月初めになると「今月はブログで◯◯PVを獲得して◯◯万円の収入が出ました!」という定例報告会のようなもので界隈が活気づく。PVはそのサイトが閲覧された回数のことを指し、ウェブコンテンツの《人気度》を表す指標としてよく用いられる。 PV重視は、ウェブ小説の世界であっても変わらない。 が――、私としては「PV数」よりも「読了率」の向上を目指すべきではないかと、この頃は考えている。ブログであっても、小説であっても。 読了率とは何か? ブログであれば「記事が最後までしっかりと読まれているか」、ウェブ小説であれば「最終話まで読者がついてきてくれているか」を表すのが読了率だ。 小説投稿サイト『カクヨム』におけるランキング上位作品を調べてみると、どれも読了率は50%を超えている(とアクセス解析から予測できる)。100人の読者が第一話を読み始めたら、うち50人が最終話まで読み進めてくれるわけで、これはなか
長編小説を書くのは苦しく、挫折しやすいものです。ときまき!では、どうしたら(なるべく苦しまずに)長編原稿を最後まで書き切れるのかを模索し、創作理論や執筆ノウハウに関する記事を連載してきました。 「長編小説を完結させる!」の目標達成に役立つであろう記事をここでは厳選し、目次としてまとめています。 長編執筆のための創作ノウハウ 【おすすめ】小説原稿を1日2万文字書くには、どうすれば良いのか 小説らしい文章の作り方(M式縛りプレイ執筆法) 小説のキャラクター設定を7枚のタロットカードに託す方法 ブログと違って小説を書くので躓くのは描写が書けないから!(ではどうするのか) 30分砂時計を使って小説の執筆管理をする より良く描写するためのレトリック入門(修辞技法/文体理論) 【序次法その1】小説の描写に《動き》を与える方法 【序次法その2】小説における俯瞰・アオリ・遠近法の描写例 【書記素配列】「「
先日、ときまき!さんのこういうエントリを読ませて頂いた。 tokimaki.hatenablog.com これは小説に限らず、創作を事としている人ならばいろいろと思うところのある文章なのではないかと思う。 誰も読んでいない作品を、それでも最後まで書き続ける意味はあるのだろうか? むしろ書くだけ時間の無駄ではないのか? このように考えたことのある人は少なくないのではないかと思う。 今回はこのことについて、自分なりに思うところを書いてみたい。 読者に恵まれた作品を書き続けるのは簡単 はっきり言うと、人気作となり、読者から感想がたくさん届けられる作品を更新し続けるのは容易なのだ。 モチベーションは高くなっているのだから、もっと認められたくてどんどん書いていける。 書けば書くほど読者が増え、褒められるという好循環に入れれば誰だって書くスピードは上がるのだ。 継続は力なり、はもちろんひとつの真実では
カクヨムが3月1日でサイトオープン1周年を迎えた。 割と大きな期待を背負って始まったサイトだと思うが、曲がりなりにも自分もここで1年間活動してきたので、過去を振り返りつつカクヨムについて思うところなどをまとめてみたいと思う。 カクヨムはウェブ小説の新しい潮流を作れたのか カクヨムといえばこれ、という代表作に「横浜駅SF」がある。この作品は第1回カクヨムコンテストSF部門で大賞を取り、書籍化された。 ウェブ小説といえば異世界転生、くらいファンタジーが強いイメージがあるが、こうしたSF作品が注目を集めたことはウェブ小説における新しい流れだったのではないかと思う。 カクヨムはSF短編でも『フォルカスの倫理的な死』などの有名作品がある。これは傑作なので、ぜひ読んで欲しい。 kakuyomu.jp こうした明らかに「なろう系」とは異なる作品が出てきてはいるものの、まだまだカクヨムの人口が少ないために
小説の書き方や指南本に、必ずといっていいほど出てくるプロット。 ほとんどが「プロットは必要不可欠。まずあらすじを書いて、筋書き(プロット)を作成しましょう」とあります。 指南本のなかにはサンプルとして、筆者自身が書いたプロットの一部が掲載されていることがあります。 映画のシナリオのように、いつ、どこで、だれが、だれと何をしている、といった内容が箇条書きになっているのが大半。 プロットを詳細に書けば書くほど、あとは執筆するだけの段階になります。 物書きならば、プロットを書かねば。キーボートの前に座って、想像した小説のあらすじを書き、次にプロットを作成していきます。 がんばって、がんばって、何度も修正して、やっと完成。 が、ここで大きな問題が発生。 「ああ、終わった。これ以上、書く気がしない!」 プロット作成後⇒同じシーンを書くのが苦痛。というタイプは、プロットを書くのに向いていません。 プロ
