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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (350)

  • 共同親権法制を実施するうえでの2つの留意点

    共同親権の導入には、DV被害を断ち切れなくなるという懸念が出ている FineGraphics/photo-ac <血縁関係のない子どもに対しても愛情を注ぐこと、国際結婚が破綻しても日の子どもを他国に「取られない」ことへの配慮が必要> いわゆる共同親権を認める民法改正案が国会で審議されています。この問題に関しては、私は進めることには賛成の立場です。アメリカで生活する中で、両親が離婚した場合に共同親権の下で、双方の親との良好な関係を保ってきた事例を多く見てきたからです。アメリカの場合、制度は機能していると推定する合意が形成されているのは事実ですし、アメリカ以外の国を含めた先行事例を検討した上で、日でも今回の法改正が進められているのも事実だと思います。 共同親権を導入することで、DV親が親権を得て子どもがさらなる被害に遭う懸念、共同親権を行使するための接触があったために父母間のDV加害・被害

    共同親権法制を実施するうえでの2つの留意点
  • 「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗衣氏への名誉棄損に対する賠償命令

    <誹謗中傷で訴訟を起こされた被告が訴訟費用を上回るカンパを集め、さらに裁判過程をコンテンツ化して儲ける「ビジネス」が増えている> 4月18日、文学者の北村紗衣氏が、ネット上で「山内雁琳」を名乗る男性から受けた誹謗中傷を、名誉毀損だとして訴えた裁判の判決が東京地裁で下された。その内容は、雁琳氏は北村氏に対して慰謝料及び弁護士費用の合計220万円を支払うべしというものだった。同種の裁判と比べると、220万円という金額は重いとされている。 原告代理人が「被害者ではなく加害者がカンパを募る「誹謗中傷ビジネス」に対して、裁判所が歯止めをかけた重要な貴重な判決」と述べているように、この判決は、ネット上の誹謗中傷とその裁判がコンテンツとして収益化される風潮に一石を投じるかもしれない。 発端は別の誹謗中傷事件 事の発端は、文学者でフェミニスト批評を行っている北村紗衣氏が、歴史学者である呉座勇一氏のセミクロ

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗衣氏への名誉棄損に対する賠償命令
  • 「誰かが嘘をついている」――米メディアは大谷翔平の言葉を信じたのか? 現地記者たちが語った本音とは

    3月25日の大谷の会見には各国の報道陣約100人が詰めかけ、水原の代わりにウィル・アイアトンが通訳を務めた REUTERS VIDEO <「あんなふうに、怒る一歩手前でノーマルじゃないな、という雰囲気の大谷は初めて見た」......現地記者たちが語る大谷会見のリアル(4/2発売の誌『アメリカが見た 大谷の真実』特集号より)> ドジャースの大谷翔平選手は3月25日(日時間26日)、水原一平元通訳の違法スポーツ賭博をめぐる問題について会見を行った。この会見を、現地の記者たちはどう受け止めたのか。MLB(米大リーグ)取材歴18年で、ロサンゼルスを拠点にエンゼルス時代から大谷を取材してきた青池奈津子に27日(日時間)、誌・小暮聡子が聞いた。 ──25日の会見は、誰が呼びかけをして、どういう形で行われたのか。 エンゼルス時代には大谷選手に直接話しかけないようにと球団広報から言われていたため、

    「誰かが嘘をついている」――米メディアは大谷翔平の言葉を信じたのか? 現地記者たちが語った本音とは
  • 車いすユーザーの声は「わがまま」なのか? 当事者に車いす席の知られざる実態を聞く

    映画館での車いす席利用はそんなに不便なの? 車いすユーザーに率直な疑問をぶつけると、日では法律の下「とりあえず規定の数を設けているだけ」とも思える状況が浮かび上がった> 3月半ば、車いすユーザーの女性が都内の映画館で鑑賞する際、従業員にリクライニングができる席に移乗する介助を頼んだところ、鑑賞後に従業員から「この劇場はご覧の通り段差があって危なくて、お手伝いできるスタッフもそこまで時間があるわけではないので、今後はこの劇場以外で見てもらえるとお互いいい気分でいられると思う」と言われて「すごい悲しかった」と、映画館の名前と共にX(旧ツイッター)に投稿。 これを受けて映画館側は「不適切な発言」を謝罪したが、ネット上では映画館の従業員に介助を求めるのは「行き過ぎだ」「わがまま」との声が上がり、炎上する事態となった。 4月1日には改正障害者差別解消法が施行され、これまでの行政機関に加えて、民間

