今期スルーしていた鉄腕バーディー02だったが、 7話が「作画崩壊」という議論が巻き起こっていたので見てみることにした。 正直、この回を私は「作画崩壊」と捉えなかった。 確かに絵柄の統一感は無いが、それだけで「作画崩壊」と決め付けるのは早計すぎる。 何故ならば、確信犯的に作り手の意図が確実に介在しているように見えるからだ。 そして、その意図は作品を良く表現する意志であり、貶めるものでないからだ。 おそらく「作画崩壊」は簡略化した中盤以降の急激な絵柄の変化をあげられると思う。 しかしこの手法は作画的な見方をすればアクション重視の為の手法だと言える。 それは躍動感あるキャラ達の動きであり、アニメーターの野心でもある。 また演出的に見ればバーディーの過去の回想という事で彼女の主観的な映像イメージを 表現したものだと解釈できるのではないか。つまり見ている側にとっては 中盤以降の映像は客観的な映像では