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ブックマーク / yamamomo.asablo.jp (6)

  • 電子書籍からの引用はどう示すか: やまもも書斎記

    2016-06-24 當山日出夫 電子書籍について思うことを書いてみる。 電子書籍の利便性については、いろんなところでいろんなひとが述べている。ここでくりかえすまでのこともないだろう。ここでは、私が困っていることについてしるしておきたい。 それは、「引用」と「典拠」のしめしかたである。 論文やレポートを書く。そのときに、引用・出典ということが重要になる。これは、紙のについてであれば問題はない。さまざまな流儀があるとはいえ、これまでの各研究分野における、習慣というか、伝統的なスタイル、とでもいうべきものがある。 これが、電子書籍になるとどうか。 引用はできる。PCで見ているにせよ、Kindleなどの専用デバイスで見ているにせよ、とにかく、内容を書き写す(コピー)することは、紙のと同様である。 では、次に、この出典を注記しようとしたとき、どうすればいいか。このときになって、はたと困ってしま

    kitone
    kitone 2016/06/24
    電子書籍側で全文検索ができればあえてページを示す必要はない気もする。引用なら、だけど。引用せず参照しているだけというケースだとどうしたもんやら。
  • デジタル学術情報流通の現状と課題: やまもも書斎記

    2011-06-03 當山日出夫 Twitterから流れてきた情報であるが。一般社団法人大学出版部協会というのがある。そこが出している冊子に、『大学出版』がある。そのバックナンバーが、インターネットで読める。 第86号(2011年5月)は、デジタル学術情報流通の現状と課題、という特集になっている。 目次は、 1●大学出版部のビジネスモデルを求めて 2●学術出版はどこへゆくのか 3●大学図書館の変化とロングテール 4●電子ブックと大学図書館 となっている。 PDFでダウンロードできる。 http://www.ajup-net.com/daigakushuppan 當山日出夫(とうやまひでお)

    kitone
    kitone 2011/06/04
  • 2010-02-01: やまもも書斎記

    2010-02-01 當山日出夫 『ARG』の第412号を読んですこしだけ。今回の号の中心はなんといっても、 連載企画:国立国会図書館若手連続インタビュー(1) であろう。ざっと読んでだけれども、やはりキーワードになるのは「知のインフラ」だろう。これをどのような意味でつかうのか、人によってことなるにちがいない。ここで、注目すべきは次のことばかなと思う。 >>>>> インフラたろうとするいい意味での謙虚さがないように思います。 <<<<< これは、特に今の国会図書館のあり方を批判したというよりも、非常にひろい意味で、図書館がいまの我々に何をもたらしてくれているかを考えるうえで、非常に刺激的なことばだと私はうけとめる。 そして、それを実践していくうえで、長尾館長の発言などについて、 >>>>> 館内にもっと討論をする土壌が欲しいです。館長の自説についての討論ももちろんですが、職員が語ることをあ

    kitone
    kitone 2010/02/02
  • NDLのWEBサービスに望むこと: やまもも書斎記

    2009-11-08 當山日出夫 一昨日は、立命館の岡真さんのARGの講演会。私がたてた企画のようになってしまっているので、なんとな責任のを感じる。この感想は、おって後ほど。 昨日は、NDL情報提供サービスに関するグループディスカッション、なるものに参加してきた。(ブログに書くな! と誓約書にサインしたわけでもないので、書いたってかまわないだろう。) 私の理解するところ、国立国会図書館のいろんなオンラインサービス、これがつまらない。では、どうしにかしよう。それも、できるなら、今の、長尾館長の任期の間に。まずは、いろんな人、図書館の関係者だけではなく、社会のいろんなところで活躍しいる人、あるいは、普通の人に、集まってもらって、ディスカッションしてもらい意見をあつめよう……それを、最終的に集約し、反映したシステムを構築しよう……ということ、(らしい、と私は判断する。) 中心は、慶應の原田隆史

    kitone
    kitone 2009/11/08
  • 学術書出版とDTP(1): やまもも書斎記

    2008/11/12 當山日出夫 昨日は、ARGのオフ会(でもって、立命館のグローバルCOEの火曜セミナーは、さぼってしまった。資料だけはもらってきた。) オフ会について、いろいろ感想がある。が、ここから論じたいのは、そろそろおひらきにしましょうか、というところで、話題になったこと。 結論的なことを言えば、学術書出版において、フォント埋め込みPDFの完全原稿での出版の是非、をめぐる問題。 今、学術書出版は、マイナスのスパイラルの中にある。が高い。売れない。買わない。著者(研究者)もあきらめてしまう。出版社も、売れないを出そうとしない。 では、どうすべきか。 その前に確認しておきたいことがある。それは、「学術書」の出版と、通常の出版(小説・実用書・雑誌、など)とは、同じかどうか、である。 一般的な理解としては、読者が、研究者であり、専門的な内容であるかどうか、ということである、と推測する

    kitone
    kitone 2008/11/13
    フォントやレイアウトに対する責任は研究者に限らずあらゆる「著者」が持つべきだと思っている.それは自分も含めて
  • 笠間書院のグーグルカレンダー/学芸員不要論を撃つ: やまもも書斎記

    2008/02/29 當山日出夫 各種の研究会の案内としては、ARGのイベント案内がまず思い浮かぶが、笠間書院のものもすばらしい。 http://kasamashoin.jp/2007/08/post_203.html 学会などの一覧が、Googleカレンダーに対応している。 かなり先の予定まで見られるが、CH・DH関係で注目すべきは、 2008年5月10日 美術史学会美術館博物館委員会東西合同シンポジウム「学芸員なんていらない!?―学芸員不要論を撃つ-」 大阪市 天王寺公園映像館 であろう。美術史学会のHPからたどると、 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jahs2/bujutsu-hakubutsu-iinkai/bijutsu-hakubutsu-iinkai-symposium.html#2008 先日のARGのオフ会は、図書館関係(司書の仕事)が話題になっていた。こ

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