5月23日、オバマ大統領は国外での無人機を使った攻撃を限定すると表明し、米国が進めてきた「世界各地での果てしない対テロ戦争」を縮小する方針を明らかに(2013年 ロイター/Larry Downing) [ワシントン 23日 ロイター] オバマ米大統領は23日、ワシントンの国防大学で行った演説で、国外での無人機を使った攻撃を限定すると表明し、米国が進めてきた「世界各地での果てしない対テロ戦争」を縮小する方針を明らかにした。 オバマ大統領は、国際武装組織アルカイダなどの攻撃に無人機を使用する戦略は正当性があるとしたが、こうした攻撃には内外からの批判が強い。このため、無人機による攻撃は、脅威が「継続的で差し迫った」場合に限ると明言した。