21日の西武戦(西武ドーム)で勝ち、連敗を4で止めたソフトバンク。が、2位・オリックスも勝ったため、優勝マジック点灯は23日からの難敵・楽天4連戦(ヤフオクドーム)に持ち越し。最後まで大難産が続く。 3年ぶりのリーグ優勝へマジック点灯目前で足踏み。「プレッシャーだな」と苦虫をかみつぶしていた秋山監督だが、連敗ストップにもひと息つくヒマがない。 熱烈声援の地元・福岡に戻れば地の利があるとはいえ、相手は星野監督が今季限りでの退任が決まり送別ムードで結束する難敵。それだけに秋山監督とすれば、気が休まらないだろう。 この日の日本ハム戦(コボスタ宮城)でも、楽天は逆転負けで5連勝でストップしたが、12勝目を目指した大谷を血祭りにあげた。5回1/3で自己ワースト7失点。今が旬の右腕をKOしたのだから、勢いは侮れない。 18日に星野監督が退任を発表して以来、楽天ナインは「お世話になった監督のためにも負け