私ども一般社団法人TransgenderJapanは本日、「令和6年度千葉県人権啓発指導者養成講座」(以下、人権講座)において森奈津子氏が講師に選定されている件について、担当部局である千葉県健康福祉部健康福祉政策課人権室(以下、人権室)に要望書を手渡し、副課長から人権室が把握している限りの事態の概要と対応状況について説明を受けました。現在人権室は、その前文等で「性的指向及び性自認」を尊重されるべき多様性として明記している「千葉県多様性が尊重され誰もが活躍できる社会の形成の推進に関する条例」との整合性を含めて熊谷俊人千葉県知事からも説明を求められており、森氏を講師として選定した経過の詳細を調査中とのことでした。 人権講座を外部委託した団体による講師選定であるが故に経過調査は難航していますが、誠実な対応を試みている人権室のみなさまの姿勢に敬意を表します。合わせて、要請の機会を設定してくださった