スナップショットを使えばとある瞬間のディスクやファイルシステムのデータをいつでも後から参照することができる。しかもスナップショットの作成は一瞬だ。スナップショット機能を活用すれば最強のオンラインバックアップソリューションが出来るだろう。 しかし、スナップショットでバックアップを取るなんて危険な操作じゃないのか?!と不安に思われる方もいらっしゃるかも知れない。MySQL Serverが稼働中にいきなりデータだけをとってくるのだから、そのような疑問を持たれるのは頷ける。しかし仕組みさえ分かればスナップショットによるバックアップは怖くないということが分かるはずだ。そこで、まずはスナップショットによるバックアップの仕組みについて説明する。スナップショットを取る際の要件は次の通りである。 全てのデータを単一のボリュームに置くこと。つまり、一回のスナップショット操作でバックアップが取れることだ。 ディ
ドキュメント指向なKVSってことと、字面が似ていると言うことぐらいしか比較する意味がなさそうなCouchDBとMongoDBだけど、ここ2,3ヶ月で両方をそれなりに突っ込んで見てきたので比較してみた。実装面やパフォーマンス、ということよりはどちらかというと(私が感じる)思想的なものや、ユーザ側からの視点での比較。 共通するところ これはもう簡単に、 ドキュメント指向データベース - RDBMSのようなカラムと言ったものを持たずにスキーマレスで好きな情報を入れられる Javascript/JSONを使用 - データ自体もJSONというJavascript由来のフォーマットで持ち(MongoDBはJSONを元にしたBSONというものだが)、データベースのアクセスにはJavascriptを使用する スケールアウトするように考えられている NoSQLな流行 CouchDBの特徴 機能を限定している
Dropboxを筆頭に2009年は数え切れないくらいたくさんのオンラインストレージサービスが出てきました。上記のサービスはオンラインストレージサービスとしてひとくくりにされますが、各サービスによって明確な特徴があります。 今回は各サービスの特徴を活かした利用方法をご紹介したいと思います。利用シーンが重要 今のところ単純にこれが一番、というものがありません。 利用シーンによってどのサービスがいい、というのが違います。今回は僕が色々と試した結果たどり着いた各サービスの特徴を活かした活用法を紹介したいと思います。 今回取り上げるオンラインストレージサービスと特徴 ・Dropbox … ファイル同期のみ ・SugarSync … ファイル同期/ファイル共有 ・SkyDrive + SkyDrive Explorer … ファイル共有のみ ・ZumoDrive … ファイル同期/ファイル共有/同期容
Amazon.com の EC2 を使うメリットを教えてください EC2 をカンタンに説明すると,本来サーバを借りて行うサービスを立ち上げるためのプラットフォームで,利用を開始すると仮想的なマシンが立ち上がり,サーバのように使えます(仮想サーバ) ベンチャーがサービスを始める際に EC2 を使うと,物理的にサーバを買う必要が無く,スケーラビリティに優れていると言われていますが,先行するホスティングサービス(Dedicated,VPS)であっても,サーバは買わなくても良くて,利用料金さえ増額すれば,何台でも増やせます(初期費用もほぼ無料に近いですね) 多重化されている,というメリットもありますが,ホスティングサービスであっても多重化は少しのコストを負担すれば可能ですし,そもそも安いサーバを複数台使う事だって考えられます EC2 を 24時間使い続けると,最低でも月額$72掛かります.安いホス
Cloud Serversは、メモリ256MB/ディスク10GBのインスタンスから用意されていて、 このミニマムのインスタンスが$0.015/時間で借りることができます。1ヶ月利用で$10.8。 256MB以上のインスタンス、例えばメモリ1GB/ディスク40GBのインスタンスでも$0.06/時間。 ディスク容量がネックになる用途以外では魅力的なラインナップではないでしょうか。 特にテスト機や実験機として一時的に利用したいようなケースでは、ロースペック・ローコストはとても助かります。 自動バックアップサービスが無料 バックアップと言ってもデータ自体のバックアップではなく、LVMのスナップショットベースのバックアップになります。 ファイルを個別に取り出すことはできませんが、データを復元する上では全く問題ありません。 このスナップショットがインスタンスごとに3つまでストックできるようになっていて