    車いすユーザーの声は「わがまま」なのか? 当事者に車いす席の知られざる実態を聞く
  • 「政治と関わりたくない人たち」がもたらす政治的帰結

    <大規模世論調査「スマートニュース・メディア価値観全国調査」が明らかにした日の「分断」。連載第6弾では、政治にかかわりたくない層の増加は、何をもたらすのか、早稲田大学政治経済学術院教授・小林哲郎氏が解説する> ■連載の記事一覧はこちら 筆者は2015年末から2023年8月まで香港の大学で勤務したことから、2019年から2020年にかけて香港で発生した大規模なデモとそれに対する政府の弾圧を間近で目にする経験を得た。2019年6月、人口約740万人の香港で200万人(主催者発表)もの人々がデモに参加。レストランや小売店が民主派vs.親政府派・親中派に色分けされて、ボイコットやバイコットが日常的に行われていた。さらに、コロナワクチンを接種する際ですら中国製を選ぶか否かという選択肢さえもが政治化。生活の隅々にまで政治的な対立が行き渡っており、好む・好まざるに関わらず、政治に関与することはごく普

    「政治と関わりたくない人たち」がもたらす政治的帰結
  • 日本が月面着陸に初成功、世界で5カ国目の快挙も「60点」評価のワケ...太陽電池が機能しないことによるミッションへの影響とは?

    が月面着陸に初成功、世界で5カ国目の快挙も「60点」評価のワケ...太陽電池が機能しないことによるミッションへの影響とは? <月面着陸には成功したが、宇宙科学研究所の國中均所長は記者会見で「ギリギリ合格の60点」とコメント。太陽電池が機能しないことで、「世界初のピンポイント着陸」が成功したかの評価や、送られてくるデータの量にどのような影響があるのか。ミッションの3つのポイントを概観する> 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、小型月着陸実証機SLIMが日初の月面着陸(ソフトランディング)に成功したと発表しました。 月面着陸はこれまで旧ソビエト(1966年)、アメリカ(同年)、中国(2013年)、インド(23年)が成功しており、日は5カ国目となりました。 ただし、着陸成功から約2時間後に行われた記者会見では、SLIMに搭載した太陽電池が現時点で発電していないこと、バッテリーで駆

    日本が月面着陸に初成功、世界で5カ国目の快挙も「60点」評価のワケ...太陽電池が機能しないことによるミッションへの影響とは?
  • もう車が買えなくなったアメリカ人──年収10万ドルの壁

    古き良き時代──星条旗を立てたトラックがズラリ(2009年、カリフォルニアのフォード・ディーラーで) REUTERS/Mike Blake <アメリカンライフの象徴だった車だが、富裕層に引っ張られて価格が高騰したばかりでなく、そもそも「高級でない車」が市場から消えた。もはや人口の8割が車に手が届かない状況だ> 車を所有することは昔から、アメリカ式ライフスタイルの象徴で、車は必要なだけでなく、自由や自立、そして時には抵抗のシンボルとなってきた。だが2024年には、アメリカと車の蜜月関係が終わるかもしれない。多くのアメリカ人が車を買えなくなっているからだ。 新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、生活費は全体的に高騰しており、車にかかる諸費用や自動車保険、修理費用なども上がっている。 パンデミック中、自動車業界はサプライチェーンの混乱や半導体不足などの問題に見舞われ、新車価格も中古車価格も史

    もう車が買えなくなったアメリカ人──年収10万ドルの壁
  • 「伝統を汚す」「北九州の恥」と批判されたド派手着物でNYに進出 貸衣装店主・池田雅の信念は「お客様の要望は必ず叶える」

    北九州市の新成人。ド派手な衣装は池田さんが手掛けている。(みやびのInstagramより) 写真提供=みやび 北九州市の成人式はド派手な衣装の新成人が多数集まる。そうした衣装は地元にある「貸衣装店みやび」の池田雅さんたちが手作りしている。一部の住民には問題視され、市に「不適切な服装」と陳情書を出されたこともある。それでも池田さんたちは衣装作りをやめなかった。なぜなのか。フリーライターの宮﨑まきこさんが取材した――。 「北九州の恥」と言われた貸衣装店主 成人式を2カ月後に控えた2023年11月9日、北九州市小倉北区「貸衣装店みやび」店。店名が書かれた重い観音扉を開けると、衣装ケースの壁に視界が覆われた。 一つひとつの箱には、2カ月後に着物に袖を通す新成人の名前が書かれている。店内はショールームというより倉庫のようだ。足元から天井まで積まれた衣装ケースに窓からの日差しが遮断され、蛍光灯の明か

