タイの首都バンコクの裁判所に出廷したアデム・カラダグ容疑者(2015年9月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/PORNCHAI KITTIWONGSAKUL 【9月26日 AFP】タイ警察は26日、先月17日に首都バンコク(Bangkok)で20人が死亡した爆発事件に関連し拘束した外国人の男について、爆発前に寺院にリュックを置く姿を防犯カメラが捉えていた黄色いシャツの男と同一人物だと発表した。 プラウット・タボーンシリ(Prawut Thavornsiri)国家警察庁報道官は26日、この事件に関連して最初に逮捕されたこの容疑者が実行犯だったことが分かったと述べた。警察の捜査でこの男の名前はアデム・カラダグ(Adem Karadag)だと特定されたが、国籍は確認されていないとしている。 同報道官は、「監視カメラの映像、目撃者の証言、容疑者本人の供述により、アデムが黄色いシャツの男だと確認され