さて、リトアニア詣でのための予習をしていたときの話です。予習本にはいろいろありますが、なんだかんだいってもふつーの旅行ガイドブックである「地球の歩き方」もひととおりチェックしますし、特によほどのメジャーどころでもないような”バルト三国”とかだとわりと頼りにすることになるわけです。 ところで、うちとこのセンターは創設から30年ですから、例えば地球の歩き方のような毎年更新のガイドブックでも、数年前、十数年前、二十数年前と何冊もの”旧版”が見つかるわけですね。見つかる、というか、捨ててない。捨ててない、というか、一時期捨てられそうになりかけたのを、いやちょっと待て、うちとこの蔵書でいう旅行ガイドブックはそれ自体が研究対象になり得るわけなんだから旧版であろうが捨てるとかあり得ない、というんで後生大事に書庫奥にしまってあるわけです。 で、なんとはなしにそこをブラウジングというかあさってみると、出るわ