同じ2018年ロシアワールドカップ出場国との本番前哨戦と位置付けられた8日のスイス戦(スイス・ルガーノ)を0-2で落とした日本代表。これで海外組を含めたフルメンバーでは昨年10月のハイチ戦(日産スタジアム)から7戦未勝利という泥沼に陥っている。 4月のヴァイッド・ハリルホジッチ前監督解任後、チーム状態が上向くかと思われたが、西野朗監督率いる新体制は先月30日のガーナ戦(日産)に続く2連敗。前者は新布陣の3-4-2-1で挑み、今回は慣れ親しんだ4-2-3-1の基本布陣で戦ったが、どちらもイージーなミスから2失点。日本はゴール欠乏症に直面するという本番ではあってはならないシナリオが現実になってしまった。 初戦までもう残された時間は少ない 「試合内容、特に守備の部分でよくなってきているのは間違いない」とキャプテン・長谷部誠(ドイツ1部・フランクフルト)が前向きに言い、指揮官も「私自身はネガティブ