老朽化した歩道橋などの撤去が全国的に進んでいますが、実は高速道路でも似たようなことが起こっています。ドライバーの上空をまたぐ「跨道橋」が、相次いで撤去されているのです。 東北道に続き関越道でも跨道橋撤去「夜間通行止め」に 関越道の鶴ヶ島JCT~東松山IC間(上下線)で2023年11月7日(火)、跨道橋の撤去に伴う夜間通行止めが行われます。通行止めは10km以上にわたり、複数のICが利用不可になることから注意が呼びかけられています。 拡大画像 東北道 岩槻ICの北に架かっていた「前原橋」。10月の夜間通行止めで橋桁が撤去された。写真は撤去前の準備段階(乗りものニュース編集部撮影)。 夜間通行止めを伴う跨道橋の撤去は、10月3日にも東北道の岩槻IC~久喜IC間で行われたばかり。実は、こうした高速道路に架かる跨道橋の撤去が全国で増えているのです。主な理由は「老朽化」にあります。 高速道路の跨道橋