アメリカのアウトドア用品メーカー「コールマン」のキャンプ用品を輸入・販売している日本の会社が、200近くの小売店に対して安売りをしないよう圧力をかけていたなどとして、公正取引委員会は独占禁止法に基づく排除措置命令を出す方針を固めました。 この会社はアメリカのアウトドア用品メーカー「コールマン」のキャンプ用品を輸入・販売していますが、アウトドア用品店やホームセンターなどの小売店に対し、あらかじめ決めた価格での販売に合意するよう求めていた疑いがあるとして公正取引委員会は去年3月から立ち入り検査をして調べていました。 関係者によりますと、検査の結果、遅くとも6年前から200近くの小売店の合意を取りつけ、安売りをした場合には取引を中止するなどと圧力をかけていたことが確認されたということです。 公正取引委員会は小売店が自由に価格を決めることを妨げる行為で、独占禁止法違反にあたるとして再発防止などを求