    「伝統を汚す」「北九州の恥」と批判されたド派手着物でNYに進出 貸衣装店主・池田雅の信念は「お客様の要望は必ず叶える」
  • 知ってた? 低音域の音楽を流すと人は大盛りを注文し、音量が大きいと不健康な食べ物を選んでしまう

    店内の照明やインテリアの色や音楽によって、べ物に対する知覚は大きく変わり得る MONKEYBUSINESSIMAGES/ISTOCK <近年の研究で分かってきた。音楽の使い方次第で、べ物の味、べたいもの、べたい量まで変えられる> なぜレストランでべる事はこんなにおいしいのだろう。 それはシェフたちの長年の研鑽のたまものであるのは間違いない。その一方、全く同じものを自宅でべたら味は多少違うかもしれないことが、近年の研究で確認されている。 そのことに気付かないままだと、私たちの心理は行く先々のさまざまな仕掛けに操作されることになる。 色、匂い、音、照明──このいずれもが脳による味の知覚に影響を与え、べ物の味わいを変化させる可能性がある。 べ物の特徴(明るい色彩に盛り付けられて、しゃれた名前が付いているとか)はもちろんのこと、べる時の周囲の環境も関係してくるのだ。 学術誌に先

    知ってた? 低音域の音楽を流すと人は大盛りを注文し、音量が大きいと不健康な食べ物を選んでしまう
  • 自民党はなぜ杉田水脈議員の暴走を止めないのか

    内閣支持率が最低を更新中の岸田文雄首相(7月11日、東京の自民党部) Rodrigo Reyes Marin/REUTERS <杉田水脈衆院議員は、一連の差別発言について反省するどころか差別を煽るような投稿を繰り返している。SNSを中心に支持者によるヘイトスピーチの再生産も行われている> 7年前のブログの記述が民族差別に当たるとして9月と10月に札幌と大阪の法務局から「人権侵犯」認定された自民党の杉田水脈衆院議員の暴走が止まらない。これまで数々の差別発言が問題になってきた杉田議員だが、今回の件を受けてもなお、自身の言動が差別であったことを認めず、ヘイトスピーチを更に重ねている。 杉田議員が折れないことにより、SNS等ではそれを応援する者などによるヘイトスピーチがむしろ激しくなっている。こうした混乱については、杉田議員が所属する自民党にも責任がある。だが自民党はいまなお、杉田議員に対する処

    自民党はなぜ杉田水脈議員の暴走を止めないのか
  • 「格差地獄」のベネズエラ──富裕層は空中レストランからスラム街を見下ろしながら食事を楽しむ

    賃上げを求めるデモ参加者の手に「飢え」と書かれた箱が(カラカス)LEONARDO FERNANDEZ VILORIAーREUTERS <マドゥロ大統領の「ドル化」政策は一部で成果を上げ、どん底を脱したが、その副作用で「社会的貧困」が拡大。懸念されるのは教育崩壊がつくる、今後の貧困2022年11月、ベネズエラの首都カラカスのきらびやかな商業地区ラス・メルセデスに、ニューヨークのサックス・フィフス・アベニューを思わせる高級百貨店「アバンティ」がオープンした。 この店には、グッチやヴェルサーチなど高級ブランド品がずらりと並ぶ。11万ドルもするサムスン製のテレビは、すぐに入荷待ちリストができた。 ベネズエラでは国民の大半が貧困に苦しんでいるのに、カラカスでは贅沢なレストランやブティックのオープンが相次いでいる。テーブルごとクレーンで上空に浮かべ、美しい夜景と共に事を楽しむレストランまで登場し

    「格差地獄」のベネズエラ──富裕層は空中レストランからスラム街を見下ろしながら食事を楽しむ
  • 来日したフランスの女性議員が衝撃を受けた、日本における「学校と政治のかかわり」

    <日で高校生たちと率直に議論した仏下院議長。「政治家が学校に行って民主主義の重要性を語るのは欠かせないことだ」と語った> 先日、東京国際フランス学園を訪問した。主にフランスの幼稚園、小学校、中学校、高校のカリキュラムに沿ってフランス語で教育をする学校であり、3~18歳の生徒たちは日仏ハーフが多い。今回は取材が目的で、来日したフランス国民議会(下院)のヤエル・ブロン・ピベー議長に同行した。 国民議会初の女性議長である彼女はその日、高校の2~3年生と対話するためにフランス学園を訪れた。対話のテーマは「選挙および民主主義」。選挙や民主主義とは何かといったことだけでなく、民主主義が機能するためには具体的に何が必要なのかといった話もあった。 ブロン・ピベーは高校生にこう語りかけた。「あなたたちも政治に参加すべきだ。政治は日常生活に関わるのだから、政治家に任せることではない。われわれ政治家がいま決定

