来季新監督カルテットの中で、実務派NO・1のオリックス・森脇浩司監督(54)の“後継者”となるのは誰か。 14日にも正式決定する楽天・大久保博元(47)、夕刊フジ既報通りの広島・緒方孝市(45)、西武・田辺徳雄(48)、ヤクルト・真中満(43)。4人の新監督は全員40歳代だ。 2軍監督やコーチ経験豊富という共通項があり大久保新監督以外の3人は生え抜きだ。野手総合コーチを務めた緒方新監督は既定路線。昨オフに辞意表明した野村監督が松田オーナーの慰留で今季続投したが、辞任していれば緒方新監督が誕生していた。1軍チーフ打撃コーチだった真中新監督は2軍監督時代から山田、雄平を指導、開花させた手腕を買われた。田辺、大久保監督は2軍監督、1軍コーチ、今季は監督代行も経験した。 カルテットは、チームを知り尽くした実務派監督の手腕を買われた。目指すは森脇監督だろう。就任1年目の昨年は5位に甘んじたが、2年目