ことし4月、住田町の山林で木の伐採作業をしていた作業員の男性が木に挟まれて死亡した事故で、必要な安全対策を怠ったとして遠野市の会社とその代表取締役が、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されました。 書類送検されたのは遠野市の「佐々木林業土木」と、会社の代表取締役です。 事故はことし4月、住田町上有住の山林で、木の伐採作業をしていた作業員の男性が倒木に挟まれ死亡したものです。 大船渡労働基準監督署によりま、労働安全衛生法では伐採作業を行う際、倒木にぶつからないよう退避場所をあらかじめ選定し、作業員に周知しておくことが事業者に義務づけられていますが、この会社では行われていませんでした。 このため大船渡労働基準監督署は、必要な安全対策を怠ったとして労働安全衛生法違反の疑いで会社と代表取締役の書類を盛岡地方検察庁一関支部に送りました。
尾瀬ガイド協会の公式ツイッターが「アフガニスタンやミャンマー、ロヒンギャに比べれば幸せです」などと投稿していた問題で、協会は書き込んだ理事を除名にするとともに会長と専務理事が辞任することを決めました。 尾瀬ガイド協会では、広報委員長の男性理事が協会の公式ツイッターで、先月までに「例え、都市部がほぼほぼロックダウン状態になったとしても、貴方の心と尾瀬の湿原は広大です。アフガニスタンやミャンマー、ロヒンギャに比べれば幸せです」とか「現在、たくさんのお花が開花中!まるで、女性専用車です。たくさんの『とってもいい香り』思わず、息を吸い込みます」などと投稿していました。 この問題について協会は2日、調査結果をホームページで公表し「アフガニスタンなどの方々の苦境を尾瀬の素晴らしさを引き立たせるための引き合いに出すなど言語道断で、極めて差別的な投稿だといわざるを得ません。また性犯罪で苦しむ女性を守る場の
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、達増知事は23日午後、政府に対して、「まん延防止等重点措置」の適用を要請しました。 適用が決まった場合、飲食店への時短要請など踏み込んだ対策を行うことになります。 岩手県では今月に入って新型コロナウイルスの感染が急拡大し、直近1週間・10万人あたりの新規感染者数は23日現在で20.1人と、感染急増段階を示す「ステージ3」の目安の15人を12日連続で上回っています。 こうした中、達増知事は感染拡大に歯止めをかけるため23日午後、「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請しました。 重点措置の内容について県は、飲食店の時短要請や酒類の提供自粛が柱になるとしていますが、詳細は現時点では決まっていません。 県は、政府が重点措置の適用を決めたあと、再び対策本部員会議を開き、対象地域や具体的な要請内容を公表することにしています。 県復興防災部の戸舘弘幸部長は、
7月、大阪市にある大阪府立の施設で開催される予定だった「表現の不自由」をテーマにした展示会について、施設の指定管理者が抗議が相次いでいることを理由に利用の承認を取り消したことに対し、展示会の実行委員会が施設の利用を求める裁判を起こしました。 訴えを起こしたのは、7月16日から3日間「表現の不自由展かんさい」と題した展示会の開催を予定していた実行委員会です。 実行委員会はおととしの「あいちトリエンナーレ」で抗議や脅迫が相次ぎ、一時展示が中止された慰安婦を象徴する少女像などの作品を集め、会場として大阪 中央区の大阪府立労働センター「エル・おおさか」を予約していました。 しかし、大阪労働協会などで作るこの施設の指定管理者は抗議の電話やメールが相次ぎ、街頭での抗議活動も行われていることから「施設利用者の安全確保が困難だ」として、6月25日に利用の承認を取り消しました。 これについて、実行委員会側は
27日午後、住田町の山林で、木の伐採作業をしていた48歳の男性が下敷きになり死亡しました。 警察が事故の原因を調べています。 27日午後4時ごろ、住田町上有住の山林で、遠野市の会社員、菊池厚志さん(48)が木の下敷きになっているのを同僚が発見し、消防に通報しました。 消防の救急隊が駆けつけたところ、菊池さんはすでに心肺停止の状態で、遠野市内の病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。 警察によりますと、菊池さんは27日、同僚数人と山に入り木を伐採する作業にあたっていたということで、同僚が見つけたときには、高さおよそ20メートル、太さ35センチほどの杉の木の下敷きになっていたということです。 警察は、菊池さんのそばにチェーンソーが落ちていたことから、伐採中に誤って木の下敷きになったとみて、事故の原因を調べています。
新型コロナウイルス対策の取りまとめにあたる「対策推進室」の職員の勤務状況について、政府は、5日の閣議で、正規の勤務時間以外に在庁していた時間は、ことし1月の平均で、およそ124時間だったとする答弁書を決定しました。 国家公務員の長時間労働の是正が課題となる中、無所属の安達澄参議院議員は質問主意書で、内閣官房の「新型コロナウイルス感染症対策推進室」の職員の勤務状況をただしました。 これに対し政府は、5日の閣議で、推進室の職員が正規の勤務時間以外に在庁していた時間は、ことし1月の平均で、およそ124時間で、最も長い職員は391時間だったとする答弁書を決定しました。 また、答弁書では、去年11月からことし1月までの平日に、承認を受けてテレワークを実施した職員はいなかったとしています。 そして、政府の見解として、感染状況が日々変化する中で、多くの業務に対応する必要があったことから、職員に多大な負担
東京と岩手、それぞれでの仕事を同時にこなす生活を送る「パワレルワーカー」の伊藤美希子さん。一体、どうやってその忙しい日々をやりくりしているのか。伊藤さんの「時間の活用術」に迫りました。
秋の大学祭のミスコンテスト。 あなたの感想にいちばん近いのはどれですか? A:「好き」 B:「時代遅れだ」 C:「興味ない」 D:「しんどい」 この質問を周りの人にしてみると答えはさまざまですが、ある特徴が。A・B・Cについては、自分の答えと違っても誰もが「こう考える人もいるよね」とうなずきます。しかし、Dの「しんどい」は「どういう気持ちなのかピンとこない」と話す人が少なくない一方で、激しく同意する人がいました。かくいう取材者の私たちもミスコンに「しんどさ」を感じていました。この「しんどさ」って、何なのでしょうか? (社会部記者・高橋歩唯、ニュースシブ5時ディレクター・田邊幸) 大学のミスコンテストは今から50年ほど前、1970年代にはすでに盛んに行われていました。「女子アナウンサーへの登竜門」とも呼ばれ、企業がスポンサーとなって運営資金を援助するなど、大学祭の一大イベントでした。大学祭の
京都大学で10月開かれた、縄で人を縛ることをテーマにしたシンポジウムで、着物姿の女性を縛る様子を実演し、動画をインターネットで配信していましたが、大学は内容に不快感を示す意見が寄せられたことから、公開を取りやめました。 10月24日に京都市左京区の京都大学で開かれたシンポジウムは、縄で人を縛る「緊縛」をアートとして紹介しようと京都大学文学研究科の教授が企画したもので、学生などおよそ80人が出席しました。 会場は文学部の講義室が使われ、この中で男性が実際に着物姿のモデルの女性を縛るなど、およそ30分にわたって実演が行われました。 シンポジウムの様子は、動画投稿サイト「YouTube」で配信され、海外で話題になるなどして、50万件以上のアクセスがありました。 一方で、この動画を見た人から「女性を軽視している」とか「これは学問なのか」など不快感を示す意見が寄せられ、京都大学は11月5日、動画の公
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