GW中、「何もすることがないなぁ」という方は、古書店めぐりでお宝写真集を発掘してみてはどうだろうか。 「最近の休日は古書店を回るセミプロの『せどり師』が増えています。バーコードを読み込んで、現在の相場を調べる専用ツールまでありますから」 と言うのは、アイドルグッズ専門店『荒魂書店』(東京・神田神保町)の鎌田俊一氏だ。 『せどり』とは、安く仕入れた古書(最近はゲームやDVD、CD)を高値で転売すること。アマゾンやヤフオクを利用した副業せどり師が激増中だ。となると、もうお宝写真集市場は開拓され尽くしたのでは? 「たとえば文芸の古書専門店ではアイドル写真集は価値がない。だからワゴンの中にお宝が埋もれていることもよくあります」(鎌田氏) お宝写真集のポイントは、(1)状態の良さ(汚れなく帯付。さらに初版本)(2)発行部数の少なさ(絶版本、版元倒産など)があるが、最も重要なのが(3)タレントの人気。