1日午後2時45分頃、愛知県清須市西須ヶ口、製紙原料会社「米彦(こめひこ)」(永井並夫社長)の工場内で、圧縮された古紙の塊に血がにじんでいるのを同社作業員が見つけ、110番した。 県警西枇杷島署が一部を解体して調べたところ、人の頭と腕を確認した。 発表によると、同社は古紙や段ボールを再利用のために圧縮し、製紙業者に販売しており、この日も朝から作業員数人が仕事をしていた。遺体の一部が見つかった塊は1・5メートル四方だった。 また、同社関係者が同日午後2時半頃、周辺の住民に「工場内にいた知らない人をプレスしてしまった。しばらくご迷惑おかけします」などと話していたという。 工場は道路に面しており、だれでも入り込める状況だったといい、同署は事件と事故の両面で調べている。 現場は名鉄名古屋本線丸ノ内駅近くの住宅街の一角。