サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
c-town.way-nifty.com
武雄市の図書館がオープンしたようで、そっち方面に行くことがあったら寄ってみたいなぁと思っていますが、行く機会は皆無だからなぁ…まぁ、誰かがレポートしてくれるでしょう。 と思っていたら、ちょっと見つけたのが『全国的に話題の『武雄市図書館』に行ってみた。』(http://ekagen.net/archives/25486884.html)のエントリー。 ものすごくうるさいということで、まぁ、確かにオープンしないと(事前見学では)わからない部分です。 でも、カフェ併設している図書館はあるし、私が訪れた館は、一応複数階に分かれている館ですが、カフェ+雑誌コーナーということで多少違いはありますが、やはりそういうような音と香りはしていましたね… 他にも『図書館寄席』を開催してドッと笑い声があがる館もありましたし、公立直営の館でオープンスペースの講座を開催している館もあるし、BGMを流している館もあるの
前回、県立図書館の話に触れましたが、神奈川県立川崎図書館って立地のせいもあってか、蔵書構成は普通でない部分もあるんですよね… だから、まぁ、サーチャーにお金を払って調査してもらうより、無料の部分で事足りることがあるってのは、このご時世では助かる人も多いのはわかるし、図書館様様と思われるのは悪い気はしません。 ただ、全ての県立図書館で同じだけのサービスが受けられるかというと、県立レベルでさえ、各館に特色があって、特定の分野を重点的に収集してみたり、貸出数が増えるような蔵書構成にしてみたり、ずっと滞在したくなるような雰囲気だったり…ほんと様々です。 でも、財政難をはじめ、館の方針転換だったり選書担当者の変更でガラッと変わることだってあり得ます。 もし、各都道府県に1館、国立国会図書館並みの蔵書の図書館があれば(とはいっても、国立国会図書館でさえ全部あるわけでないのが難点なんですが)、地方だと行
1月更新には間に合わなかったけど、みなさま、今年もよろしくお願いします。 昨年末、珍しく立て続けにエントリーをUPしたのですが、先日『認定司書』と『雑司ケ谷R.I.P.』の件を気にしていると書いたエントリーを読んでくれた図書館員の方からメールをいただき、モヤモヤが少しすっきりしました。 こういう反応が返ってくると、いくら拙いブログであっても、続けていて良かったなぁと思います。 認定司書の方は、日図協のページにもなった方々の記述があります()し、図書館雑誌にも昨年は連載がありましたね。 第2期の少ない理由が震災があると考えているようなので、第3期がこれより減ったらどうなの?という意味で、気にはしているんですけどね…もしかするとそれを危惧したから昨年の特集があったんでしょうかね… ただ、特集を読み返すと、やはり内側向きかな?認定司書のメリットを云々とか業界誌にいくら書いたって、「司書」を「書士
純粋な児童畑でない児童担当(もやっている)の私が、何の因果かいくつかの小学校でブックトークを8本やることになり、シナリオを8本作ることに…それも1カ月以内で。 もちろん、児童担当が長い人や純粋な児童畑の人であればスイスイ出来ちゃうのでしょうけど…と愚痴りながら通常業務後や合間に本選びとシナリオ作成。 やり方によっては、被っている学年は共通って方法もあるでしょうが、基本的にブックトークしたもの+その他その学年にあった資料を貸出することにしていましたから、基本的に8本全部別なものを作ることになりました。 また、学校によってはボランティア団体が定期的に読み聞かせをしているので、それとかぶらないように…等々色々な条件付きでの作成でした。 ということで、今回は、ブックトークを依頼された時の作り方的な事が書ければいいなぁと。 今回の対象は1年×1・2年×1・4年×2・5年×2・6年×2の8パターンで、
今、ちょっと気になっているのは『貸出冊数を虚偽報告 15年間で89万冊水増しか 横芝光町立図書館の元職員』(http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1316227995)の記事。 私はもちろん部外者なので、この件に関しては憶測の域を出ませんが、15年で89万冊ですか…月平均5000冊? というか、統計をコンスタントにいじるのはなかなか難しいと思うんですが… というか、この記事、これだけ見た人に誤解を与えるような感じがしますけど、何とも言えないけど、なんか変だよね。 話は今の議会中のことのようですが、過去に統計の話がないかと思って、横芝光町の議会会議録を見ると、 ・平成19年12月議会の会議録の記述 4月から11月までの入館者数が17万4,239人、貸出数46万3,959冊 ほぼ前年並み ・平成20年度12月議
