サブタイトルに「古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」」とある通り、古代DNA研究をまとめた本となる(その意味では「人類の起源」の話ではなく「人類の拡散」の話といった方が正確か)。 類書としてデイヴィッド・ライク『交雑する人類』(日向やよい訳) - logical cypher scape2があり、扱っている内容は重なっているが、違いも大きい。 『交雑する人類』は、人種差別、性差別に関わることについてもかなり言及があるが、本書にはそうした言及は少ない(人種について終章にまとめて少し書いてある)。 本書は、新書という性質上、ページ数も少なく記述の分量が少ないが、逆にそれゆえに『交雑する人類』よりも分かりやすいかもしれない。まあ、既に自分が『交雑する人類』を読んでいたので、分かりやすかった可能性もあるが(例えば、ヤムナヤの説明については本書の方が分かりやすかった気がするが、既にヤムナ
表1 2022年 病院調査: 睡眠薬・抗不安薬を主たる薬物とする症例における薬剤の内訳(N=435) この4薬剤、薬理作用の効力が強いだけでなく、「切れ味のよさ」が共通しています。つまり、血中濃度の立ち上がりが早く、比較的すみやかに血中濃度が低下するわけです。このため、患者は効果の発現を自覚しやすく、しかも、翌朝に眠気の持ち越しがありません。当然、患者からの評判はよいのですが、実はこういった性質を持つ薬剤は依存性が強いのです。実際、乱用者のあいだでは一種の「ブランド化」がなされて人気を集めています。 睡眠薬・抗不安薬依存症患者は、最初からベンゾ類を不適切に使用しているわけではありません。最初は処方通りに服用しているのですが、そのなかで、たとえば人間関係の悪化や様々なストレスに曝されるなかで、1錠、2錠……と徐々に乱用を進行させていきます。とりわけ、トラブルを抱えつつも誰にも相談できない(あ
ヨーロッパにおいて近世とはどういう時代か、中世とも近代とも異なるその独自性とはどのようなものか。主権国家と複合国家の相克という観点から、近世という時代の多様で複雑なうねりを描き出すちくま新書8月刊『ヨーロッパ近世史』(岩井淳著)より、「はしがき」を公開します。 「ヨーロッパ近世」とは、どのような時代だろうか。近世とは、日本史なら主として江戸時代をさすが、ヨーロッパ史では通常、15、16世紀の大航海時代や宗教改革に始まり、18世紀後半のイギリス産業革命とフランス革命までの時代を念頭に置くことが多い。しかし振り返ってみると、この「近世」(英語ではearly modern と言う)という時代区分は、それほど古くからあったわけではない。19世紀までの主要な歴史家は、ヨーロッパ史の時代区分として古代、中世、近代という三分法を用いており、そこでは、大航海時代や宗教改革から始まる時代は、中世とは区別され
皆さんは最近「洋楽」を聴いていますか…? ここ数年、音楽業界では「日本の洋楽離れ」が話題になっているようです。 洋楽離れ止まらぬ日本 K-POP人気、邦楽も台頭https://t.co/IvJHSz5Jkl 日本の2023年ストリーミングランキングの上位100曲に洋楽は1曲も入りませんでした。2月の東京公演が話題となったテイラー・スウィフトさんも、2020年代は20位圏内に入っていません。 — 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 4, 2024 確かに、日本のヒットチャートを席巻しているのはほとんどが日本の音楽かもしれません。一見すると日本独自の現象のようにも思えます。ただ、データから世界を見てみると、少しちがった風景が浮かび上がってきます。 実は「洋楽離れ」は、日本だけの現象ではないようです。世界中で、いわゆる「洋楽」のヒット曲、特にアメリカのポップミュー
トランペットソロをめぐる部内のゴタゴタ、コンクール本番前の「塾優先派」と「部活専念派」の微妙な温度差。そんな吹部のリアルが描かれた「響け!ユーフォニアム」の作者・武田綾乃さんに、吹奏楽の魅力について聞きました。 チャンネル登録お願いします!→https://www.youtube.com/@SuisogakuPlus/featured ♪♪♪吹奏楽コンクールのライブ配信情報サイト 「吹奏楽プラス」はこちら→https://www.asahi.com/s-plus/ 吹奏楽プラス公式SNSはこちら↓ ▼Twitter(X) https://twitter.com/AsahiSuisogaku ▼インスタグラム https://www.instagram.com/suisogaku_plus/ ▼Facebook https://www.facebook.com/prof
