回転ずしチェーン店「スシロー」の一部の店舗には巨大なディスプレーが設置されている。このディスプレー上にすしが流れる回転レーンを再現したのが「デジタル スシロー ビジョン」(デジロー)だ。 開発したのは、スシローを展開するあきんどスシローだ。2023年9月27日の発表以後、大阪府と東京都、愛知県のそれぞれ1店舗に試験導入している。あきんどスシローの親会社であるFOOD & LIFE COMPANIES(F&LC)は「様々なすしを見ながら新たなすしに巡り合える楽しさ、選べる楽しさをデジタル上で再現した」とデジローを説明する。 デジローのディスプレーの大きさは65インチハーフサイズの横長画面で、全面がタッチパネルだ。客はスシローで注文する際に使っているタッチタイプの端末と同じように、デジローでも操作できる。デジローにはほぼ実寸大のすし画像の一覧が表示されたり、皿に載ったすし画像が画面を横切って流
