阪神・淡路大震災から、17日で27年です。 震災では建物の倒壊や火災などが相次ぎ、その後の「災害関連死」も含めて、6434人が亡くなりました。 地震が起きた午前5時46分、神戸市や淡路島など大きな被害を受けた地域で、遺族らが黙とうし、犠牲者を悼みました。 震災を経験していない世代が増える中、当時の記憶や教訓を伝える1日となりました。 東日本大震災の被災地の人たちとともに追悼 兵庫県三木市で活動するボランティア団体「神戸・心絆」は、毎年1月17日に、竹の灯籠を並べ、阪神・淡路大震災と東日本大震災の犠牲者を追悼しています。 去年は新型コロナウイルスの影響で、宮城県名取市閖上地区の人たちはオンラインで参加しましたが、ことしは10人が三木市を訪れました。 会場には「絆」や「つながり」などの文字が記されたおよそ1000本の灯籠が「ゆりあげ3.11」や「こうべ1.17」などの形に並べられ、火がともされ