ブックマーク / www.fuze.dj (11)

  • 庵野秀明と終わらない90年代。『シン・ゴジラ』を経てたどり着いた『旧エヴァ』という爆心地

    MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 「日の90年代」の象徴90年代。それはデッドエンドの時代だったといっては乱暴だろうか? もちろん時代を一言で表現するのは乱暴にほかならない。しかし、戦後という時代が行き着くところへ行き着き、右肩あがりの成長や発展は終わりを迎えた。そして一部の人間はその成長の土台に無数の犠牲や屍が転がっていたことに気づき、打ちひしがれた。そんな時代である。これも一側面ではあるだろう。 「我々」の文脈で言うならば、それはNirvana(ニルヴァーナ)「Nevermind(ネヴァーマインド)」を中心とした「最後」のロックンロール・リバイバルが、フロントマンであるKurt Cobain(カート・コバーン)の自殺によって急

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    hrfmmymt 2021/02/05
  • 進化するグライムと、拡がる格差の狭間で抗うロンドンのユースカルチャー 英国人ジャーナリストが語る音楽と都市の関係

    MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 大方の先進諸国においてモータリゼーションが行き届いた20世紀に一般化することになった概念ーー「郊外」は、それ以前には存在しなかった特殊な磁場によって、小説映画、多くのポップ・カルチャーの舞台になると共に新たな才能の温床となった。ごく最近の記憶として、90年代におけるグランジやインディ・ロック、あるいは、同時期のFOXTVのアニメ・シリーズ『ザ・シンプソンズ』における舞台装置としての郊外を思い起こす読者もいるに違いない。ある時期まで、サバービアは新たな表現の震源地と舞台装置のひとつであり続けた。 だが、同時に、「インナーシティ」を舞台に、そこから生まれたカルチャーもまた存在する。あなたが音楽ファンで

    進化するグライムと、拡がる格差の狭間で抗うロンドンのユースカルチャー 英国人ジャーナリストが語る音楽と都市の関係
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    hrfmmymt 2019/02/14
  • 歴史に残る「ドラッグ・ソング20選」ーーマリファナをはじめ、ドラッグと関係したポップ・ソングはどんな風に時代の変化を切り取ったのか?

    MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する ドラッグとポップ・ミュージックやロック音楽との関係というと、ここ日ではいまだセックス・ドラッグ&ロックンロールという古のスローガンが有効だった時代のミュージシャンたちのスキャンダラスなライフスタイルを連想してしまうかもしれない。 だが、こんな風に考えてみてはどうだろう。 ポップ・ミュージックこそが社会の状況や、そのドラスティックな変化をもっともカジュアルに、かつ、もっとも瞬間的にアウトプットすることが出来るアートフォームであり続けてきた、と。リーガルであれ、イリーガルであれ、ドラッグの存在は、有史以前から大方の市井の人々にとっては何かしら険しく、不条理であり続けてきた社会や現実のダークサイドを表象

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    hrfmmymt 2018/07/27
  • 格差社会、ラップ、移民、デマゴーグ——アニメ作品『DEVILMAN crybaby』のリアリティと、これからの日本

    Netflixオリジナルアニメ作品として2018年1月に配信された湯浅政明監督の『DEVILMAN crybaby』は、基的には永井豪の原作を忠実に守りながらも、舞台を川崎へとアレンジしている。現在の日のラップ・ミュージックを語る上では欠かせない重要な土地であり、中一男子生徒殺害事件など凄惨な事件の記憶も新しい「川崎」という記号が同作で選ばれたのには、どのような理由があるのか? 川崎のラップ・ミュージックからヘイト・デモに対するカウンター・アクション、移民や貧困層の子供たちに対するソーシャル・ワークまでをドキュメントした強烈なルポルタージュ『ルポ川崎』を上梓した音楽ライターの磯部涼に考察してもらった。 普遍的な「歌」として描かれたラップ・ミュージック 「私の歌だった」。ミーコは涙を流しながら言う。ククンのラップによる〝告白〟は、彼女に対して愛を告げるものであったけれど、同時に、内気で冴

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    hrfmmymt 2018/03/22
  • 【Sonar 2016】「遊びとは何か?」ブライアン・イーノ、文化の社会的な役割について語る | FUZE

    MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 6月16日から18日にかけて、音楽とアート、テクノロジーの祭典「Sonar 2016」がバルセロナで開かれた。20年以上続くこのイベントでは、連日複数のステージでライブが行われ、多くの来場者で賑わう。同時に開催される関連イベント「Sonar+D」では、音楽やアート、テクノロジーが交差するビジネスカンファレンスやショーケースが行われ、世界各国からアーティストや学識者、企業関係者などが集まる。 今年のSonar+Dの初日6月16日、U2やコールドプレイ、デヴィッド・ボウイに楽曲を提供してきたプロデューサー、ブライアン・イーノの特別講演が行なわれた。冒頭でSonar+DのキュレーターであるJose Lui

    【Sonar 2016】「遊びとは何か?」ブライアン・イーノ、文化の社会的な役割について語る | FUZE
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    hrfmmymt 2018/03/14
  • カルチャー雑誌/音楽雑誌は死んだ? 雑誌天国の90年代から20年、何が変わったのか?~90年代『ロッキング・オン』編

    MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 90年代初頭にバブル経済は崩壊したとされるが、さまざまなカルチャーの商業的ピークは90年代後半にある。音楽CDの生産枚数/金額が頂点に達したのは1998年。そして、書籍・雑誌の発行部数が最高を記録したのは1997年だ(実売金額のピークは1996年)。つまり、90年代はフィジカル・メディアの最盛期。紙のメディアに関して言えば、ネットの格的な隆盛を目前に控えた、最後にして最大の「雑誌天国」の時代だった。 では、その「雑誌天国」から20年。カルチャー雑誌/音楽雑誌を取り巻く状況はどのように変わったのか? それにともない、作り手側の意識はどのような変化を遂げているのか? あるいは、そもそもの前提として「雑

    カルチャー雑誌/音楽雑誌は死んだ? 雑誌天国の90年代から20年、何が変わったのか?~90年代『ロッキング・オン』編
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    hrfmmymt 2017/12/04
  • 進化する海外のLGBT音楽 ここでも取り残される日本

    MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 海外LGBT権利運動の高まり/日の「LGBTブーム」この2017年、大きく見て、欧米では性の多様性を認めることはひとつの良識として定着したと言っていいだろう。自分らしく生きることをひたすらアッパーに称揚するレディ・ガガの『ボーン・ディス・ウェイ』が現代のLGBTの権利運動におけるアンセムとなっていることは、そのことを端的に示している。世界的なポップ・スターがジェンダーとセクシュアリティの自由を、ダンス・ポップで掲げる時代ということだ。 Video: LadyGagaVEVO/YouTube『Lady Gaga - Born This Way』(2011)同曲が発表された2011年は、マリッジ・イ

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    hrfmmymt 2017/07/29
  • 黒船Spotifyが日本の音楽文化を救う? 田中宗一郎インタビュー

    MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 世界最大のストリーミング・サービスであるSpotifyが日でのサービス開始を発表してから一年弱。Apple Musicが先行し、それ以上にCDのマーケットが根強く残るこの国においては、まだまだ市民権を獲得したとは言いがたい状況だ。しかし、レディオヘッドやニール・ヤングといったアーティスト・サイドからの反発がありつつも、ポップ・カルチャーにおける何度目かの産業革命は確実に進行しつつあり、その波が10年遅れでここ日にもいよいよ到達してきたことは間違いない。では、ストリーミング・サービスは音楽にとって敵なのか? 味方なのか? 現在に至るまでの国内外の音楽メディアの歴史を踏まえて、このタイミングでそれを

    黒船Spotifyが日本の音楽文化を救う? 田中宗一郎インタビュー
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    hrfmmymt 2017/07/25
  • 「他言語を学ばなくてもいい日」は来ない。言語と機械翻訳を改めて考えてみる | アルゴリズム編

    MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する このシリーズ記事では、現在の機械翻訳が求められる意味と、そこから生まれる問題を紐解くべく、言語と翻訳をテーマに、人間とアルゴリズムの別軸から2回シリーズで読み解いていく。 機械翻訳の質の向上はめざましい。最近それを理由に「もうじき他言語を学ばなくてもいい日が来る」といった意見を目にすることがある。しかし、そう考えることには二つの問題がある。 人間編では一つめの問題として、「言語」と「翻訳」の面から見た問題を解説した。このアルゴリズム編では、二つめの問題である現在の機械翻訳に関する問題を解説する。「言語」と「翻訳」についての理解がないと機械翻訳の問題を語ることはできないので、人間編を未読の方はこの機会

    「他言語を学ばなくてもいい日」は来ない。言語と機械翻訳を改めて考えてみる | アルゴリズム編
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    hrfmmymt 2017/06/30
  • 「他言語を学ばなくてもいい日」は来ない。言語と機械翻訳を改めて考えてみる | 人間編

    MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する このシリーズ記事では、現在の機械翻訳が求められる意味と、そこから生まれる問題を紐解くべく、言語と翻訳をテーマに、人間とアルゴリズムの別軸から2回シリーズで読み解いていく。 機械翻訳の質の向上はめざましい。最近それを理由に「もうじき他言語を学ばなくてもいい日が来る」といった意見を目にすることがある。 しかしそう考えるには問題がある。理由の一つは、それが「言語」も「翻訳」も理解していない言い分に思えるから。もう一つは、単純に現在の機械翻訳の問題に関する理由だ。機械翻訳の問題を語る前に、まず人間が使用する言葉について理解しなければならないだろう。記事では、「言語」と「翻訳」に焦点を当てて、解説する。 こ

    「他言語を学ばなくてもいい日」は来ない。言語と機械翻訳を改めて考えてみる | 人間編
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    hrfmmymt 2017/06/29
  • 2017年へ:「幼年期は終わる。今こそバベルの塔を建てよう」(前編)

    MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 2017年が始まった。iPhoneが発表されて1月9日で10年になる。この10年で生活をもっとも大きく変えたもの、それはスマートフォンだと思う。 初代「iPhone」は2007年1月のMacWorldで発表された スマートフォンはおそらく21世紀でもっとも人の生活を高速に、そしてダイナミックに変えた装置でありインフラだ。それ以前のタッチパネル型PDAが成し得なかったことを、「スマートフォンという象徴的ハードウェア」と、それを成り立たせる「ソフトウェア流通プラットフォーム」および「通信インフラ」の組み合わせは、軽々と超えていった。たった10年で劇的に世界のすべてを作り変えたのだ。 人はインターネット上

    2017年へ:「幼年期は終わる。今こそバベルの塔を建てよう」(前編)
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    hrfmmymt 2017/01/19
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