CrosSing - Music&Voice- 声優/アニソンアーティスト/VTuber/2.5次元俳優など、 「歌」を通して、各業界で活躍するアーティストの「声」を届けるカバーソングプロジェクト ◤◤ ◤Realize from CrosSing/小林裕介 Streaming & Download :https://crossing.lnk.to/KobayashiYusuke_Realize 第38弾は、『Dr.STONE』『Re:ゼロから始める異世界生活』等、声優として多くの話題作に出演している声優の小林裕介が登場! 自身が主人公、ナツキ・スバルを演じた『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd SeasonのOP曲「Realize」を歌唱します。 ◤CREDIT 作詞・曲:篠崎あやと・橘亮祐 編曲:藤代佑太郎(BIG ISLAND RECORDS) 音楽制作:APDREAM
CrosSing - Music&Voice- 声優/アニソンアーティスト/VTuber/2.5次元俳優など、 「歌」を通して、各業界で活躍するアーティストの「声」を届けるカバーソングプロジェクト ◤◤ ◤祝福 from CrosSing/Lynn Streaming & Download :https://crossing.lnk.to/Lynn_Shukufuku 第46弾は、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』『IDOLY PRIDE』『うちの師匠はしっぽがない』など、声優として多くの話題作に出演している声優のLynnが登場! 自身もミオリネ・レンブラン役で出演したTVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主題歌「祝福」を歌唱します。 ◤CREDIT 作詞・作曲:Ayase 編曲:片山将太 音楽制作:APDREAM 映像制作:山中凌 ORIGINAL SONG:祝福/YOAS
声優などの声を無断で使った「AIカバー」が氾濫、問題となっています。「声の権利」をどう考えていくべきか?「進撃の巨人」のエレン役などで知られる声優・梶裕貴さんは自身の声を「製品」にするプロジェクトに乗り出しました。 ■声優・梶裕貴さんと語る「声」と「権利」有名人の声を無断「AIカバー」 「#AIカバー」 喜入友浩キャスター 「今、私の声を吹き込んでいます」 喜入キャスターも自身の声を使って作ってみました。 ♪「まいごの まいごの子猫ちゃん あなたのおうちはどこですか」 喜入キャスター 「違和感は拭えないんですけれども、確かに歌ってますよね。自分が歌った方が上手いんですけれども…」 SNS上には、今、生成AIに人の声を学習させて人気の歌を歌わせたり、有名なセリフを言わせたりしている投稿があふれています。 20代 「本人じゃなくてAIで歌わせているやつをよく見る」 20代 「
「LGBT」という言葉はすっかり日本でも知れ渡りました。電通の調査によれば、「LGBT」という言葉の認知度について、2015年の調査では37.6%から、2018年の調査では68.5%、2020年の調査では80.1%と報告されており、数年の短期間で急速に上昇したことが窺えます。 一方でセクシュアル・マイノリティに関する言葉が勢いよく世の中に広まりつつあるものの、そのいろいろな言葉の意味を正確に理解するためのきちんとした学習の場は乏しく、ネット上でなんとなく聞きかじっただけの理解度でいるだけの人も多いはずです。上記の調査でもあくまで「認知度」を調べているだけにすぎず、正しく理解しているかは別問題。 まさに今はセクシュアル・マイノリティに関する数多の言葉が誤解・混同されながら、雑に飛び交っている状況とも言えます。 こうして混沌した状況にここぞとばかりに狙ってくるのが陰謀論です。 そこで今の日本(
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。
様々な職種のスタッフのチームワークによって命を吹き込まれるアニメーション。そんなアニメーション制作を支えるのがアニメスタジオだ。アニメスタジオは、作品の企画から制作、完成までを一貫して行う場所であり、アニメーターをはじめ、美術監督、3DCGデザイナーなど様々な専門家が集まって制作に取り組んでいる。 しかし、アニメスタジオの内部で実際にどのような仕事が行われているのか、その詳細を知る機会は多くない。 そこでリアルサウンド映画部では、アニメスタジオに潜入し、スタッフへのインタビューを通してそのスタジオが持つ“独自性”に迫る新連載「アニメスタジオのここが知りたい!」をスタート。記念すべき第1回目となる今回は、「動画工房」に取材を実施。色彩設計を担当するスタッフの目線から、「動画工房」の魅力を掘り下げていく。(編集部) 動画工房の階段には歴代の作品ポスターがずらり! 先頭には『夜のクラゲは泳げない
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く