聖人に認定されることが決まった生前のマザー・テレサ(1990年1月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/TEKEE TANWAR 【9月4日 AFP】インド・コルカタ(Kolkata)で貧者の救済に尽くし世界的に有名になった修道女、マザー・テレサ(Mother Teresa)が4日、列聖式を経て「聖人」に認定される。 厳粛な列聖式はバチカンのサンピエトロ大聖堂(Saint Peter's Basilica)で、信者ら10万人が参列しローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王が執り行う。会場には光輪が描かれた微笑むマザー・テレサの巨大な肖像画が掲げられる。 列聖式翌日の5日は、マザー・テレサが1997年にコルカタで87歳で死去してから、ちょうど19年にあたる。コルカタで長年、教壇に立っていたマザー・テレサはその後、貧しい人たちの救済に尽くした。 現在のマケドニアの首都のスコピエ