以前に引き続き、今年度も光そそがれる交付金が出されるという怪文書(笑)…じゃなくて、連絡のFAXが某T社(笑)から届きました。 で、それが本当であるのなら、首長や財務担当者によって悩まされる図書館が出てくるでしょうね。 私はそういう図書館にとっては「『光そそがれない交付金』だな」と勝手に呼ばせてもらっているのですが… 前回は次のような図書館が見られるという話を書きました。 財務担当:「喜べ、交付金が出るらしいから、うちでもらう分は俺たちが調整してやるから」 図書館 :「いくらもらえるかなぁ…ドキドキ」 財務担当:「図書館には●●●万円付けることにしたぞ」 図書館 :「え~そんなに~☆」 財務担当:「まぁ、来年度に繰り越せるので手続きが必要だけどな」 図書館 :「それだけもらえるのなら…」 財務担当:「ただ、●●●万円分、通常予算からは来年度の予算を減らしたけどな」 図書館 :「えっ…」 財
丸山高広さんのブログのエントリー『図書館を改善する3つのポイント(私案)』(http://maru3.exblog.jp/13208438/)に触発されて(?)というか、実際にはコメントを付けようと思ったら字数制限で書けなかったので、ここまで変わらない感じで進んでいた図書館を改善するということは、非常に難しい話で、さらっとは書けなさそうですし、私はそうそうあちこちで言っていませんが(もちろん、同業の方々とのおしゃべりレベルでは言います(笑))、拝読して思ったことを書いてみます。 『1.公共図書館の意思決定機関を明確にする』について。 これ、ものすごく、わかります。 現在、ほとんどの公立図書館は、直営、指定管理に関わらず、自治体がそれぞれ設置しています。 で、そこに働く職員や資料の購入費は、基本的にその自治体の税金でまかなわれています。 もちろん、指定管理費も自治体から払われるものは基本的に
数日前(書いた時は…笑)の毎日新聞の地方版の記事『ばってん日記:不便な図書館/熊本』(http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20110718ddlk43070206000c.html)を読んでみて、さらっと読んだ時と、深く読んだ時にに受ける印象が違うなぁって思ったので、コメント。 まずは、さらっと。 1.熊本県立図書館と熊本市立図書館で、とある郷土資料扱いで貸出していない資料があった。 2.ネットで調べてみるとその資料は福岡県立図書館や福岡市立図書館では貸出が可能だったので取り寄せたいと思った。 3.しかし、熊本のどちらの図書館でも所蔵としてはあるので、取り寄せられないとのことだった。 4.それって何とかならない? ということなので、相互貸借のルールにひっかかったんだね…と、わからないこともないなぁって気分に一瞬させられるのですが… ちゃんと読むと色々
児童担当もやっているよ(というか実際は全部担当)ということで、たまに児童サービス関係の話なんてのも。 さて、最近は学校で朝読ということで、読み聞かせに来てほしいという依頼や、授業時間でブックトークの依頼がよくあります。 書いちゃいないけど、幼稚園から中学校まで呼ばれれば行くというスタンスで児童サービスはしています。 ただ、バリバリの児童担当の人のように「あの人の絵はねぇ~」とか「この作家だったら定評があって…」という話には時々ついていけなくなったりしています。 ので、そういう方にはお叱りを受けそうですが、それなりの児童担当ということで…ご勘弁を。 先日、児童担当の人と、絵本の選書について、「図書館で、定評のある良い絵本を…云々」って言われたので、「じゃあ、良い絵本って?」と返し、「ぐりとぐらとか長年読まれている…」と言うので、「じゃあ、最近のは買えないじゃん」と、まぁ、そんな定番の(?)会
