態調査では、2万人を超えるボランティアがイギリスのイングランド、スコットランド、ウェールズ地方の隅々にまで送り込まれた。この調査の結果、イギリスに生息する生物の多くが非常に厳しい状況に置かれていて、一部の種がすっかり姿を消している地区もあることが判明した。 イングランドにある自然環境研究会議(NERC)の生態学者、ジェレミー・A・トーマス氏は、「今回初めて、『蝶の数は鳥と同じくらい減少しているのか?』といった質問にも答えられるようになった」と話す。トーマス氏は今回の調
『シーグラフ』の『未来技術』展、今年も奇妙な新技術が多数登場 2003年8月 4日 コメント: トラックバック (0) Michael Stroud 2003年08月04日 サンディエゴ発――『モナリザ』の絵はこれまで、数え切れないほどスクリーンに投影されてきた。しかし、今年の『シーグラフ』で見られたように、濃霧の層に映し出されたのは初めてと言って間違いないだろう。 通り抜け可能な霧のスクリーンを作ったフィンランドのイスモ・ラコライネン氏(写真)は、「この作品には軍関係者も興味を示している。さまざまな可能性が考えられる」と語り、軽やかな足取りでモナリザの鼻を通り抜け、反対側から現れてみせた。 霧のスクリーン(写真)は、シーグラフの『未来技術』展覧会に出品されている21の新技術の1つ。この展覧会では毎年、世界で最も奇妙な――ときには実用的な――新技術が審査にかけられている。シーグラフはコンピ
肉の代替食品『クォーン』、その正体は?(上) 2002年4月19日 コメント: トラックバック (0) Farhad Manjoo 2002年04月19日 謎のベールに包まれた食品『クォーン』(Quorn)。その謎は、食べる前から始まっている。 君は疑わしげに近づいて、その薄茶色をした食べ物の一片を手に取り、指でつまんで感触を確かめる。おそらくは少し匂いをかいで、知っている食べ物に似ていないか調べてもみるだろう。そしてもし勇気があれば、恐る恐るそれを口に運ぶかもしれない。 すると意外にも、嬉しい驚きが待っている。なぜなら、クォーンは鶏肉そっくりの味がするからだ。クォーンの種類によっては、牛肉にそっくりかもしれない。いずれにしても、かなり美味しいことは確かだ。 しかし、クォーンは鶏肉でも牛肉でもない。発音は似ているがコーンとも関係ない。では何から作られているかというと、原料は「マイコプロテイ
「独立国」を使って「ネット・データ・ヘイブン」を提供(上) 2000年6月 6日 コメント: トラックバック (0) Declan McCullagh 2000年06月06日 ワシントン発――イギリス東岸の荒海の中、沖合10キロほどに位置する吹きさらしの砲台要塞が、初のインターネット・データ・ヘイブン(避難地)になろうとしている。 この要塞は、第二次世界大戦中にイギリス軍がナチスの飛行機を撃ち落とす目的で築いたものだ。このさびついた要塞を、米国のサイファーパンクのグループが、衛星とリンクしたバーチャル避難所に作り変えた。秘密データや問題データを保管する安全な場所を求める人々のためのものだ。 5日(米国時間)にここで操業を開始する予定のヘイブンコー社の創立者たちは、このコンセプトは、各国政府がインターネットへの規制と課税にますます関心を示してきている中で、「安全な避難所」を求める個人や企業を
嫌煙権の次は嫌「携帯電話」権(上) 2000年1月 7日 コメント: トラックバック (0) Amy Wu 2000年01月07日 ニューヨーク発――郊外から都心へ向う早朝の通勤電車の中で、1人の男性がスーツのポケットから携帯電話を取り出す。男性は電話をかけ、周囲の目もお構いなしに、お喋りを始める。 会話は短い挨拶の言葉から、込み入った仕事の話に移る。乗客の一部からため息がもれる。咳払いをし、じっと電話の主を見つめる人もいる。声が大き過ぎる、話が長過ぎるという警告だ。 ついに誰かが声をかける。君は、車内の静寂を侵していることを認識しているのかい? 男はぶっきらぼうに答える。「携帯電話ってのは、使うためにあるんだろう」 携帯電話は都市の風景の一部になった。しかし、マナーに関する論争は烈しさを増している。一部の商業施設や公共の場所は、この現象に対処する方法を編み出している。しかし、携帯電話戦争
自走式掃除ロボット『ルンバ』体験レポート 2003年1月10日 コメント: トラックバック (0) Leander Kahney 2003年01月10日 家庭を持ち、4人の幼い子どもに恵まれるのはとても幸せなことだ――ただその代わり、まるで家事ロボットのように、子どもたちが散らかしたあとをつねに掃除して回らねばならない。 だから、「本物の」家事ロボット、米アイロボット社の全自動床掃除機『ルンバ』(Roomba)に、多くの親たちが大きな期待を寄せるのだ。先ごろ、いつも散らかっているわが家にルンバを持ち込んで、テスト使用をしてみた。 米国初の自走型掃除機として発売されたルンバは、価格は約200ドル、動力にはバッテリーを使用する。丸みを帯びたその姿は、底の平らな中華鍋に車輪をつけたような感じだ。 ルンバはある程度の自動制御機能を持ち、人間が動かさなくても部屋を動き回って床を掃除してくれる。 はた
対テロ戦争で勝利の鍵を握るのは数学者?(上) 2004年10月15日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2004年10月15日 ニュージャージー州ピスカタウェイ発――9月、思考する男女の一団がラトガーズ大学に集まって、秩序理論――抽象数学の一部門で、階層型の関係をテーマに扱うもの――をテロとの戦いにいかに応用すべきかを検討する会議を開いた。 概念の格子と部分的に秩序ある集合の世界に住む人々が、バグダッドの通りやパキスタン北部の人里離れた山岳地帯で繰り広げられている戦闘に影響を及ぼせると考えるなど、馬鹿げた話だと思えるかもしれない。しかし、テロとの戦いはサイバースペースでも行なわれているし、パキスタンのラホールから米国のロサンゼルスまで、様々な人の心の中でも行なわれている。数学者はまさに、そうした抽象の領域に精通している。 会議の開催場所となったラトガーズ大学にある研究機関、『離
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