リポート笠間59号より、木越 治「現代語訳と研究」[上田秋成から考える]、を公開いたします。 リポート笠間は、小社のPR誌で年2回刊行しています。送料無料・購読料無料。定期購読は随時受け付けています。お気軽にご連絡ください。詳細は以下のページでご確認ください。 https://kasamashoin.jp/report.html ご連絡お待ちしております。 ———- 木越 治「現代語訳と研究」 この特集にいう現代語訳を、古典をベースにした二次製作物全般にまで拡大解釈するならば、上田秋成関係では、次のようなものを挙げることができる。 ①現代語訳 単行本として刊行されているのは『雨月物語』が多いが、『春雨物語』を含むものもいくつかある。それ以外の作品では原テキストの注釈に付されたものがある程度。 ②漫画やコミック 圧倒的に『雨月物語』が多いが、『春雨物語』の「目ひとつの神」なども漫画になってい
『読本研究』(全10輯)、『読本研究新集』(全5集)刊行から8年が経ち、このほど「読本研究の会」が再開されるとのことです。【「読本研究新集」第六号(復刊第一号)は平成二十六年六月に刊行予定】、【5号継続して年1回刊行する】予定とのこと。 また、再開に伴い会員を募集中です。会員には以下の4種があります。 Ⅰ 維持賛助会員(会の趣旨に賛同し、本会の維持・発展を担う者。「読本研究新集」に執筆できる) 会費年額七〇〇〇円 Ⅱ 一般会員(「読本研究新集」に執筆できる) 会費年額四〇〇〇円 Ⅲ 学生会員(「読本研究新集」に執筆できる専職ない会員含) 会費年額二〇〇〇円 Ⅳ 購読会員(「読本研究新集」を購読する者、団体〈研究室・図書館等〉) 会費年額二〇〇〇円 入会をご希望の方は下記案内をご覧のうえ、事務局までご連絡ください。 ●「読本研究の会」再開のお知らせと入会のご案内(PDF) ●読本研究の会事務
平成15年、第十号をもって休刊となった、近世文学研究誌『雅俗』が復刊する。 詳しくは、こちらのPDFを参照のこと。 昨今の国文系雑誌の休刊・廃刊を受け、【学界を下支えする専門誌の存在】を研究発展のために必要だ、とすることに端をはっする。 この雑誌のもつ新機軸として、以下の3つを挙げている。 ●同人以外の会員も投稿権を有する、開かれた雑誌(同人だけたでなく、購読会員[年会費1,800円+送料]も投稿可) ●歴史・思想・美術史など、隣接領域も積極的に取り込む。 ●学術エッセイ、座談会録など、同人誌にしかできないコンテンツを充実させる 新しい『雅俗』は、B5判130頁程度、年一回発行。 会員区分として、購読会員(年会費=1,800円+送料)、賛助同人(年会費=4,000円)、維持同人(年会費=10,000円)、が設定されており、いずれの区分でも、投稿ができるのが特徴だ。 編集部に名を連ねるのは、
ホームホームページ紹介長島弘明氏がEAJRS(日本資料専門家欧州協会)2011で「日本語の歴史的典籍のデータベースの構築 文部科学省による学術研究の大型プロジェクトの推進と関連して」の発表 2010年4月 8日付け小社ブログで、●日本学術会議、人文・社会科学作業分科会が「江戸期以前の日本語典籍のアーカイヴ化」を提言という記事を紹介しましたが、その続報です。 EAJRS(日本資料専門家欧州協会) 2011にて、長島弘明氏が最新の状況を報告しています(正確には、本年6月に提出された改訂版、【中心機関が国文学研究資料館のみとなっていたが、改訂版で東京大学を付け加えた】とのこと)。詳しくは以下から。 長島弘明氏 NAGASHIMA Hiroaki 日本語の歴史的典籍のデータベースの構築―文部科学省による学術研究の大型プロジェクトの推進と関連して― The Construction of a
岩瀬文庫さまよりいただいたチラシです。 画像をクリックすると大きく表示されます。 ●西尾市岩瀬文庫古典籍書誌データベースはこちら (JPG205KB) 以下、岩瀬文庫資料調査会 代表 塩村耕氏よりの 「三ツノオ願イ」を転載します。 一、古書をとりあつかう方、昔の人や事物を調べている方は、折に触れて検索をかけてみて下さい。ばらばらに散在する資料の間に、さまざまな連関を見出すことができるはずです。 一、データベースの記述に誤りや不適切があれば、ご教示下さい。訂正改善をしてまいります。また、何か新たな発見があれば、その喜びを共有させて下さい。 一、(もしも余力があれば)あなたが関係する蔵書群、文庫、図書館などについても、これと同じようなデータベースを作成公開して下さい。ともに日本の豊かな書物文化を解明し、前人未知の領域に達しようではありませんか。 (JPG180KB) 岩瀬文庫古典籍書誌データベ
衝撃的なニュースが、連休明け小社に届きました。 学燈社、「国文学」「学燈」が休刊になります。 「国文学」創刊(昭和31年4月)以来54年 「学燈」創刊(昭和23年4月)休刊62年 続いた雑誌です。 最終刊行は「国文学」7月号(6月11日発売)。「学燈」(6月6日発売)。 最近でた、臨時増刊「 新発見資料が語る—-万葉考古学 國文學第54巻第6号2009年4月」が、近年まれに見る充実ぶりだったので(私(岡田)はずいぶんこの本に励まされました。まだまだやれるじゃねーか、国文学、と思って…)、本当に本当に、残念です。 「書籍」については従来通り営業していく、としています。 今後の動きに注視していきたい、です。 学燈社の公式サイトはこちら。 http://www.gakutousya.co.jp/
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く