前回に引き続いて、『もしも、新刊を出す作家が、図書館に貸出猶予を求めたら』(笑)です。 まぁ、「出てくるのは時間の問題だろうなぁ」と思っていたら、詳伝社から出された『陰謀の天皇金貨』(加治 将一/著)が早速『公立図書館では貸出さないで』と書いています。 それも、あとがきや奥付けでなく、巻頭に『本書の公立図書館での貸出をご遠慮願います』とあります。(まぁ、まだ文章は書かれていますが。) 『雑司ケ谷R.I.P.』は大きく取り上げられましたが、こちらの方はまだそんなに…といった感もあります。 でも、所蔵する・しないに関わらず、作家さんのお願い攻撃はどんどん増えそうな勢いなので、やはりちゃんと図書館内で検討する必要があると思います。 こちらも、間違えないでおかないといけない点としては『貸出さないで』ということで、『所蔵するな』『閲覧するな』というわけではないことは前回と一緒です。 すでに所蔵して貸
テレビでやっていた替え歌が気分転換に面白かったので、自分でも作ってみようと…図書館の歌を作ってみたのですが、替え歌の歌詞は、基本的に著作権の保護期間にあるものは、同一性保持権にひっかかりますから、一般の人がカラオケなどでその場でおふざけで歌う分には良いのでしょうけど、公開するには著作権者の許諾が必要なのですよね…著作権についてあーだこーだ言っている私のブログにはもちろん載せられません。笑 今回の震災で、図書などが入手できない被災地に限ってレファレンスの回答のページをFAX可能にするなど、一時的・条件付きではあっても、著作権の保護を制限可能にする申し合わせが迅速に進行されたことは喜ばしいことです。 もう少し可能であれば、被災地の図書館に限って、予想されるレファレンスの情報を掲示板に貼ることが出来たりすれば、良かったのに…と思ったりしています。 まぁ、ネットで読み聞かせをしたいなどの動きもあっ
今回の震災で、図書館の中の人として、色々と思うことがありましたので、その覚え書きとしてキータッチの進むままに書いていこうと思います。 東北各地の図書館の被災状況を聞いていますと、数千冊の資料が落下したぐらいではどうも被災したとはちょっと思えない自分がいる一方で、資料が1冊落下したって被災は被災なのかなぁと思ったりしています。(その辺の話は後述) 私の立場上、図書館の中の人である以上に、公務員ですから、震災当日は落下した資料に後ろ髪をひかれつつも、避難所の開設などの業務に携わっていました。 まぁ、私のいる所はそう長期戦になるようなところではなかったので、次の日には資料を棚に戻す作業をして、その翌日には通常開館となりましたが… さて、当日の話。 避難所開設に動員されるまでに、利用者から一本の電話が。「図書館、今日、やってますか?」と。 こちらとしては、資料が数千冊落ちなければ、開館してあげたい
もう2月になっているのに、ようやくブログを書き始めたり、今年も更新率悪そう… さて、実は昨年最後のエントリーの続きとして、次のようなことを書き終わっていたのですが、結局UPしませんでした。 図書館の収集する『図書、記録その他必要な資料』の『記録その他必要な資料』ってなんだろう?って話から、「利用者は資料のどの部分を必要な情報としているか」ってことで、館名バーコードに隠れる絵や写真の話で、QRコードやカラーコードについて書いたのですが… ICタグを付けている館がバーコードもやっぱり付けている意味合いの部分で煮詰まった感があったので、やめました。 で、今日は遅ればせながら、『住民生活に光をそそぐ交付金』の話。 昨年の暮れに「光そそぐ交付金」の話題が取り上げられ、図書館の資料費などに使われる話が出ていました。 普通なら、通常資料費にプラスして、交付金を充ててもらい、資料の買い替えや重点収集資料の
明石市立西部図書館における袋とじのニュースの記事が 毎日新聞(http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101209ddlk28040342000c.html) 神戸新聞(http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003663168.shtml) Jcastニュース(http://www.j-cast.com/2010/12/09083067.html) で流れていましたが、個人的に不思議なのは『月刊誌「小説すばる7月号」(集英社)』って書かれていること。 今年の記事なので、2010年7月号なのでしょうけど、実は小説すばるで初の袋とじは、同じ企画で2009年7月号にもあったんですけど、それはスルーってことなんでしょうか…。 実際、明石市立西部図書館にどちらの資料もあるわけでして、2010年7月号だけ話題になったのは、たまたま