    来日したフランスの女性議員が衝撃を受けた、日本における「学校と政治のかかわり」
  • 原発処理水をめぐる日本政府の「意図的な誤訳」...G7首脳陣は「放出」が「不可欠」とは言っていない

    <「なぜ誤訳を修正しないのか」──何度も尋ねたが、いつも回答は同じ> 福島第一原子力発電所の事故からそろそろ12年半がたつが、いまだにたびたび一面のニュースになる。最近は、汚染水を多核種除去システム(ALPS)で処理した「処理水の海への放出」についての記事が多い(写真は処理水関連施設と作業員)。私は10回ほど同原発で取材したが毎回、ALPS処理水の課題を取り上げた。 最近の訪問は7月21日で、処理水の放出設備を視察しながら詳しい説明を受けた。大変興味深く、そのときの情報や海外の専門家の見解を聞くと危険性のある仕組みとは思わない。それでも実際にどう運営されるか分からないので、記者として「安全だ」あるいは「安全でない」とは断言できない。ただ、安心できない国民や漁業組合の意見は無視できないだろう。漁業組合に30~40年にわたってお金を配れば「理解を得られる」と政府が思ったら、大間違いだ。 海への

    原発処理水をめぐる日本政府の「意図的な誤訳」...G7首脳陣は「放出」が「不可欠」とは言っていない
  • 127℃、大気圧下で超伝導が成功? 超伝導研究の成果が「もし本当なら画期的」と疑ってかかられる理由

    韓国の研究チームが「常温常圧での超伝導に成功した」と発表し、世界をざわつかせているが、科学界は当初懐疑的な反応を示した。背景には、この分野で過去に取り沙汰されてきた数々のスキャンダルがある。これまでの経緯と超伝導に関する論文捏造について概観する> 今年の夏は記録的な猛暑が続き、熱中症予防のために夜になってもクーラーが手放せない状況です。けれど、8月に多くの大手電力会社が値下げするものの電気料金は記録的な高値を維持しており、私たちは否が応でも「エネルギー問題」を考えざるを得なくなっています。 日はエネルギー消費大国ですが、エネルギー自給率は先進国中で最低レベルの1割程度なので、電気を作り出す燃料(エネルギー資源)の海外事情にもろに影響を受けてしまいます。 最近の電気代の値上がりは、天然ガスや石炭といった化石燃料価格の高騰によります。①ロシアウクライナ侵攻に伴うロシア産エネルギー資源の禁

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  • クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』を日本で今すぐ公開するべき理由

    <原爆開発をテーマにしたこの作品を、被爆国日は当事者として評価する権利がある> 現在、世界で最も注目されている映画監督の1人、クリストファー・ノーラン監督(『ダークナイト』『インターステラー』)の最新作『オッペンハイマー』がアメリカで公開されました。7月21~23日という、最初の週末の興行収入は8250万ドル(約117億円)と、科学者の伝記映画としては例外的なヒットとなっています。 内容は、アメリカ陸軍による原子爆弾開発計画「マンハッタン・プロジェクト」のリーダーを務めた物理学者ロバート・オッペンハイマーの半生を描くものですが、単に原爆開発のストーリーだけでなく、非常に複雑な構成が取られています。主人公の半生に加えて、後に「赤狩り」の犠牲者として追及を受けた尋問の様子、さらに彼を陥れた黒幕に対する議会の審議という3つの時間軸がモザイクのように散りばめられ、それぞれが緊張感のある対話劇にな

    クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』を日本で今すぐ公開するべき理由
  • デモ参加者を「害虫」扱い...なぜフランスの警官は、ほかの欧州諸国に比べて乱暴で高圧的なのか?

