ドイツの大手自動車メーカーフォルクスワーゲン傘下のポルシェは、ドイツの大手メーカーとしては初めて、ディーゼル車の販売から撤退する方針を明らかにしました。 ドイツの大手自動車メーカーがディーゼル車の販売からの撤退を表明するのはこれが初めてです。 ポルシェは、スポーツカーメーカーのため、ディーゼル車の比率が1割程度と低いことも、今回の決定を後押ししたとしています。 ポルシェが傘下になっているフォルクスワーゲングループは、2015年に排ガス規制を逃れるためにディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたことが明らかになり、この問題でポルシェはことし5月、ドイツ政府からディーゼルエンジンのSUV=多目的スポーツ車、「カイエン」など6万台のリコールを命じられていました。