ちょっと忙しかったり、油断していると、いつの間にか世の中変わっていて、「あれ?こうじゃなかったっけ?」ってこともある現代、同じ様な話が立て続けに出て、某所で話をしていたら、「それは今年の初めに…こうなったよ」って言われ、「えーっ、そうなん?」ってことが最近ありました。 図書館司書って、いつ何時もアンテナを十分張り巡らせていないといけないのに…今年は特に本業に忙殺され、アンテナが途中で故障しているダメダメなトーネコです。 某氏のようにブログ文章書きのリハビリを兼ねて、連日UP…っていうのも、私には無理ですが、無事同僚も復帰したことだし、アンテナを修理して磨こうと思ったりしている今日この頃です。 さて、最近思うのは、ブログの記事の事。 世の中色々変わりますから、その記述当時はそうだったけど、今は変わっているとか、案外あります。 世の中以外にも、自分の意見はこうだったけど、それと違う意見が出て討
「岡崎市中央図書館の問題について何か書かないの?」って知人に言われたので、今さらながら何か書いてみます。 まぁ、この拙ブログを読んでいただいている人で、「何かあったの?」っていう人はいないでしょうから端折りますが… まだよくわからないのであれば、杉田智宏氏の『岡崎市立中央図書館事件 議論と検証のまとめ』の時系列(http://www26.atwiki.jp/librahack/pages/16.html)を読むと一目瞭然だったりします。 で、その後、図書館側の公式発表はあくまで大量アクセスのせいとして、どうも他人事のような発表に、火に油を注いでいる感じになったところで、最近の盛り上がりとなっているかと… これについて、ほとんど議論は出尽くされているような気がしますので、何を今さらなのですが、私としては日図協がいまだに沈黙しているのが気にいりません。(週明けとかに何か発表されるといいなぁレベ
え~、先日…というか、数ヶ月前、県立主催の図書館新任職員研修で小1時間ほど人前でしゃべってきました。 私は人前でしゃべるのは非常に不得手ですし、16ミリ映写機講習以来の久しぶりのことだったのですが、「こういうチャンスはあんまりないことだし」と二つ返事でやらせていただきました。 内容は『図書館ネットワーク』についてと『相互貸借』について。 で、それからはレジュメを作ったりしてい思ったことですが… ・「図書館新任職員とは言っても私より年齢が上の方も多いだろうなぁ」 ・「研修講義って案外眠っちゃう人が多いし…」 ・「相互貸借の担当者ではない人もたくさんいるだろうし…」 ということで、『できるだけ当たり前のようなこともわかりやすく、レジュメを読み返せばわかるレジュメ』(この時点でレジュメではなくなっているんですけど…笑)と思い、パワーポイントやOpen Officeなんかを使いちまちまとレジュメ兼
改めて書きますが、私は一介の図書館司書ですし、法は判例が出るまで「絶対この解釈が正しい」とは言えないのですが、ひとまず、公立図書館が本の表紙を自由に使えるか否かについて、自己矛盾しそうな感じで、自分でもしっくりきていない部分もあるので、メモ的考察。 1.表紙は誰の著作物か? およそ図書にはタイトルがあり、表紙・背表紙・裏表紙があり、前文やあとがきがあり、目次や索引があり、大元として本文があります。 もちろん、ないのもあるんですが、あるないを言いたいのではなく、以前も例に挙げた判例(http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/A78B418D57307DB549256A7600272B97.pdf)によると、同じ人が1つの図書に記述しても内容が異なる項目ごとに著作権があり、複数人が関わる図書でそれぞれの著作物が明示されていると、各人の寄与を分離して個別的に利用するこ
タイゾーさんの『ピリ辛著作権相談室』の中の『Q43:公立図書館で貸し出す本の表紙をコピーしたり、ウェブにアップしたいんだけど…』(http://urheberrecht.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/43-1eed.html)のエントリーでわかりやすく記述してあるので、私なんぞの出る幕はないのですが、私なりのメモ的考察。 みなさん御存じのように著作権法が改正され、図書館にとって恩恵を得たり、サービス向上になりそうだったりするところもありますし、見た目は「おお~良くなるんだな」と思ってよく読むと「ただし~…」となっていて結局微妙だったりな今回の改正ですが… 今回の話に出てくるのは、著作権法第四十七条の二。 (美術の著作物等の譲渡等の申出に伴う複製等) 第四十七条の二 美術の著作物又は写真の著作物の原作品又は複製物の所有者その他のこれらの譲渡又は貸与の権原を有
