就職が決まらなかった学生が、翌年度も就職に有利な「新卒」で就職活動ができるように、卒業要件を満たしても在学させる「希望留年制度」を設ける大学が増えている。あえて単位を落として就職浪人するケースは以前からあったが、大学公認の留年制度の広がりは厳しい就職戦線を映し出している。 青山学院大(東京都渋谷区)は先月末の理事会で、「卒業延期制度」を来年度から導入すると決めた。卒業に必要な単位を取得した学生でも、希望すれば留年が可能で、授業料は基本的に半額。青山学院広報室は「就職活動の継続などの明確な理由がある場合は有用な準備期間としてもらう」と話している。学生を支援しつつ、授業料で経済的負担が重くならないよう配慮した格好だ。東京工芸大(中野区)や湘南工科大(神奈川県藤沢市)も同様の制度を導入する。 99年度から導入した立教大(豊島区)や、02年度からの成蹊大(東京都武蔵野市)のように以前から導入してい
◇ブログと違う、規則設計 ネット関係で「ツイッター」という言葉を聞く機会が増えてきた。数年前の「ブログ」のように、知っている人は盛り上がっているが、知らない人もまだ結構いる感じ。ということで今回はネットの中の新しい時代の風--ツイッターをご紹介したい。 まず現在の新聞紙面での取り上げ方をみてみよう。「ミニブログのツイッター」とか書かれている。ツイッターもブログと同じウェブで個人の文章を公開するためのシステム。1回に140字の「つぶやき」しか発信できないのが特徴だから「ミニブログ」と表現したのだろう。 また、2006年に現Twitter社が開始した特定のコミュニケーション・サービスの名称なので、公平を旨とし一般名詞を使いたい新聞としては「ブログ」としたのかもしれない。ちなみにこのサービス、米国流の無料ユーザー集め先行型。いまだもうけは出ていない。 しかし、この「ミニブログのツイッター」という
結婚詐欺などの容疑で埼玉県警が逮捕した東京都豊島区の無職女(34)の周囲で知人男性の不審死が相次いだが、女と男性らを結びつけたのは、インターネットの婚活(結婚活動)サイトだった。格安費用、相手と容易に知り合えるメール交換--など、善意で使えば手軽な婚活ツール。しかし、悪用されやすい難点もある。ネット利用など、多様化する婚活の現状を追った。【宍戸護、藤田祐子】 「仕事で出会う異性は限られているし、合コンも気後れした」。00年に婚活サイトで知り合った男性と2年後に結婚した京都市の女性(43)は、登録した理由をこう話した。 何度かお見合いをしたがうまくいかず、30歳を過ぎると希望する条件から大きく外れる男性しか紹介されなくなった。婚活サイトでは、10人近い男性とメールを交換して4、5人と会い、夫と知り合った。「最初の自己紹介メールで勤め先や本名を名乗るまじめな男性ばかりで不安は感じなかった」。だ
みなさん、初めまして。「大人の音楽の時間」。講師の広瀬香美です。どうぞよろしくお願いいたします。 みなさん、学生時代を覚えているでしょう。「音楽の時間」って、退屈ではありませんでしたか。そもそも音楽というのは、楽しい事のはずなのに、なぜ、退屈だったのでしょうか。子供のころから、音楽だけが得意だった私でさえ、あの時間は正直、楽しめませんでした。 そんな皆様を楽しい音楽の世界へお連れするのがこのコーナー。一緒に「音楽の勉強」をやり直しませんか。 ◇ さて、記念すべき第1回は、ごあいさつ代わりに、私のデビュー曲「愛があれば大丈夫」の自己分析からスタートします。どんなに迷っても、ないーーても♪、のあの曲です。今すぐ思い出せる方も、そうでない方も読み進める前に、ぜひ一度聞いてみてくださいね。 この曲の発売年は92年、かれこれ16年前になります。ヒット曲は時代の反映ですから、ヒットの秘密を探るため、当
県内のスポーツや文化活動で活躍する中高生らを紹介する記事の取材で、ある私立高校に、取材候補の生徒が地元埼玉の出身者かを尋ねると、「個人情報なのでお答えできません」。詳しい住所まで聞いたわけではない。「保護者に了解をとって、それぐらい教えてもらえませんか」と頼んだが、それすらも断られてしまった。 個人情報保護法が施行されて約4年。個人に関する情報はどんなことでも外部に教えてはいけないという過剰な反応は根強い。最近、宇宙飛行士の若田光一さんが、宇宙に持ち込んだ小中学生ら約10万人分の写真データが、「個人情報保護のため」と顔を画像処理されて物議を醸した。 社会は個人の集合体。個人情報保護は大切だが、そのためにあまりに風通しが悪くなっては、人と人とのつながりが希薄になってしまうのではないか。【飼手勇介】
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