世界に君臨するファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニの日本進出20年の集大成である、アルマーニ銀座タワーが、2007年11月オープン。日本への深い理解と関係を重んじたアルマーニ美学が詰まったアルマーニ銀座タワーが、一冊の本となってスペインの出版社「ACTAR」から出版された。 アルマーニを賞賛してやまない人達が今回のプロジェクトに深く関わっているのも重々伺える内容で、本人に加え、建築家のマッシミリアーノ&ドリアーナ・フクサス夫妻のコメントも添えられている。 また本書には、エリサ・フクサスによる、日本人の繊細な四季に対しての感覚が織り込まれた、タワー内の映像も添えられている。 1980年代、働く女性に対するファッションを打ち出した事で、ファッション界の異端児と称されたアルマーニは、そのキャリアに始まり、広告から全てにおいてグローバルな展開で押し進めている飽くなき探究心の人物である。