まずは、中日新聞の『懐かしいソフト130本 福井駅前に「ゲーム図書館」』(http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100204/CK2010020402000005.html)から。 音楽、映画(映像)に続いて、「ゲームも収集しては?」と以前このブログにも触れましたし、アメリカなどでは普通にゲーム機がある状況から、「ああ、ようやく日本でも市営でこういう状況になったか」と思って、よく読むと… これを企画したのは『市の中心市街地振興課』の職員。 …やっぱり。 最初に見た記事には企画した人が『市職員』というだけで詳細がわからなく、「図書館職員だったらなぁ」と思っていたのですが…商工会などの企画ではない分、良かった気もしますけどね… まぁ、でも、期間限定のようではありますが、図書館の収集に一石を投じてくれれば、と。 (ただ、『図書館』というネーミングは安
え~、みなさま、今年もそれとなく更新していきますので、よろしくお願いします。 それにしても、年末年始のアクセス数の少なさといったら、ちょっと笑えました。 ただ、図書館の年始休館が明けた頃から、一気に(とはいっても、細々とやっていますから1日に100も来ていただいているわけではありませんけど)普通に戻るって、どれだけ、図書館員は複写で困っているんだ…と思った次第。 で、年末年始にかけて、図書館でのDVDの貸出に絡んだ話題が出ていたので、それについての覚え書を書いておきます。 もし、間違いなどあれば、教えてくださいませ。 さて、何度か著作権法38条の5があるから、図書館でDVDを購入するときはものすごく高価だって話を…たぶん書いたかなぁと思います。 参考までに条文を見ると… 『5 映画フィルムその他の視聴覚資料を公衆の利用に供することを目的とする視聴覚教育施設その他の施設(営利を目的として設
Imamuraさんのブログの『図書館はリクエストがあっても新刊しか購入しない?』(http://d.hatena.ne.jp/Imamura/20091220/library)というエントリーが気になったので、いつもながら、私の長い一言。 まず、前提として、この出てきた図書館を擁護する気はありません。 でも、そういう話はよくあるなぁと。 実際に、その図書館の人間ではないので、その館の内情はわかりませんけど、私の持っていた疑問とも符合する問題なので、とても興味深く読ませていただきました。 図書館側のリクエスト提供不可理由はこの記述によると、 A.県内で所蔵していない B.発行から2~3ヶ月以上経っている C.自費出版だから で、Imamuraさんの疑問は a.1年半前の出版物だし、県内にないからこそ買うべきでは? b.自費出版に対する差別では? c.市民のリクエストに対し図書館が一律に判断す
これがUPされる本日は、注目している『Future Librarian 全国図書館大会U40プレミアセッション』が開催されるので、どんな発言が飛び出すか、ものすごく楽しみです。 私の携帯電話だとTwitterできないし、家のPCはちょくちょく止まるからなぁ…PSPだと発言しにくいし。笑 ということで、『U40自宅部』幽霊部員…いや、始まる時間はまだ職場で仕事だろうなぁ…になっているはず。笑 さてさて、先日(?)、著作権法改正についての研修に行ってきました。 どっちかというと、障害者サービス寄りだったのですが、なるほど『条文はよく読むべし』ってことが勉強になりました。当たり前っちゃ当たり前ですけど。 質疑応答でちょっと暴走気味の発言をしたのは、講師の先生に素直に謝ります。すみません。(ちなみに、暴走であって暴言ではないです。) 以前、某(笑)全国図書館大会で著作権分科会に出席したのですが、そ
Twitterでレファレンスとか、OKWebなどで司書がレファレンスとか、先日書いたレファ協で同様なQ&Aサイトなど、色々な意見があるわけなのですが、私自身もそうですけど、それを実行するには何かが足りないと見え、固定された先進事例として大きく出てこないことが多々あったりしている感じです。 マイコミジャーナルの『アマゾンで探して買……借りる! 図書館蔵書検索ツール『Libron』とは?』(http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/10/15/libron/)という記事も、目にしたことのない人だと珍しいものかもしれないけど、「Greasemonkey」を使って図書館の所蔵情報表示云々はずっと前に話があったし、私も真似して作ったことがあるので、よく覚えています。 実際、以前Javascriptを使った簡単な県内横断検索を作っていたことから、その時県内図書館
