ニューヨークを中心に活躍するドールアーティスト、アンドリュー・ヤン氏が手がけた作品のチャリティーオークションの入札が阪急百貨店梅田本店(大阪市北区)で行われている。出品されるのは「クロエ」「ジョルジオ・アルマーニ」「バレンシアガ」など約74ブランドの最新ファッションに身を包んだ人形たちだ。 ヤン氏が制作する人形の大きさは約70センチ。手足部分にはワイヤが仕込まれ、動かすことも可能。特にこだわるのは、その顔立ち。水彩鉛筆やインクなどで描かれた意志の強そうな大きな目と表情が特徴。ハンドメードのため、髪形や表情も一体一体異なっている。 現在、ファッションドールが飾られているのは1階のショーウインドー。モデルに見立てた人形は、最新デザインを忠実に再現。また、業界を支えるスタッフやデザイナーなど、さまざまな役割を人形が演じる。アトリエでの衣装製作、ランウエーショー、舞台の裏側であるショーのバックヤー