日銀ガー、マネー供給してー、物価が上がらないわけないー()
大統領選挙運動で打ち出す政策方針が二転三転するドナルド・トランプ氏だが、今度は膨張する米国の債務に対する態度を急変させたことで、民主社会主義者を自認するバーニー・サンダース上院議員(民主、バーモント州)でさえ、左に行き過ぎていると考えるエコノミストらから称賛を集めている。 資産家でありビジネスマンであるトランプ氏は、米政府は低金利を活用しインフラ再建などに支出を拡大するべきだと訴える。昔ながらのケインズ派経済学者と共通の立場であり、財政タカ派からは帳尻が合わないとして批判を受けている。ポスト・ケインズ派的なトランプ氏のアプローチは財政均衡という概念を捨て、米国はデフォルト(債務不履行)とは無縁だと宣言するものだ。 「米国政府なのだから、まずデフォルトになることはあり得ない。紙幣を印刷すればいいだけの話だろう」とトランプ氏は9日にCNNとのインタビューで話した。 これで共和党の主流派がトラン
日欧EPAの大筋合意が得られ、日本からの自動車や家電の輸出にかかる関税の撤廃・軽減が報じられました。一見、欧州の大きな譲歩に見えますが、実態は異なります。(『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』児島康孝) どこに行けば日本製品があるのか? 欧州で知った悲しいリアル 日欧EPA(経済提携協定)大筋合意 日本と欧州連合のEPA(経済連携協定)が大筋合意と報じられています。各社の報道を見ますと、欧州からの輸出は、ワイン・チーズ・豚肉などの関税撤廃や低減。日本からの輸出は、自動車・家電・日本酒の関税撤廃や低減と伝えられています。 協議を見ていて、欧州は自動車や家電などで大きく譲歩しているように感じます。日本製の自動車や家電の輸出で、欧州から反感をもたれないのか?と思いますね。 しかし、日本から見た場合と、欧州の現実は大きく異なるのです。 「欧州の現実」を日本人は誤解している 日本国内と
FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏は、全ての国民が政府から現金給付を受けられるベーシックインカムを支持する姿勢を、より鮮明に打ち出し始めた。 今年の目標にアメリカ全州を回ることを掲げているザッカーバーグ氏は、旅先のアラスカで、ベーシックインカムを他国でも導入を検討する価値がある「超党派的な考え」だと述べた。 アラスカ州には、石油から得た収益の一部を住民に給付する独自制度「アラスカ永久基金(Permanent Fund Dividend)」がある。2016年、同基金は受給資格のあるアラスカの住民に1022ドル(約11万6000円)を給付した。財政赤字拡大と石油の収益低下で、支給額は前年度から減少した。 「これはいくつかの点で、ベーシックインカムへの革新的なアプローチだ」と、ザッカーバーグ氏は自身のFacebookページに4日投稿した。「第一に、増税ではなく天然資源で資金を賄って
国際関係論の研究では、貿易によって国家間の経済的な相互依存が強化されれば、戦争が勃発して貿易が不可能になった際に相互に不利益となるため、その結果として平和を維持しやすくなる、と考える立場があります。 これはリベラリズム(liberalism)として以前から知られている学説であり、コヘインやナイ等の研究者によって主張されています(Kohane and Nye 1972, 1977)。 確かに貿易関係の強化が戦争を困難にするという可能性は注目に値するものですが、だからといって経済的相互依存によって平和を維持することが可能になるという考え方がどこまで妥当するのか疑問も残ります。 今回は、この問題を批判的立場から考察するため、20世紀に国際政治の研究で先駆的業績を残したイギリスの外交官エドワード・ハレット・カー(E. H. Carr)の議論に注目したいと思います。 平和が常に各国の共通利益とは限ら
日本経済は1997年度から名目ベースで成長できなくなっていますが、その直接の原因は、企業部門が資金余剰を続けていることです。 このことは、政府部門に置き換えると理解しやすくなります。 フローでは毎年度「財政赤字」を続けていたものが、1998年度以降は平均約20兆円の「財政黒字」に転じています。 ストックのネット負債はピークから330兆円も減少しています。 企業部門の大規模な「財政再建」が強烈な景気下押し圧力として働き続けていることが、名目ベースでの成長を阻害しているわけです。 この企業行動の大転換を促した「財政規律」に相当するものが、資本効率を重視する経営規律(資本規律)です。 (参考記事⇩) www.fujitsu.com 2014年に経済産業省がまとめた「伊藤レポート」にも 資本コストを意識したROE等の資本効率の向上はアベノミクスの第三の矢の中核として捉えられるべきであろう。 とあり
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