    10代の若者が警官に射殺され、各地で暴動が起きた(6月30日) JUAN MEDINAーREUTERS <荒くれ者ぞろいの警官が貧困地区の移民を射殺、「差別はない」との建前と現実の大きな矛盾> 公式には人種差別の存在を否定しているフランスでアラブ系の少年が白人警官に殺され、怒りの暴動が全国各地で起きた。この国の治安当局に、暴力と人種差別の体質が染み込んでいる証拠だ。 【動画】フランス各地での抗議デモ(5日目夜) そもそも大都市周辺の最貧地区では、以前から黒人やアラブ系の住民と警官隊が一触即発の状態にあった。しかもフランスの警官は、ほかの欧州諸国に比べて乱暴で高圧的なことで知られる。 去る6月27日、アルジェリア人とモロッコ人の血を引く17歳の少年がパリ西郊外のナンテールで、交通検問中の警官に射殺された。現場に居合わせた市民が一部始終をスマホで撮影し、ネットに上げた。その動画が瞬時に拡散し、

    デモ参加者を「害虫」扱い...なぜフランスの警官は、ほかの欧州諸国に比べて乱暴で高圧的なのか?
  • ミャンマー語版、絵本えんとつ町のプペル出版までの道のり

    kaeru-no-tsura
    kaeru-no-tsura 2023/06/19
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  • まさかの誤算...人間の保護下で暮らす絶滅危惧種、「あらぬ方向」に急速な進化を遂げてしまったことが判明

    まさかの誤算...人間の保護下で暮らす絶滅危惧種、「あらぬ方向」に急速な進化を遂げてしまったことが判明 <天敵のいない環境で保護されて暮らすうちに、「天敵に捕獲されやすい」方向へと急速に進化しつつあることが研究で明らかに> オーストラリアに生息する可愛らしい有袋類「フサオネズミカンガルー」は、人類が持ち込んだ動物に捕されたり、生息地を奪われたりした結果、絶滅の危機に追い詰められた。現在では人間の手で保護されて徐々に数を増やしているのだが、その結果として「あらぬ方向」へと急速に進化してしまっているのだという。自然で生き延びられるようになってほしい、という科学者の思いに反する皮肉な流れだ。 ■【動画】保護下で暮らし続けた結果、間違った方向に進化してしまったフサオネズミカンガルー オーストラリアの南部と西部に生息するフサオネズミカンガルーは、絶滅危惧種に指定されている有袋類だ。生息数を増やすた

    まさかの誤算...人間の保護下で暮らす絶滅危惧種、「あらぬ方向」に急速な進化を遂げてしまったことが判明
  • 犬はOKでも60歳以上はお断り 韓国「ノー・シニア」掲げるカフェ登場

    <不寛容な社会へなりつつあるのか?> 子供たちのカフェやレストランなどへの入店を禁止する「ノー・キッズ・ゾーン」を掲げる店舗が増えているという韓国。市民からの苦情を受けて済州島では「ノー・キッズ・ゾーン」を禁止する条例を議会で取り上げるなど、大きな社会問題になりつつある。 そんななか、今度は「ノー・シニア・ゾーン」を掲げるカフェが登場してネットで論争が起きている。MBCNEWS、デジタルタイムズなど韓国メディアが報じた。 8日、あるインターネット掲示板に「ノー・シニア」というタイトルと共に投稿された一枚の写真がネットユーザーたちの議論の的となった。 介助犬は歓迎しても、お年寄りはNG その写真を見るとハングルで「ノー・シニア」と書かれた下に「60歳以上の高齢者の出入り制限」という文章が併記されている。これとは反対にすぐ隣りには「介助犬は歓迎します」というステッカーが貼られている。 写真とと

    犬はOKでも60歳以上はお断り 韓国「ノー・シニア」掲げるカフェ登場
  • 『リーン・イン』を期待された高学歴女性「ヒーブ」の苦悩は、男性にとっても他人事ではなかった

    2015年、カリフォルニア州司法長官(当時)カマラ・ハリスとFacebook COO(当時) のシェリル・サンドバーグがFacebook 社にて Robert Galbraith-REUTERS <男性中心の雇用社会に適応し、「男並み」にキャリアを積んでいるとされたエリート女性たち。しかし、その困難や葛藤は重層的で複雑だった...> 「女性の視点から」「女性の活躍」「女性の感性」......。「女性目線」を活かしてつくられた大ヒット商品や超人気サービスの裏には、「ヒーブ」と呼ばれる人びとの活躍があった。仕事に家事、育児や介護など、頑張りつづけた女たちの格闘と葛藤、そして知られざる「女性活躍」の歴史とは? 満薗勇著『消費者をケアする女性たち──「ヒーブ」たちと「女らしさ」の戦後史』(青土社)「まえがき」より抜粋。 正直に告白をすれば、私がヒーブ(HEIB)(*1)のことを知ったのはごく最近

    『リーン・イン』を期待された高学歴女性「ヒーブ」の苦悩は、男性にとっても他人事ではなかった