<雑誌の受入> あまり言及している人を見ないので、誰も気にしていないのかなぁと思ったりするのですが、以前までは、未来発行日(例えば10月1日発行の11月号は11月1日発行と書いてある)の雑誌が多く、まぁ、それは流通云々の問題とか色々あって今はそれが定着していた気もします。 もちろん、最初から現実発行日(10月1日には10月1日発行の10月号が出るパターン)形式の雑誌も存在していますけどね。 それが最近、今まで未来発行日だったものが、前置きなしに現実発行日に変更されたから、うちの現場は大混乱(?)。色々な出版者で同様のことが起きていて、しかしながらまだ未来発行日にしているところもあり、何か通達とかあったわけでもないような気も… (どなたか内情を知っていたら教えてもらいたいです。) 混乱の理由は簡単。9月に発行された10月号の発行日が10月1日で、10月1日に発行された11月号も10月1日発行
Googleの話だと最近はGoogleブック検索なのでしょうが、今回はレファレンス関係の話が中心。 取っ掛かりをどこから始めようかなぁと思っていたら、saebou さんの『Truthiness vs. Fact(1)図書館における「事実の調査」について』(http://d.hatena.ne.jp/saebou/20090926/p1)の前後の素晴らしいエントリーがあったので、私は素晴らしくない方で考えてみようと…笑 さて、私も司書資格を取る時に、レファレンス演習でsaebouさんのようにレファレンス課題をやらされて、今に至っているのですが、その時培った検索の流れや資料などは、とても現場で役に立っています。ただ、実際に小さな館に勤めてみて思うことは、「レファレンスツールが充実していない」こと。 いやいや、もちろん図書館に必要であろうと思うレファレンスツールは予算を見ながら選書していますよ。
まぁ、最近…とはいってもここ数年…よく見かけるようになった、抽象的にはわかるが具体的にはよくわからない言葉に『機関リポジトリ』『リンクリゾルバ』『FRBR』…と色んな言葉があるのですが、これらを私の浅い理解度で知らない人に話すにはどうすれば良いかを今日は考えてみます。 というか、ちゃんと理解できている自信もないので、メモ的にブログに書くことで、あわよくば誰かにチェックしてもらうと、浅はかな考えだったりします。(実際、私もよくわかっていないので、よくわかっている人にものすごくわかりやすく解説してほしいものです。) ということで、これらをこれから理解しようとする人にだと間違った方向へ導きそうなのがちょっとごめんなさいなんですけど… 聞くところによると、公立図書館の司書の方でもどうもわからない方が多数派のようですので、「そんな言葉知らない」と言っていた人が、「聞いたことはある」とかになると「これ
図書館問題研究会の『みんなの図書館』の388号(8月号,2009.7)では「この人に聞きたい-選書論-」となっており、としょかん文庫・友の会発行の『としょかん』の111号(2009.8.)では「いま、選書が問われている」とあるし、編集者などのバックヤードはわかりませんが、流行なのかしらん?笑 『としょかん』の方はshinさんの『北の図書館』(http://homepage2.nifty.com/kitanotosyokan/)の資料の棚で簡単に書かれていますが、まぁ、どちらも最新号なので所蔵館に行かないと読めないので、特に言及しませんが、選書論というか、選書方法って難しいですよね、文面にするの。 私も一応『選書ってどうする?』(http://c-town.way-nifty.com/blog/2008/09/post-377f.html)とかちょこちょこっと書きましたが、読み返しても自分で
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『c-town.way-nifty.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く