日本の漫画が世界的に人気を集める中、これまで海外で紹介される機会が少なかった日本の青年漫画を広く知ってもらおうと、大手出版社が、アメリカで青年漫画誌の増刊号を刊行し、配布することになりました。 刊行されるのは講談社の青年漫画誌の増刊号となる「ヤングマガジンUSA」です。 日本では高い年齢層の読者を想定した青年漫画が広く読まれていますが、アニメ化されるなどして人気の少年漫画に比べて年齢制限もあり、海外ではこれまであまり知られていませんでした。 刊行される雑誌はおよそ1000ページで、表紙は「攻殻機動隊」の作者、士郎正宗さんが手がけ、「頭文字D」で知られるしげの秀一さんの新作など、現地で好まれる「SF」や「ダークファンタジー」のほか、「LGBTQ」をテーマとした社会派のものなど合わせて20作品が掲載されています。 専門のチームがおよそ2か月かけて翻訳や校閲にあたったということで、青年漫画誌の海