こんにちは、あとーすです。 taskey Uという小説を書く人のためのメディアを運営している関係上、常に「小説を書く人・書きたい人に役立つ情報ってなんだろう?」と考えます。 ここまで1年で100記事ほど書いてきたのですが、発信する情報が確立したとは言えません。また、100記事も書いてくるとそろそろ書くことがなくなってきた感じもします。これは僕の書き方に問題があるなと思っていて……僕は、過去の自分をペルソナに設定して記事を書いているんですよね。つまり、今の自分は知っているけれど、過去の自分が知ったら喜ぶのではないかということを基準に記事を作成しているわけです。 しかし、この手法は自分の貯金がなくなってしまうと記事を作成することができなくなり、実際に今、書くことがなくなってきているのです。もっとインプットしなければと 思うのですが、そもそもインプットの方法がなかったりする。ナタリーとかを見ても
家には書籍が多くて、本棚は4つありますが、本が入りきらなくて 窓際に置いたりなどしています。 教育本、医学書などの専門書、絵本、洋書、雑誌、小説、自己啓発本、ハウツー本などあらゆるジャンルが。 家族の本全部合わせると500冊はあるのではないかと思うぐらい、家には本がたくさんあります。 だから、書籍をフリマアプリで売ったり図書館に寄贈することに。 その中で、特に多いジャンルとして、自己啓発本が・・・ 姉との分をあわせると50冊は越えてます。 自分でも驚くほど多いな。と。 今では読むことはなくなりましたが、 なぜ読まなくなったのか。 そのことについて、まとめました。 ~人生に迷ったときの救世主~ 私が、自己啓発本を読む傾向として 「どう生きればいいのだろうか」 と、悩むときでした。(まだ20代ですが、よく悩む) そこで、よく本屋さんに立ち寄っては、入り口の特集コーナーで 「人生がかわる!」「2
こんにちは、kanataです。 面白い動画を見つけたので、日本語にまとめてみました。 1. まったく知らない他人(読者)が 自分の作品を読んで時間を無駄にしたと感じさせないこと。 2. 少なくても1人、 読者が応援したくなるような登場人物を描くこと。 3. すべての登場人物には欲しているものや、 求めていることがあるべきだ。 それが例え一杯の水だとしても。 4. すべての文章に以下の役割を持たせる。 人物像をより明らかにするか、物語を進めていくか。 5. 物語は、終わりに近いところから書き始める。 6. サディストになれ。 (主人公に苦労させる。 苦労させることで主人公の強さを描くことができる) 7. 1人の読者のために書く。 (すべての人を満足させるような作品を書こうとしないこと) 8. 読者には、できるだけ多くの情報をできるだけ早く与える。 感想 3番と4番目のポイントが特に印象的でし
ヒュー・ハウイーさんをご存知ですか? 私は、以下ポッドキャストの インタビューを聞くまでは知りませんでした。 ポッドキャスト名:The James Altucher Show エピソード名:Ep9-Hugh Howey 自己出版で成功した小説家の方で、 今は日本語訳も出ています。 ウール 上 (角川文庫) 作者: ヒュー・ハウイー,雨海弘美 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2013/09/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 今回は、インタビューを聞きながら 学んだことについて書きたいと思います。 毎日書き続ける このインタビューを聞きながら 1番印象に残ったのは、著者が、 とにかく小説を書き続けたということです。 初めは、10年間、売行など気にせずに、 とにかく作品を書き続けようと思ったそうです。 結局、9作目がヒットして 作家として生活していくこととな
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