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2016年10月8日のブックマーク (2件)

  • 宮部みゆきが誉めた“理由”/朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』、『何者』 - シン・くりごはんが嫌い

    これから映画が公開される……からというわけでもないが、朝井リョウの直木賞受賞作『何者』とデビュー作にあたる『桐島、部活やめるってよ』を読んだ。後者は映画版も鑑賞。 ハッキリいうとみんなが大絶賛した映画版『桐島〜』はそこまでハマらず、普通におもしろかったという感じだったのだが、原作も読んだ直後は同じようなテンションで、なんでこれがここまでヒットしたのだろう、若い世代にウケたのかなーくらいにしか思ってなかった。 原作は小説すばる新人賞を受賞し、それでもって朝井リョウはデビューしたわけだが、驚いたのは選考委員である宮部みゆきがこれを「傑作」と評したことだった。なんといっても同じく選考委員を務めている直木賞にて、黒川博行氏の『破門』を「こういう小説はあまり好みではない」と前置きしたくらいの人である。こういった瑞々しいティーン向けの青春小説も同じように好きではないはずなのだ(石田衣良も誉めていたが、

    宮部みゆきが誉めた“理由”/朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』、『何者』 - シン・くりごはんが嫌い
    katokitiz
    katokitiz 2016/10/08
  • 加藤シゲアキの小説を全部読んだ - シン・くりごはんが嫌い

    お久しぶりです。8月の頭から20連勤→6連勤→13連勤→12連勤→8連勤という地獄を味わっておりました。おかげで何もする気がなく、休憩中もほぼほぼ待機という扱いでを読むくらいしかやることがなく、そのおかげというか、ちょっとした活字中毒になってしまいばかり読んでました。そんな中、職場のジャニヲタからNEWSの加藤シゲアキが書いた小説を全部借りて読んだのでその感想でお茶を濁したいと思います。 『ピンクとグレー』 ジャニーズのタレントがはじめて小説を発表したとして話題になり、映画化もされた作品。「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」でも公言していたように今敏の『PERFECT BLUE』の影響がかなり大きく、あの映像の感じを文章で再現したクライマックスは圧巻で評価に値する。ポップカルチャーの引用しかり、あるキャラクターの死と、それを受けて残された人間は喪失感を抱えつつどう生きていく

    加藤シゲアキの小説を全部読んだ - シン・くりごはんが嫌い
    katokitiz
    katokitiz 2016/10/08