Twitterで話題になってたので簡単にまとめました。 ●MyISAMにしか無い機能を使いたい場合はMyISAMを使うしかない ・全文検索 (TritonnやSphinx) ・GIS ●InnoDBの利点(MyISAMの欠点) ▲障害対応系 ・クラッシュしても再起動するだけでリカバリができる ・クラッシュリカバリにかかる時間はテーブルサイズに比例するようなことはなく、コミット済みのデータは修復できる (巨大なMyISAMテーブルのREPAIRには数日単位で時間がかかることがある) ・オンラインバックアップができる ・INSERTやLOAD DATAなどを実行している途中でCtrl+Cでその更新系SQL文を止めても、テーブルは壊れないし、中途半端な状態で更新されることも無いし、スレーブが止まることも無い ▲性能系 ・行レベルロックなので並列性が高い(MyISAMはテーブルロック)。またSEL
The mentioned tools: wget, wget2, lftp, aria2, httrack, HTTPie, xh 'Fetch' is an integral part of the FreeBSD operating system. * aria2 supports IPv6 only in HTTP(S) download * HTTPie is written in Python + Requests and thus carry their portability and features "In development" - releases or new things done to the project within the last couple of years. Please file a bug report if this table is i
RedmineとTracの両方でチケット駆動開発を運用してみて、色んな気付きがあった。 以下メモ書き。 【比較対象】 ・Redmine0.8.0 ・Trac0.11.1.ja 【元ネタ】 脱Excel! Redmineでアジャイル開発を楽々管理 - @IT自分戦略研究所 【1】複数プロジェクトの扱い RedmineがTracよりも機能が優れている点の一つは、複数プロジェクトに対応していること。 Tracはプロジェクトに親子関係を入れることができないため、特に大規模プロジェクトではチケット駆動開発を実践しにくいだろうと思う。 複数プロジェクトを作りたい状況は、二つある。 【1-1】開発チームが複数のサブチームに分かれていて、それぞれでタスク管理したい場合。 RedmineやTracを運用してみると、一つのプロジェクトでメンバーが5人以上だとチケットが乱発されたり、放置されやすくなるようだ。
個人的には結構楽しみに待っていた IE8 の正式版がついに公開されました! (≧V≦)ノ ie6, ie7 の動作のもっさり感にいい加減うんざりしていたので即乗り換えました!(*`Д´)ノダシャ!! 以前 ie8 beta 時代に試してみたときには css 崩れとかで嫌な思いをして ie7 にすぐに戻した記憶がありますが、さすがは数々のテストを繰り返して登場した製品版だけあって、普通にネットしている分には css 周りで気になる点は今のところありません。 ie8 に乗り換えて気がつくのは、やはり動作の軽快さ。ie6, ie7 と比較して明らかに軽快です。 ie7 のベンチもとっておけば良かったと思いつつ、もう戻る気にはならないので、Firefox, Google Crome との比較でベンチマークを取ってみました。Safari はインストールしていないので比較対象外です。あしからず。 結論
webのいろんなデザインを生業にしている人間のちょっとしたTipsだったりメモだったり。 webのフロント技術について書く事が多いです。 もう5年以上使っているにも関わらず前々使い方を知らなかったりするemacsですが、ようやくきちんと勉強しようと言う気になったので調べてみました。 いままでも、HTMLとかCSSを書くときにもっとemacs使おうと思いつつ、テキストエディタのHTML編集モードやDreamWeaverといった分かりやすいエディタにフラフラ逃げていた訳ですが、今年はモヒカン度合いを高めようと思い、積極的に使って行こうと思います。 なぜviでないかというのはおいておいて。 という訳で、まずはHTML。 emacsでHTMLを書くためのモードはいくつかあり、 html-mode html-helper-mode psgml-mode(xml-mode or sgml-mod
分散バージョン管理Git/Mercurial/Bazaar徹底比較:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(3)(1/5 ページ) Subversionとは一味違う「分散バージョン管理」とは? 最近、Linuxをはじめ、Ruby on Rails、MySQL、OpenSolarisなどのオープンソースプロダクトが次々と分散バージョン管理システムを導入し始め、「Git」「Mercurial」「Bazaar」といった、分散バージョン管理システムが注目を浴びています。 本稿では、バージョン管理ツールのデファクトスタンダードであるSubversion(以下、SVN)と分散バージョン管理システムを比較しながら、メジャーな分散バージョン管理システムであるGit、Mercurial、Bazaarについて紹介していきます。 集中型と分散型 最初に、集中管理方式(または、集中型)のバージョン管理システムと分散管理
