同パネルは、パナソニックのIPS液晶技術をベースに、画素ごとにバックライト光量を制御できる新開発の調光セルを内蔵。調光セルには、表示セルと光透過特性が異なる液晶材料を使用し、それぞれを独立制御している。これにより光漏れを大幅に抑制し、きめ細かな階調表現を実現。コントラスト比を100万対1とした。 表示セルと調光セルの透過率を高めていること、かつ高輝度バックライトを採用していることにより、最大輝度1,000cd/m2、最小輝度0.001cd/m2を実現している。 なお本パネルはB to B向けのもので、放送局などプロ向けHDR対応モニターや、医療用・車載用モニターなどでの展開を見据えている。現在すでにサンプル出荷を開始しており、早ければ来年の初め頃、本パネルを採用した業務用モニターなどの製品が登場する可能性があるという。 本パネルのポイントは、上述した「画素ごとにバックライト光量を制御できる
