「日本のサッカーを『日本化』する」――。2006年7月、日本代表監督就任に当たって、イビチャ・オシム氏はそう宣言した。以来、「日本のサッカー」探しは代表をはじめ、年代を問わず日本のあらゆるチームのテーマになった。「日本化した日本のフットボールというものがあります。その中には技術力を最大限に生かしたり、規律や結束して化学反応を起こしたりして戦っていく強さがある。そういうものをベースにしたうえで、
昨日も、平泳ぎの北島選手が水泳用具のメーカー「SPEEDO」の水着を着て、世界新記録を更新した。すばらしい、と思う。一部のニュースの書き方だと、この水着のおかげで勝てたように書いているけれど、実力があって、用具が優れているから勝ったのだ。 陸上の選手なら、スパイクやランニングシューズを、野球の選手ならバットやグラブを、スキーの選手ならスキーの板を最重要視するのが当たり前だ。松井秀喜のバットは、ミズノテクニクス株式会社の久保田さんという、熟練した職人が作っている。 平泳ぎの北島選手は、ミズノと個人契約していて、普段はアシックスの水着、コカコーラはスポンサーだ。それなのに「SPEEDO」を着るのは、実績だろ う。オリンピック日本選手の公式水着をミズノ、アシックス、デサントが、急ごしらえの新しい水着をつくったけれど、実績のないモノを本番では着れない。違 約金を払ってでも、「SPEEDO」を着るの
男子50キロ競歩でゴール後、倒れ込む山崎勇喜。係員の誘導ミスによる周回不足で競技場に入り、途中棄権扱いとなった=長居陸上競技場【 共同 】 ■幻のゴール 「あの瞬間は金縛り状態になってしまいましたよ。あきれてしまうようなことですね。この大会は来年の北京五輪の選考会でもあるんです。そこで途中棄権ということは、結果が残らないということなんです。評価のしようもないから、山崎は来年の日本選手権で結果を残さなければいけなくなったんですね。非常に怒っていますよ」 TBSの生中継で解説を担当していた日本陸連の鈴木茂雄競歩部長は、あきれ返ったようにこう言った。9月1日、世界陸上大会8日目の男子50キロ。入賞を狙っていた山崎勇喜(長谷川体育施設)が、競技役員の誘導ミスで1周早く競技場へ入ってしまい、途中棄権という結果に終わってしまったことについてだ。 「6月のサロマ湖100キロウルトラマラソンを歩いた時も
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