ここでいうFlexBuilderはFlexBuilder3、FlashDevelopはFlashDevelop Beta8であるのを、あらかじめお断りしておきます。 FlexBuilderは、はっきり言って中々に良い開発環境ですが、FlashDevelopに慣れてしまった自分としては、色々思うとこがあったりします。 FlexBuilderのActionScriptエディタも、かなりの優れものですが、Developの方が補完も強力な気がするし、検索かける時にFlexBuilderだと、検索したいコードを選択して「Ctrl+F」で検索が立ち上がるまではいいですが、その後「上へ」「下へ」を選んだ後に、イチイチ検索ボタンを押さないといけない。これが結構面倒くさい。 Developだと、検索したいコードを選べば、F3キーでバシバシとばしてけるし最後までいったらまた頭に戻ります。 Developだと検
Update: More Linux File Systems Introduction Although the file system is one of the most important pieces of an operating system, we generally put little thought into them these days. Put bits in, pull bits out. It usually works well enough for desktop systems - until the power fails - but even that is usually pretty painless these days. On Linux, there are many contenders in the file system arena
CSS Selectors test-suite およびダイナミック擬似クラスセレクタをチェックしてみた CSS Selectors testsuite や、「 CSS の互換性と Internet Explorer 」などから自分用のまとめ表を作りたいで、 ......まあ、 CSS Selectors test-suite - CSS3 . info はセレクタだけのチェッカですし、 CSS の互換性と Internet Explorer と組み合わせてよいまとめが作れたらいいかなと思います と書いていましたが、とりあえず CSS Selectors test-suite にて、 CSS 2.1 のセレクタおよび CSS3 のセレクタについてまとめることにしました。 CSS Selectors test-suite だと :hover 擬似クラスや :active 擬似クラスや :fo
「recursive callを得意とするV8が、recursive callに比重をおいた、V8 Benchmark Suiteで速い!速い!と語られるのはフェアではない」 今回、正規表現のみに焦点を当ててJavaScriptエンジンを比較してみた。 環境 SpiderMonkey - 1.7.0 2007-10-03SFX - Revision: 37445v8 - Revision: 389 SFX(SquirrerlFish Extreme)に新しく搭載されたWREC("the WebKit Regular Expression Compiler")、Safari 3に搭載されているJavaScript Coreに比べて、なんと5倍も速い。正規表現の実行が占める実行時間が、Webアプリケーション全体の実行時間の3%ほどだとすれば、WRECは、2.4%ほどの高速化に貢献している。 V
昨日KLab勉強会#2の資料を公開しましたが、その中で動的な分散ファイルシステムを設計していると書きました。分散ファイルシステムというのは既にいろいろ存在しているわけですが、情報が分散していてサッパリ分からないので、このあたりでまとめてみたいと思います。 間違っていたり古かったりするに違いないので、正確な情報は本家の情報を参照してください。 ファイルシステムレイヤー NFS GFS(Global File System) OCFS GlusterFS Lustre 下位レイヤー Filesystem Block Device Block Device Filesystem Block Device 読み込み ○ ○ ○ ○ ○ 書き込み ○ ○ ○ ○ ○ アクセスの冗長化 × ○ ○ ○(負荷分散と排他) × データの冗長化 下位レイヤーに依存 下位レイヤーに依存 下位レイヤーに依存 ○
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く