入学式、野球部だけが校歌絶叫 「手本をみせるんじゃ」 - 高校野球：朝日新聞デジタル
広島商の新入部員が最初に覚えるのは校歌だ。 ああうるわしき厳島（いつくしま） 潮にたてる大鳥居 甲子園で何度となく斉唱されたフレーズを、入学式までに暗唱できるようにする。もっとも、メロディーは二の次だ。 「腹から声を出すんじゃ」「体を反れば、もっと大きな声が出る」 １年生指導係の新田渉（わたる）と池田樹（いつき）（ともに２年）の教えは明快だ。 １日に初集合し、「まずは広島商野球部の基本を学ぶ」と檜山忠監督。だから指導係には真面目でリーダーシップのある２年生が選ばれる。夏までは自分の練習よりも、１年生の指導を優先することになる。 校歌とともに、最初に教えるのがあいさつ。「おはようございます」「失礼します」。お辞儀の角度にも気をつける。「つま先より２メートル前を見るんじゃ」と池田。大きな声であいさつするよう指導するが、「校舎の１階だけはボリュームを抑えろや。職員室があって会議も多いけんな」 「
熊本地震：原発報道「公式発表で」…ＮＨＫ会長が指示 | 毎日新聞
識者「独自取材、萎縮させる」 ＮＨＫが熊本地震発生を受けて開いた災害対策本部会議で、本部長を務める籾井勝人（もみい・かつと）会長が「原発については、住民の不安をいたずらにかき立てないよう、公式発表をベースに伝えることを続けてほしい」と指示していたことが２２日、関係者の話で分かった。識者は「事実なら、報道現場に萎縮効果をもたらす発言だ」と指摘している。 会議は２０日朝、ＮＨＫ放送センター（東京都渋谷区）で開かれた。関係者によると、籾井会長は会議の最後に発言。「食料などは地元自治体に配分の力が伴わないなどの問題があったが、自衛隊が入ってきて届くようになってきているので、そうした状況も含めて物資の供給などをきめ細かく報じてもらいたい」とも述べた。出席した理事や局長らから異論は出なかったという。
ミスター不変のスタンス「ファンは神様だ」 熊本地震で傘寿企画変更申し入れ
東京ドームで２２日に行われた巨人－ＤｅＮＡ戦で予定されていた、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督（８０）の傘寿祝いイベントの内容が、本人の意向で変更になった。 来場者にはオレンジもしくはブラックのＴシャツをプレゼント。スタンドに人文字を描く「アランチョ・ネロ」は実施される。だが、当初予定されていた長嶋氏の傘寿をお祝いする人文字を作る企画を変更したのだ。 これは４月１４日に発生した熊本地震を受けた、長嶋氏自身の意向だった。「プロ野球はファンあってのもの。ファンは神様だ」。現役時代、監督、そして終身名誉監督になっても変わらないスタンスだ。 熊本地震の影響で、先ごろには１９日に同地の藤崎台球場で予定していた巨人－中日戦が中止となっている。被災した人たちのことを考えれば、自身の傘寿祝いイベントなどできるワケがないだろう。 ２０１１年に発生した東日本大震災の際に、長嶋氏が取った行動が好例だ。 長嶋氏は０４年
今季最初の月間ＭＶＰはダレだ 特筆すべきは“伯父離れ”がプラスのＧ菅野
セ、パ両リーグは２０日、３、４月度の「日本生命月間ＭＶＰ賞」の候補選手を発表した。 今回の候補選手の中で特筆されるのは、巨人・菅野智之投手（２６）。３勝０敗、完封２、防御率０・８２。文句の付けようのない成績で、チームの絶対的なエースに上り詰めたことを証明している。 「伯父さんと一緒にプレーしたい」と１年間“就職浪人”して２０１３年に巨人入り。原前監督と３年間プレーしたが、どちらも「伯父」「甥っ子」という肉親の間柄を意識しすぎたマイナス面があった。 原監督はナインの手前があり、必要以上に厳しく接した。一方の菅野も気遣いをみせる一面があった。 だが今季は高橋監督が就任したことで、すべてに自然体で伸び伸びとエースらしい投球を披露している。月間ＭＶＰはプロ入り２年目の１４年３、４月度に１回だけ受賞しているが、今季は何回獲得するか。その数字はチームのＶ奪回の成否に直結してくる。 セ打者部門では、中日
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