デンマークの自治領フェロー諸島トースハウンで行われたゴンドウクジラの追い込み漁(2019年5月29日撮影、資料写真)。(c)Andrija ILIC / AFP 【9月17日 AFP】デンマークの自治領フェロー諸島(Faroe Islands)は16日、同諸島で今週初めに行われたイルカ漁で1400頭以上が捕殺されたことに対する批判を受け、イルカ漁の慣行見直しを表明した。 フェロー諸島自治政府のバールウール・ニールセン(Bardur a Steig Nielsen)首相は「政府はタイセイヨウカマイルカの捕獲に関する規制の評価開始を決定した」と発表。「こうした漁は持続可能と考えられているが、われわれはイルカ漁と、イルカ漁がフェロー諸島社会で担うべき役割について、詳細に検討する」と表明した。 人口約5万人の同諸島では、「グリンダドロップ(グラインド)」と呼ばれる伝統漁でゴンドウクジラが捕獲されて